先週末24日・土曜日、大阪府エディオンアリーナ大阪・第1競技場で行われた試合結果です。
WBCライトフライ級戦:
王者寺地 拳四郎(BMB)判定3対0(119-108、118-109x2)挑戦者久田 哲也(ハラダ)
*25日に3度目の緊急事態宣言が発動された大阪府。その前日24日に行われたこの試合。まずは興行自体が予定通り行われ、無事に終了したことにホッとしています。
本来なら昨年師走に行われる筈だったこの一戦。王者寺地の不祥事のため、この日まで延期となっていました。
苦労人久田も、最後まであきらめずにベルト獲得を目指しましたが、王者との実力差を埋める事は出来ず。寺地は初回にダウンを奪うなどして、終始試合をコントロール。大差判定勝利を収めると同時に、保持する王座の8度目の防衛に成功しました。
昨年2020年に日本国内で行われた初の世界戦は、11月6日、後楽園ホールで決行されたWBOフライ級王座決定戦中谷 潤人(MT)対 ジャーメル マグラモ(比)でした。11月と言えば秋の真っただ中ですよね。今回行われたWBCライトフライ級戦は、今年2021年に日本国内で行われた初の世界戦です。昨年より半年も早く行われた事になります。まだまだコロナウィルスは終息していませんが、それへの対応は着実に進歩しているようです。
二桁防衛に近づいてきた寺地。2021年4月27日現在の寺地を含めたライトフライ級タイトル保持者を確認しておきましょう。
WBA(スーパー):京口 紘人(ワタナベ/防衛回数3)
WBA(レギュラー):カルロス カニザレス(ベネズエラ/2)
WBA(暫定):ダニエル マテロン(キューバ/0)
WBC:寺地 拳四郎(BMB/8)
IBF:フェリックス アルバラード(ニカラグア/2)
WBO:エルウィン ソト(メキシコ/2)
OPBF(東洋太平洋):堀川 謙一(三迫/0)
WBOアジア太平洋:加納 陸(大成/0)
日本:矢吹 正道(緑/0)