DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

WBAヘビー級王座の現状(色々:10‐22‐18)

2018年10月22日 00時29分04秒 | 世界ボクシング
最近(2018年10月22日ごろ)のニュースです。

1)いまだに複数の世界王者が君臨しているWBAヘビー級。現在の状況は次のようになります。スーパー王者はご存知の通り英国のアンソニー ジョシュア。先月、WBA、そしてWBOの指名挑戦者だったアレクサンデル ポベトキン(露)に7回TKO勝利を収め、WBA、WBOそしてIBFの3つの王座の防衛に成功しています。ジョシュアがWBA世界ヘビー級王者である事に異論を唱える人はいないでしょう。そのジョシュア、来年4月13日に英国で試合を予定しています。

2)本来なら先月末、フレス オケンド(プエルトリコ)との防衛戦を予定していたレギュラー王座保持者のマヌエル チャー(独)。しかし試合開催1週間前にドーピング検査に引っかかり、その試合は当然の如く中止に。現在までにWBAがチャーの王座を剥奪したという情報は入っていません。

3)この夏(8月)、なぜだか公認されたWBAヘビー級暫定王座決定戦。トレバー ブライアン(米)が4回TKO勝利を収め、その王座を手中に納めています。

4)2014年7月に、当時のWBAヘビー級王者ルスラン チャガエフ(ウズベキスタン)に議論を呼ぶ僅差の判定負けを喫した後、何度も試合出場が決定し、その度に中止という憂き目にあってきたオケンド。WBA戦出場はさておき、無冠戦でもいいので試合をさせてあげたいですね。

5)現在のWBAヘビー級のランキングを上から並べてみると、最上位がスーパー王者のジョシュア、次がチャーになりますが、これは近いうちに空位になるでしょう。3番手が暫定王者(ランキングでは1位とも明記されています)のブライアン。オケンドは5番手、世界ランキング3位になります。ブライアンとオケンドの間には22戦全勝(19KO)のジャーレル ミラー(米)が君臨中。噂では師走に、このミラーとブライアン、またはオケンドの間で、「空位」のWBAレギュラー王座を争うという話があります。その試合には是非、オケンドが出場して貰いたいです。

6)最後はWBAヘビー級以外の話題になります。

WBAライトヘビー級王者のドミトリー ビボル(キルギスタン)が来月24日、米国・ニュージャージー州のリングで元WBC同級王者ジャン パスカル(カナダ)を相手に、保持する王座の6度目の防衛戦を行います。
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