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今年もやってるやってる~

「Best I faced」:レノックス ルイス(05‐11‐20)

2020年05月11日 14時43分28秒 | ボクシングネタ、その他雑談

米国のリング誌が不定期的に行っている「Best I faced」というコーナーがあります。これまで自分が対戦した相手で誰が一番強かったか、というインタビュー形式のものです。

イベンダー ホリフィールド(米)のものを掲載させていただきました。今回はホリフィールドと2度拳を交えたレノックス ルイス(英)となります。この記事は2015年9月のものになります。

 

さあルイスは、誰をそれぞれの分野のベストと挙げているのでしょうか。

ジャブの名手(Best Jab):
ドノバン ラドック(カナダ)。1992年にWBCの挑戦者決定戦で対戦。ルイスはライバルを2回で退けましたが、それでもジャブに関してはこのラドックのものが一番優れていたそうです。

防御の技術(Best Defence):
ホリフィールド(米)。1999年に2度対戦し、ルイスからみて1勝1引き分け。ブロッキングを含め、ホリフィールドの防御技術は非常に高く、それを崩すのは至難の業だったと言っています。

頑丈なアゴ(Best Chin):
オリバー マッコール(米)。1994年の対戦した時は、一発でルイスがKOされました。ルイスは2年半後に借りを返しています。マイク タイソン(米)のスパーリングパートナーとして鍛えられたマッコールのアゴは、とんでもなく頑丈だったようです。

パンチのスピード(Fastest Hands):
シャノン ブリッグス(米)。意外ですね。ルイス曰く、「対戦してみなければ分からない事」だそうです。1998年3月に対戦し、両者がグラつくドタバタの試合を演じた後のWBO王者。ルイスはまた、ブリッグスをBest Puncherだったと評しています。

足の速さ(Fastest Feet):
ゼリコ マフロビッチ(クロアチア)。ブリックス戦の後、WBCの指名戦で対戦。試合開始のゴングから、逃げモードだったと揶揄しています。 

賢さ(Smartest):
ビタリ クリチコ(ウクライナ)。2003年6月に、自身の最終戦で対戦。WBC王者としてルイスの後継者になったビタリは、妙な技術があったそうです。

強さ(Strongest):
ハシム ラクマン(米)。2001年4月に、南アフリカでルイスをKO。ルイス曰く、ラクマンは「ラッキーパンチ」で勝利を収めた、ようです。

パンチ力(Best Puncher):
ブリッグス。ルイスがKOされたマッコールやラクマンではなく、ブリッグスだそうです。

技術者(Best Skills):
ホリフィールド(米)。1999年に2度対戦。戦績はルイスから見て1勝1引き分け。ホリフィールドの技術には、頭突きとい第3のパンチも含まれます。

総合(Overall):
躊躇することなくホリフィールドを挙げています。

*全盛期のマイク タイソンや、後に一時代を築いたビタリの弟ウラジミールとの対戦も見てみたかったですね。。

コメント
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