今月14日、モナコで行われた試合結果です。
WBAスーパーバンタム級戦(暫定王座決定戦):
ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン)対 リカルド フランコ(メキシコ)
*4団体統一王者井上 尚弥(大橋)が定期的に防衛戦を行っているにも関わらず、第2の王座設置に踏み切つた腐敗団体。昨年4月まで2冠王だったアフマダリエフが、力強いボクシングでフランコを粉砕。暫定ながらも世界王座に返り咲きました。
常に仕掛けたのはフランコ。しかしアフマダリエフはまったく慌てることなくそれに対処していきました。2回にサウスポー(左構え)からの槍のような力強く的確なジャブを放ちだしたウズベキスタン人。3回にきれいなワン・ツーを決めダウンを奪うと、そのまま2度のダウンを追加。安定した強さを見せつけ、井上との対戦を大いにアピールしています。このアフマダリエフは、数少ない井上に対抗できる選手と言っていいでしょう。
一応、井上の対抗馬が世界王座に誕生したスーパーバンタム級。下記は2024年12月27日現在の、同級の王者たちとなります。
WBA:井上 尚弥(大橋/防衛回数2)
WBA(暫定):ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン/0)
WBC:井上 尚弥(大橋/3)
IBF:井上 尚弥(大橋/3)
WBO:井上 尚弥(大橋/3)
OPBF(東洋太平洋):中嶋 一輝(大橋/2)
WBOアジア太平洋:村田 昴(帝拳/0)
日本:下町 俊貴(グリーンツダ/3)
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