先週末30日・土曜日、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
フェザー級10回戦:
ホルへ ララ KO初回97秒 フェルナンド モンティエル(共にメキシコ)
*内山 高志(ワタナベ)の王座陥落には驚かされましたが、モンティエルが一回り若い同胞に速攻KO負けしたこの試合もかなり驚かされました。
約100秒の間に4度キャンバスに這う羽目になったモンティエル。約24秒に1度ダウンを喫したことになります。
試合の方は体格で勝るララが試合開始と同時にモンティエルに襲い掛かります。まずは20秒過ぎにサウスポーからの右フックでダウンを奪ったララ。このダウンが全てを決したといって過言ではないでしょう。その後は連打の嵐で3度のダウンを追加したララ。いつも書いてはいるのですが、速攻劇は交通事故的な要素が多分にあります。しかし2分近くも連打の嵐を放ち続けたララの回転力は凄いものがあります。

(ララの勢いに飲み込まれたモンティエル)
両者の体格差が顕著でもあったこの一戦。数字ではモンティエルが163センチでララが168センチと発表されていますが、両者は2階級は違う骨格を持っていました。
昨年10月にIBF同級王者リー シェルビー(英)に判定負けを喫したモンティエルは痛い連敗。この試合で終わりだとは思いませんが、一つ下のスーパーバンタム、いや2つ下のバンタムに再降格するのが再起への条件になるのではないでしょうか。
ウェルター級12回戦:
元3団体ウェルター級(統一ではない)王者アンドレ ベルト KO4回1分14秒 ビクトル オルティス(共に米)
*5年前に対戦している両選手。その時は両者が共に2度のダウンを喫する大激戦の末オルティスが判定勝利。ベルトからWBC同級王座を奪っています。その後両者共に浮き沈みの激しいキャリアを進んできました。しかしベルトは昨年9月に明白な敗北を喫しているとはいえ、フロイド メイウェザー(米)と好勝負を演じています。その勢いを持ったままこの試合に臨んだためか、この再戦の結果もベルトに微笑むことに。

(両者打ち合う好試合に)
まず主導権を握ったのはオルティス。2回にサウスポー・スタイルからの左でダウンを奪っています。4回、今度はベルトがお返しとばかりに右でダウンを奪い返し主導権を把握。ダウン後に連打でダメージを拡張させそのままKO勝利。メイウェザー戦からの勢い継続にも成功したことになります。

(ベルト、雪辱に成功)
多分数ヶ月前なら某団体の暫定王座が争われていただろうと思いますが、どうやらその傾向自体も本当に無くなりつつあるようです。
フェザー級10回戦:
ホルへ ララ KO初回97秒 フェルナンド モンティエル(共にメキシコ)
*内山 高志(ワタナベ)の王座陥落には驚かされましたが、モンティエルが一回り若い同胞に速攻KO負けしたこの試合もかなり驚かされました。
約100秒の間に4度キャンバスに這う羽目になったモンティエル。約24秒に1度ダウンを喫したことになります。
試合の方は体格で勝るララが試合開始と同時にモンティエルに襲い掛かります。まずは20秒過ぎにサウスポーからの右フックでダウンを奪ったララ。このダウンが全てを決したといって過言ではないでしょう。その後は連打の嵐で3度のダウンを追加したララ。いつも書いてはいるのですが、速攻劇は交通事故的な要素が多分にあります。しかし2分近くも連打の嵐を放ち続けたララの回転力は凄いものがあります。

(ララの勢いに飲み込まれたモンティエル)
両者の体格差が顕著でもあったこの一戦。数字ではモンティエルが163センチでララが168センチと発表されていますが、両者は2階級は違う骨格を持っていました。
昨年10月にIBF同級王者リー シェルビー(英)に判定負けを喫したモンティエルは痛い連敗。この試合で終わりだとは思いませんが、一つ下のスーパーバンタム、いや2つ下のバンタムに再降格するのが再起への条件になるのではないでしょうか。
ウェルター級12回戦:
元3団体ウェルター級(統一ではない)王者アンドレ ベルト KO4回1分14秒 ビクトル オルティス(共に米)
*5年前に対戦している両選手。その時は両者が共に2度のダウンを喫する大激戦の末オルティスが判定勝利。ベルトからWBC同級王座を奪っています。その後両者共に浮き沈みの激しいキャリアを進んできました。しかしベルトは昨年9月に明白な敗北を喫しているとはいえ、フロイド メイウェザー(米)と好勝負を演じています。その勢いを持ったままこの試合に臨んだためか、この再戦の結果もベルトに微笑むことに。

(両者打ち合う好試合に)
まず主導権を握ったのはオルティス。2回にサウスポー・スタイルからの左でダウンを奪っています。4回、今度はベルトがお返しとばかりに右でダウンを奪い返し主導権を把握。ダウン後に連打でダメージを拡張させそのままKO勝利。メイウェザー戦からの勢い継続にも成功したことになります。

(ベルト、雪辱に成功)
多分数ヶ月前なら某団体の暫定王座が争われていただろうと思いますが、どうやらその傾向自体も本当に無くなりつつあるようです。
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