DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

改造期?(意見番)

2004年12月18日 12時42分25秒 | ボクシングネタ、その他雑談
今年に入りWBOライト級を獲得、2階級制覇に成功。8月の初防衛戦ではディエゴ コラレス(米)に逆転TKO、ポイントではリードしていながらも10ラウンドギブアップ負け。そして先週末、アルゼンチンのタビ サウセドに9ラウンド、ダウンを奪い大差判定勝利。
今年の「ブラジリアン ボンバー」ことアセリーノ フレイタスには色々な事が起った。まあ、格下相手、判定勝利とはいえ今年最後の1戦を勝利で飾ったので良しとしよう。
現在フレイタスが直面しているのは自身のスタイル改造期間中という事ではないだろうか?
以前は速攻型、ゴングと共にKOを狙う。しかしカサマヨール戦以降、オールラウンダーへの方向転換を計っているのだと思う。かつてナジーム ハメドに就いたトレーナーを陣営に加え、いい意味での変則的面も出てきたと思う。減量苦からも開放され、スタミナがつき以前のスピードも維持していると思う。
マルコ アントニオ バレラが以前同じような時期を経験している。ジュニア ジョーンズに連敗後、パンチャーからオールラウンダーに移行するのに数年掛かった。
問題はフレイタスに、キャリア第2のピークが訪れるかだ。
フレイタスは評価している選手である。IBFライト級王座挑戦が4月に内定。自分のスタイルの方向性を見出し、王座返り咲き、コラレスへの雪辱を願う。KOアーティストが以前の輝きを1試合で取り戻す可能性は十二分にあると思う。
それまでに少しは精神的に強くならんと如何が。
コメント (1)
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