先週末2日土曜日、パナマで行われた試合結果です。
WBAフライ級戦:
挑戦者ハーマン マルケス(メキシコ)TKO11回開始 ルイス コンセプシオン(パナマ)
*試合はコンセプシオンの負傷のため、11回開始早々にレフェリーストップ。マルケスが敵地で番狂わせを演じています。
計4度のダウンが見られたこの試合。試合内容も大激戦そのものでした。まず攻勢に出たのが王者。いつも通り相手を飲み込むように初回早々にダウンを奪っています。しかし同じ回、マルケスがサウスポーからの左ストレートをストンと合わせお返しのダウン。この回ですでにコンセプシオンの防御の悪さが眼につくようになります。
続く2回、マルケスは左ストレートに続き右フックを合わせ始めます。試合全体を通じて眼についたことなのですが、パナマ人が少々むきに打ち合いにいき、不用意なダメージを重ねていくことになります。
この試合、3度目のダウンは3回に起きます。マルケスが左アッパーから右フックを返しコンセプシオンを倒します。その後の挑戦者の追撃も凄く、レフェリーによってはこの回で試合を止めていたでしょう。ダウンは1度でしたが、私(Corleone)は10対7でマルケスにこのラウンドを与えています。
マルケスは攻撃の的をボディーにも広げています。5回にはボディー攻撃でコンセプシオンの動きを止めています。コンセプシオンも必死に打ち返すのですが、前半のダメージを引きずっているため足に力が入らない状態。逆にマルケスはガードを固めながら上体を振り、回を重ねるごとに調子をあげ、ポイントを広げていきました。
4度目のダウンは10回。意地になって前に出てきたコンセプシオンに右アッパーを当てダウンを追加。結局はこれが駄目押しとなっています。
私の10回終了時までの採点は98対89で挑戦者。コンセプシオンのパンチ力を考えると逆転の可能性も無くは無いと思いますが、非常に少ないものだったでしょう。
意外な形で王座と決別したコンセプシオン。4度目の王座の防衛に失敗しています。2度目の世界挑戦で王座奪取を果たしたマルケス。日本での防衛戦もあるかもしれません。
凄い試合でした。
WBAフライ級戦:
挑戦者ハーマン マルケス(メキシコ)TKO11回開始 ルイス コンセプシオン(パナマ)
*試合はコンセプシオンの負傷のため、11回開始早々にレフェリーストップ。マルケスが敵地で番狂わせを演じています。
計4度のダウンが見られたこの試合。試合内容も大激戦そのものでした。まず攻勢に出たのが王者。いつも通り相手を飲み込むように初回早々にダウンを奪っています。しかし同じ回、マルケスがサウスポーからの左ストレートをストンと合わせお返しのダウン。この回ですでにコンセプシオンの防御の悪さが眼につくようになります。
続く2回、マルケスは左ストレートに続き右フックを合わせ始めます。試合全体を通じて眼についたことなのですが、パナマ人が少々むきに打ち合いにいき、不用意なダメージを重ねていくことになります。
この試合、3度目のダウンは3回に起きます。マルケスが左アッパーから右フックを返しコンセプシオンを倒します。その後の挑戦者の追撃も凄く、レフェリーによってはこの回で試合を止めていたでしょう。ダウンは1度でしたが、私(Corleone)は10対7でマルケスにこのラウンドを与えています。
マルケスは攻撃の的をボディーにも広げています。5回にはボディー攻撃でコンセプシオンの動きを止めています。コンセプシオンも必死に打ち返すのですが、前半のダメージを引きずっているため足に力が入らない状態。逆にマルケスはガードを固めながら上体を振り、回を重ねるごとに調子をあげ、ポイントを広げていきました。
4度目のダウンは10回。意地になって前に出てきたコンセプシオンに右アッパーを当てダウンを追加。結局はこれが駄目押しとなっています。
私の10回終了時までの採点は98対89で挑戦者。コンセプシオンのパンチ力を考えると逆転の可能性も無くは無いと思いますが、非常に少ないものだったでしょう。
意外な形で王座と決別したコンセプシオン。4度目の王座の防衛に失敗しています。2度目の世界挑戦で王座奪取を果たしたマルケス。日本での防衛戦もあるかもしれません。
凄い試合でした。