先週17日・金曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
スーパーフライ級10回戦:
八重樫 東(大橋)TKO7回2分55秒 向井 寛史(六島)
*無冠戦ながらも試合前から注目度が非常に高かった一戦。それもその筈。八重樫は世界3階級制覇を達成してきた激戦王で、対する向井は2度の世界挑戦を経験してきたこちらも実力者。何のベルトも争われませんでしたが、世界挑戦を賭けた一戦といっても過言ではなかったでしょう。
一戦一戦に進退を賭ける八重樫が攻め、それを向井が必至で跳ね返す展開が続き、後楽園ホールの観衆は大満足。最終的には八重樫が勝利を収めることが出来ましたが、敗れた向井も大いに株を上げたのではないでしょうか。
年内にもスーパーフライ級で日本人初の世界4階級制覇達成を目論む八重樫陣営。現在(2018年8月21日)のスーパーフライ級の王者の面々は次のようになります。
WBA:カリ ヤファイ(英/防衛回数3)
WBC:シーサケット ソー ルンビサイ(タイ/2)
IBF:ジェルウィン アンカハス(比/5)
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):アンドリュー マロニー(豪/0)
日本:奥本 貴之(グリーンツダ/0)
*現在空位のWBO王座は、来月8日にドニー ニエテスとアストン パリクテの比国勢によって争われます。その興行ではこれまでに3階級制覇を達成してきた八重樫のライバル、井岡 一翔が登場。強豪マクウィリアム アローヨ(プエルトリコ)と対戦します。同じ日に豪州では、OPBF王者のマロニーが前WBA王者ルイス コンセプシオン(パナマ)を相手に以前から保持しているWBAオセアニア王座の防衛戦を予定。これは中々の注目カードと言っていいでしょう。現在の同級をリードするシーサケットは10月6日、イラン ディアス(メキシコ)と防衛戦。
八重樫がどのタイミングで誰にどの王座に挑戦するのでしょうか。来月ニエテスと一翔が勝利すれば、両者が拳を交えることになるでしょうし、シーサケットは秋に防衛戦。アンカハスも同時期に米国で防衛戦を行うとの噂があります。相性的にヤファイは避けたほうがよさそう。ただ、今回の向井戦でのダメージからの回復を考えると、八重樫の同級での世界挑戦は、来春まで伸びるかもしれませんね。
OPBF(東洋太平洋)フェザー級戦:
王者清水 聡(大橋)TKO4回2分45秒 挑戦者河村 真吾(堺東ミツキ)
*初回だけですが、挑戦者が見せてくれました。そのおかげでこの試合も上記の試合同様に好試合となりました。最終的には力の差を見せつけて保持する王座の3度目の防衛に成功した清水。全勝全KO記録も7に伸ばしています。ロンドン五輪銅メダリストにそろそろ世界の声が掛かるのではないでしょうか。
スーパーフライ級10回戦:
八重樫 東(大橋)TKO7回2分55秒 向井 寛史(六島)
*無冠戦ながらも試合前から注目度が非常に高かった一戦。それもその筈。八重樫は世界3階級制覇を達成してきた激戦王で、対する向井は2度の世界挑戦を経験してきたこちらも実力者。何のベルトも争われませんでしたが、世界挑戦を賭けた一戦といっても過言ではなかったでしょう。
一戦一戦に進退を賭ける八重樫が攻め、それを向井が必至で跳ね返す展開が続き、後楽園ホールの観衆は大満足。最終的には八重樫が勝利を収めることが出来ましたが、敗れた向井も大いに株を上げたのではないでしょうか。
年内にもスーパーフライ級で日本人初の世界4階級制覇達成を目論む八重樫陣営。現在(2018年8月21日)のスーパーフライ級の王者の面々は次のようになります。
WBA:カリ ヤファイ(英/防衛回数3)
WBC:シーサケット ソー ルンビサイ(タイ/2)
IBF:ジェルウィン アンカハス(比/5)
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):アンドリュー マロニー(豪/0)
日本:奥本 貴之(グリーンツダ/0)
*現在空位のWBO王座は、来月8日にドニー ニエテスとアストン パリクテの比国勢によって争われます。その興行ではこれまでに3階級制覇を達成してきた八重樫のライバル、井岡 一翔が登場。強豪マクウィリアム アローヨ(プエルトリコ)と対戦します。同じ日に豪州では、OPBF王者のマロニーが前WBA王者ルイス コンセプシオン(パナマ)を相手に以前から保持しているWBAオセアニア王座の防衛戦を予定。これは中々の注目カードと言っていいでしょう。現在の同級をリードするシーサケットは10月6日、イラン ディアス(メキシコ)と防衛戦。
八重樫がどのタイミングで誰にどの王座に挑戦するのでしょうか。来月ニエテスと一翔が勝利すれば、両者が拳を交えることになるでしょうし、シーサケットは秋に防衛戦。アンカハスも同時期に米国で防衛戦を行うとの噂があります。相性的にヤファイは避けたほうがよさそう。ただ、今回の向井戦でのダメージからの回復を考えると、八重樫の同級での世界挑戦は、来春まで伸びるかもしれませんね。
OPBF(東洋太平洋)フェザー級戦:
王者清水 聡(大橋)TKO4回2分45秒 挑戦者河村 真吾(堺東ミツキ)
*初回だけですが、挑戦者が見せてくれました。そのおかげでこの試合も上記の試合同様に好試合となりました。最終的には力の差を見せつけて保持する王座の3度目の防衛に成功した清水。全勝全KO記録も7に伸ばしています。ロンドン五輪銅メダリストにそろそろ世界の声が掛かるのではないでしょうか。