DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

リーゼント、日本王座を奪取(日本スーパーバンタム級)

2018年08月01日 00時02分46秒 | 日本ボクシング
先月27日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーバンタム級戦:
挑戦者和氣 慎吾(FLARE山上)TKO10回36秒 王者久我 勇作(ワタナベ)

*強打の久我とスピードの和氣の対戦。実力者同士の対戦だっただけに、日本王座戦ながらも試合前から非常な注目を集めていた一戦でした。

試合の方は世界挑戦への経験を持つ和氣が予想以上に試合をリード。2回にダウンを奪うと、そのペースは落ちることなく終盤戦へ。久我も最後の最後まで逆転を目指し前に出ますが、この日は和氣のスピードが最後まで大きく上回っていました。

強豪を最終回にストップしたリーゼント。2016年夏以来の世界挑戦に向け、大きく前進しています。


和氣が再挑戦を目指しているスーパーバンタム級王者の面々は次のようになります(2018年8月1日付け)。

WBA(唯一):ダニエル ローマン(米/防衛回数2)
WBC:レイ バルガス(メキシコ/3)
IBF:岩佐 亮佑(セレス/1)
WBO:アイザック ドビ(ガーナ/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
日本:和氣

*岩佐は今月16日、TJ ドヘニー(アイルランド/豪)を迎えて2度目の防衛戦を行います。そして前OPBF王者となる大竹 秀典(金子)が25日、ドビの持つWBO王座に挑戦。日本でもお馴染みのローマンは、10月20日に以前バルガスとWBC王座を争ったギャビン マクドネル(英)との防衛戦に臨みます。相性からすると、和氣にとってローマンが一番与しやすいでしょう。同じスピード型の岩佐も、サウスポーがあまり得意でないだけに、和氣からすればチャンスがありそう。世界王者以外には、亀田 和毅(協栄)という強敵が国内にいます。和氣の次戦、世界王座挑戦でなくとも、面白いカードが待っているでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする