DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

井上、八重樫が共に判定防衛(WBOスーパーフライ級他)

2016年05月17日 00時51分54秒 | 世界ボクシング
今月8日、有明コロシアムで行われた試合結果です。
WBOスーパーフライ級戦:
王者井上 尚弥(大橋)判定3対0(118-109x2、116-111)挑戦者ダビド カルモナ(メキシコ)

*結果は井上の予想通りの圧勝。井上の判定勝利は、2013年8月にプロ4戦目で日本ライトフライ級王座を獲得して以来のものとなりました。その時に対戦したのは現在2階級下のWBA王座を保持している田口 良一(ワタナベ)。ある意味その試合以降、田口が一つ上のレベルのボクサーになったと言っていいのではないでしょうか。

試合後、両コブシの負傷を明かした井上。次の防衛戦は例年通り年末になりそうです。


IBFライトフライ級戦:
王者八重樫 東(大橋)判定2対1(116-113、115-113、113-115)挑戦者マルティン テクアペトラ(メキシコ)

*試合後、この一戦の数週間前に左肩関節の筋肉を痛めていた事を明かしている八重樫。かなりの重症だったようです。何はともあれ格下相手に苦労しながらも競り勝った八重樫。慢性的な顔の負傷に加え今回の故障。まさに満身創痍とは現在の八重樫のことを言うのでしょうね。今後が心配です。


OPBFスーパーフライ級戦:
王者井上 拓真(大橋)TKO2回1分46秒 挑戦者アフリザル タンボレシ(インドネシア)

*その才能は認められていながらも、KO勝利から遠ざかっていた井上弟。2014年9月以来のKO/TKO勝利を収めることに成功しています。世界挑戦に標準を合わせつつある拓真。現在のスーパーフライ級王者は、

WBA(レギュラー):河野 公平(ワタナベ)
WBA(暫定):ルイス コンセプション(パナマ)
WBC:カルロス クアドラス(メキシコ/帝拳)
IBF:マクジョー アローヨ(プエルトリコ)
WBO:実兄尚弥

どの王者(もちろん尚弥以外)と対戦してもそれなりの試合は期待できるでしょう。問題はタイミングとプロモーション。河野とクアドラスは先月に防衛戦をこなしたばかり。コンセプションは常に面白い試合を提供しますが、「暫定」の2文字が取れない限り対戦はないでしょう。自身の負傷で昨年の7月以来試合を行っていないアローヨ。同団体での暫定王座決定戦も行われるとの噂もありましたが、現在までのその試合は発表されていません。しかしアローヨが指名防衛戦を終えるまでIBF王座への挑戦はないでしょうね。という事は拓真の標的はA又はCということでしょうか?

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