先月22日、サウジアラビアで行われた試合結果です。
4団体統一ライトヘビー級戦:
挑戦者ドミトリー ビボル(露/キルギスタン)判定2対0(116-112、115-113、114-114)王者アルツロ ベテルビエフ(露/カナダ)
*昨年10月以来の両者による直再戦が実現。4ヵ月前の激戦同様、ベテルビエフが技術を伴った強打でライバルに迫り、それをビボルが軽打ながらも的確なコンビネーションで迎え撃つ形に。今回はビボルのそれが豪打者を上回り前戦の雪辱に成功。WBA王座の奪回と同時に、他の3つのベルトを腰に巻くことになりました。
WBOライトヘビー級戦(暫定王座):
挑戦者カラム スミス(英)判定3対0(119-110、116-112、115-113)王者ジョシュア ブアッツィ(英)
*その実力は認められてはいるものの、ベテルビエフやサウル アルバレス(メキシコ)といった超一級選手たちには完敗を喫してきたスミス。しかし並み以上の選手を相手に取りこぼしはないようです。
19戦全勝(13KO)で将来が大いに期待されていたブアッツィを相手に好試合を演じる事となったスミス。互いに見せ場を作りましたが、スミスが経験値で勝り判定勝利。暫定ながらもWBAスーパーミドル級に続き世界2階級制覇に成功しています。
2人の新王者が誕生したライトヘビー級。下記は2025年3月7日現在の、同級の王者たちとなります。
WBA:ドミトリー ビボル(露/キルギスタン/防衛回数0)
WBA(レギュラー):デビット べナビデス(米/0)
WBC:ドミトリー ビボル(露/キルギスタン/0)
WBC(暫定):デビット べナビデス(米/1)
IBF:ドミトリー ビボル(露/キルギスタン/0)
WBO:ドミトリー ビボル(露/キルギスタン/0)
WBO(暫定):カラム スミス(英/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:ジェローム パンペロン(ニュージーランド/英)
*ビボルとベテルビエフによる第3戦目も見てみたいですが、まずは「ビボル対べナビデス」戦実現を期待しましょう。
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