先週末10日・土曜日、米国・オクラホマ州で行われた試合結果です。
WBOライトヘビー級戦(王座決定戦):
ジョー スミス(米)判定2対0(115-112、115-113、114-114)マキシム ウラゾフ(露)
*2016年に伝説のバーナード ホプキンス(米)に引導を渡したスミス。2年前にはドミトリー ビボル(キルギスタン)に挑戦するも大差の判定負けで王座奪取ならず。その後、エレイデル アルバレス(コロンビア)やジェシー ハート(米)等強豪に競り勝ち、今回の2度目のチャンスをゲットしています。
スミス有利とされていた一戦ですが、クルーザー級から降りてきた実戦派ウラゾフが大いに米国人を苦しめる事に。初回に左目上をカットしてしまったスミスは、その傷に悩まされ続けられるというハンディも負ってしまいました。最終的には有効打で若干上回った米国人が僅差の判定勝利。スミスが自身30戦目ちょうどにして念願の世界王座獲得に成功しました。
注目株スミスが世界王者の一員に加わったライトヘビー級。彼が君臨している同級の2021年4月12日現在王者たちの顔ぶれは下記のようになります。
WBA(スーパー):ドミトリー ビボル(キルギスタン/防衛回数8)
WBA(レギュラー):ジャン パスカル(カナダ/1)
WBA(暫定):ロビン クラスニキ(独/0)
WBC:アルツロ ベテルビエフ(露/1)
IBF:アルツロ ベテルビエフ(露/4)
WBO:ジョー スミス(米/0)
OPBF(東洋太平洋):レーガン デサイクス(豪/0)
WBOアジア太平洋:ガサン ガサノフ(露/0)