DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

不気味なロレト、広島のリングに登場(色々:05‐01‐16)

2016年05月01日 00時17分18秒 | 世界ボクシング
最近(2016年5月1日ごろ)のニュースです。

1)軽量級の不気味な存在レイ ロレト(比)が先日24日・日曜日、広島のリングに登場。日本ライトフライ級4位の板垣 幸司(広島三栄)に4回TKO勝利を収めています。今回が2012年11月以来2度目の日本での試合となったロレト。2012年の試合では、大阪のリングで角谷 淳志(金沢)と8回戦で対戦し、その時は判定負けを喫しています。その後ロレトはタイのリングでPABAライトフライ級の暫定王座を、モナコの地でIBO同級王座を獲得しています。

戦績を22勝(14KO)13敗に伸ばしているロレト。これだけのキャリアを有しながらまだ25歳。こういう選手には是非、世界のメジャー王座を獲得して貰いたいものです。

2)日本では国内中堅ランカーに位置するコブラ 諏訪(ピューマ渡久口)。昨年7月からタイを本拠地として戦っています。先日24日に同地で3戦目の試合を行ったコブラ。ラーチャシー シットサイトーン(タイ)というこれまでの戦績が6勝(5KO)2敗の選手と対戦し、5回TKO勝利を収めています。この勝利によりコブラは、空位だったABC(ABCO?)スーパーウェルター級王座獲得に成功。コブラはこれまでに、同級のPABA王座を昨年師走に、そしてABCのシルバー王座を獲得してきています。今後は今回獲得した王座の防衛戦を中心に行っていくそうですが、将来的には日本国内王座や、OPBF(東洋太平洋)王座の奪取も目指してほしいですね。

3)先週22日に前日本スーパーフライ級王者戸部 洋平(三迫)が南アフリカのリングに登場。空位だったWBAインターコンチネンタル王座をルズコ シヨ(南ア)と争い7回KO勝利。自身2つ目の王座獲得に成功しています。

4)南アフリカのリングには溜田 剛士(ヨネクラ)も登場。元WBAフェザー級王者シンピウェ ベチェカ(南ア)と無冠戦10回戦で対戦しましたが、残念ながら判定負けを喫しています。現在日本国内フェザー級の11位にランキングされている溜田。今回が初の10回戦出場でした。ちなみにベチェカは2013年に大飛躍した選手。その年の4月にIBOフェザー級王座をダウド ヨルダン(インドネシア)から、そして師走にはクリス ジョン(インドネシア)からWBA王座を強奪した選手です。ベチェカの世界初挑戦は2007年の5月までさかのぼり、当時のWBCバンタム級王者長谷川 穂積(真正。千里馬神戸だったかな?)に中差の判定負けを喫しています。

5)今年2月に同国人スコット キッグ(英)を破りWBA王座を吸収したIBFスーパーバンタム級王者のカール フランプトン。そのWBA王座は既に剥奪され、IBF王座は返上した模様。フランプトンの次戦は7月30日、米国・ニューヨーク州になる模様。その試合でフランプトンはWBAフェザー級のスーパー王者レオ サンタ クルス(メキシコ)に挑戦します。

6)その一週間前の23日、米国・ネバダ州でスーパーライト級での王座統一戦が予定されています。この統一戦で対戦するのはWBC王者のビクトル ポストル(ウクライナ)とWBO王者のテレンス クロフォード(米)。この対戦カード自体は非常に素晴らしいとは思いますが、世界王座統一戦が妙に容易に行われるようになってきた感がありますね。

7)ホルへ リナレス(ベネズエラ/帝拳)が怪我のために長期離脱が予定されるWBCライト級戦線。と言ってもリナレスは昨年10月に防衛戦を、そして5月末に敵地で指名防衛戦を行ってはいるのですが。何はともあれ来月11日、デシャン ツラティカニン(モンテネグロ)とエミリアノ マルシリ(伊)の間で暫定王座決定戦が行われる予定です。
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