先週末28日・土曜日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBCライト級戦:
挑戦者ミゲル アンヘル ガルシア(米)TKO3回2分21秒 王者デシャン ツラティカニン(モンテネグロ)
*元スーパースター候補生で、昨年夏に2年半ぶりに実戦を行ったマイキー ガルシアと、かなり過大評価されていたツラティカニンの一戦。元々実力差があった者同士の対戦でしたが、挑戦者がブランク明け2戦目ということで、もう少し接戦になるかと思っていましたが、どうしてどうして。挑戦者が素晴らしいパフォーマンスを見せつけ王者を完全にKO。WBOフェザー級、同スーパーフェザー級王座に続いての3階級制覇達成に成功しています。
ガルシアが最後に放った右アッパーを交えたコンビネーションは見事なもの。しかしガルシアがサウスポーの王者を左ジャブでコントロールし通した技術には驚かされました。右構えの選手からすれば、左構えの選手に対し左パンチが一番距離が近く当てやすいように思われがちです。しかしこの試合のガルシアほど、それを見事にやってのけるという事はそうお目にかかれません。
左リードでツラティカニンをたやすくコントロール。相手が放ったパンチの後に、これまた左でカウンター。時にはボディーで相手にダメージを深めていきました。そしてその見事な左に合わせて右のダメージング・ブローを追加していく。まさしく教科書にしたいボクシングで終始対戦相手を圧倒してしまいました。
ガルシアにはWBA王者のホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳)や、WBC/WBOスーパーライト級王者テレンス クロフォード(米)、WBOスーパーフェザー級王者ワシロ ロマチェンコ(ウクライナ)というそうそうたる強豪との対戦話が出ています。ガルシアはそれらの選手との対戦に値する実力者。しかし今回がリング復帰第2戦目なだけに、もう少し調整試合も見てみたい気がします。
WBAフェザー級戦(スーパー王座):
挑戦者レオ サンタ クルス(メキシコ)判定2対0(115-113x2、114-114)王者カール フランプトン(英)
*前回、昨年7月の対戦時も2対0の判定決着。その時は英国人が勝利を収めています。今回の再戦でも前回同様競った試合内容に。しかし今度はメキシカンが若干上回り、王座返り咲きに成功すると共に、ライバルに雪辱を果たしています。
WBCライト級戦:
挑戦者ミゲル アンヘル ガルシア(米)TKO3回2分21秒 王者デシャン ツラティカニン(モンテネグロ)
*元スーパースター候補生で、昨年夏に2年半ぶりに実戦を行ったマイキー ガルシアと、かなり過大評価されていたツラティカニンの一戦。元々実力差があった者同士の対戦でしたが、挑戦者がブランク明け2戦目ということで、もう少し接戦になるかと思っていましたが、どうしてどうして。挑戦者が素晴らしいパフォーマンスを見せつけ王者を完全にKO。WBOフェザー級、同スーパーフェザー級王座に続いての3階級制覇達成に成功しています。
ガルシアが最後に放った右アッパーを交えたコンビネーションは見事なもの。しかしガルシアがサウスポーの王者を左ジャブでコントロールし通した技術には驚かされました。右構えの選手からすれば、左構えの選手に対し左パンチが一番距離が近く当てやすいように思われがちです。しかしこの試合のガルシアほど、それを見事にやってのけるという事はそうお目にかかれません。
左リードでツラティカニンをたやすくコントロール。相手が放ったパンチの後に、これまた左でカウンター。時にはボディーで相手にダメージを深めていきました。そしてその見事な左に合わせて右のダメージング・ブローを追加していく。まさしく教科書にしたいボクシングで終始対戦相手を圧倒してしまいました。
ガルシアにはWBA王者のホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳)や、WBC/WBOスーパーライト級王者テレンス クロフォード(米)、WBOスーパーフェザー級王者ワシロ ロマチェンコ(ウクライナ)というそうそうたる強豪との対戦話が出ています。ガルシアはそれらの選手との対戦に値する実力者。しかし今回がリング復帰第2戦目なだけに、もう少し調整試合も見てみたい気がします。
WBAフェザー級戦(スーパー王座):
挑戦者レオ サンタ クルス(メキシコ)判定2対0(115-113x2、114-114)王者カール フランプトン(英)
*前回、昨年7月の対戦時も2対0の判定決着。その時は英国人が勝利を収めています。今回の再戦でも前回同様競った試合内容に。しかし今度はメキシカンが若干上回り、王座返り咲きに成功すると共に、ライバルに雪辱を果たしています。