先週末16日土曜日、プエルトリコで行われた試合結果です。
WBOフェザー級戦:
挑戦者オーランド ソリド(メキシコ)TKO8回1分39秒 王者ファン マヌエル ロペス(プエルトリコ)
*前王者となるロペスの地元で行われた一戦。試合前の予想を覆す結果となっています。
実力的には戦力が拮抗していた両雄ですが、新王者誕生と聞いたときには少々驚きました。また試合観戦後にも別の驚きがありました。
試合は常にソリドがプレッシャーをかけ、それをロペスがアウトボクシングで迎え撃つというもの。回が進むにつれ、ソリドのパンチのあたる回数が増えていきました。それらのパンチは軽打でなく、一発一発がダメージング・ブローとなる右ストレート。
以前から気になっていたのですが、ロペスの体は常に硬直状態。これではパンチによるダメージは重なっていくのみです。逆にソリド、高度なディフェンス技術に加え、体に柔軟性がありました。
ソリドは5回にこの試合唯一となるダウンを奪っています。右アッパー(はずれ)、左フック、そして右フックのコンビネーション。もしこのダウンがラウンドの終盤でなかったら、この回で試合が終わっていたかもしれません。
続く6回。ダウンはなくともソリドに10対8にしていいようなラウンドでした。最終回となった8回、ここでもロペスはソリドのパンチを浴び続けています。
7回終了時までの採点は3人のジャッジとも66対66のイーブン。私(Corleone)は68対63でソリド支持していただけに、意外に思いました。
昨年9月、善戦むなしくユリオキス ガンボア(キューバ)に完敗しているソリド。見事な再起戦+王座奪回劇を演じたことになります。試合前、そのガンボアとの頂上決戦が望まれていたロペス。プロ31戦目で初の黒星を喫しています。
WBOフェザー級戦:
挑戦者オーランド ソリド(メキシコ)TKO8回1分39秒 王者ファン マヌエル ロペス(プエルトリコ)
*前王者となるロペスの地元で行われた一戦。試合前の予想を覆す結果となっています。
実力的には戦力が拮抗していた両雄ですが、新王者誕生と聞いたときには少々驚きました。また試合観戦後にも別の驚きがありました。
試合は常にソリドがプレッシャーをかけ、それをロペスがアウトボクシングで迎え撃つというもの。回が進むにつれ、ソリドのパンチのあたる回数が増えていきました。それらのパンチは軽打でなく、一発一発がダメージング・ブローとなる右ストレート。
以前から気になっていたのですが、ロペスの体は常に硬直状態。これではパンチによるダメージは重なっていくのみです。逆にソリド、高度なディフェンス技術に加え、体に柔軟性がありました。
ソリドは5回にこの試合唯一となるダウンを奪っています。右アッパー(はずれ)、左フック、そして右フックのコンビネーション。もしこのダウンがラウンドの終盤でなかったら、この回で試合が終わっていたかもしれません。
続く6回。ダウンはなくともソリドに10対8にしていいようなラウンドでした。最終回となった8回、ここでもロペスはソリドのパンチを浴び続けています。
7回終了時までの採点は3人のジャッジとも66対66のイーブン。私(Corleone)は68対63でソリド支持していただけに、意外に思いました。
昨年9月、善戦むなしくユリオキス ガンボア(キューバ)に完敗しているソリド。見事な再起戦+王座奪回劇を演じたことになります。試合前、そのガンボアとの頂上決戦が望まれていたロペス。プロ31戦目で初の黒星を喫しています。