今月16日、米国コネチカット州で行われた試合結果です。
WBCウェルター級戦:
挑戦者ビクトル オルティス 判定3対0(115-110、114-112、114-111)王者アンドレ バート(共に米)
*この一戦、まさに激闘でした。両者合わせて4度のダウンがありました。2年前の6月に、先日WBAスーパーライト級の暫定王座に返り咲いたばかりのマルコス マイダナ(亜)とど派手な倒し合いを演じたオルティス。今回の試合もそれに引けをとらない一戦でした。
まずはオルティス、先制攻撃が大成功。初回に左右左の連打でダウンを奪っています。続く2回、今度はバートが右をきれいに合わせお返しのダウンを奪い返しています。このダウンによるダメージはそれほどないように見えました。
6回は両者がダウンを奪う/喫するという凄いラウンドでした。まずバートが再び右を合わせてダウンを奪っています。このパンチによるダメージとその後のバートの攻勢は凄まじいものがありました。レフェリーによってはこの回で試合を止めていたでしょう。しかしこの回終了直前、今度はオルティスが右を合わせダウンを奪い返しています。この回はまるで、1月に行われたWBAスーパーバンタム級戦、下田対李戦の3ラウンドの再現のようでした。
ダウン以外の回は、オルティスのペースで進んでいました。私(Corleone)の採点は114対111でオルティスを支持しています。
常に全力でパンチを振っていたオルティス。それをフルラウンド続けたのですから、その驚異的なスタミナ(肉体的+精神的)は賞賛されるべきでしょう。オルティスはこの試合が初のウェルター級リミットいっぱいで臨んだ一戦です。しかし体格は前王者を凌いでいました。
常に弱気の表情をチラつかせていたバート。世界王者はどんなに苦しくてもすべきでない表情でした。
24歳になったばかりの新王者オルティス。同じメキシコ系アメリカ人のオスカー デラホーヤの後継者筆頭として期待が集まってきました。今後の活躍が非常に楽しみです。
WBCウェルター級戦:
挑戦者ビクトル オルティス 判定3対0(115-110、114-112、114-111)王者アンドレ バート(共に米)
*この一戦、まさに激闘でした。両者合わせて4度のダウンがありました。2年前の6月に、先日WBAスーパーライト級の暫定王座に返り咲いたばかりのマルコス マイダナ(亜)とど派手な倒し合いを演じたオルティス。今回の試合もそれに引けをとらない一戦でした。
まずはオルティス、先制攻撃が大成功。初回に左右左の連打でダウンを奪っています。続く2回、今度はバートが右をきれいに合わせお返しのダウンを奪い返しています。このダウンによるダメージはそれほどないように見えました。
6回は両者がダウンを奪う/喫するという凄いラウンドでした。まずバートが再び右を合わせてダウンを奪っています。このパンチによるダメージとその後のバートの攻勢は凄まじいものがありました。レフェリーによってはこの回で試合を止めていたでしょう。しかしこの回終了直前、今度はオルティスが右を合わせダウンを奪い返しています。この回はまるで、1月に行われたWBAスーパーバンタム級戦、下田対李戦の3ラウンドの再現のようでした。
ダウン以外の回は、オルティスのペースで進んでいました。私(Corleone)の採点は114対111でオルティスを支持しています。
常に全力でパンチを振っていたオルティス。それをフルラウンド続けたのですから、その驚異的なスタミナ(肉体的+精神的)は賞賛されるべきでしょう。オルティスはこの試合が初のウェルター級リミットいっぱいで臨んだ一戦です。しかし体格は前王者を凌いでいました。
常に弱気の表情をチラつかせていたバート。世界王者はどんなに苦しくてもすべきでない表情でした。
24歳になったばかりの新王者オルティス。同じメキシコ系アメリカ人のオスカー デラホーヤの後継者筆頭として期待が集まってきました。今後の活躍が非常に楽しみです。