先週末3日・土曜日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
2団体スーパーウェルター級戦:
3団体ウェルター級王者テレンス クロフォード(米)判定3対0(116-112、115-113x2)WBA王者イスラエル マドリモフ(ウズベキスタン)
*自称「この惑星で最強の男」であるクロフォードが、自身1年ぶりの試合で、4階級制覇を賭けスーパーウェルター級に進出してきました。新たな階級でも持ち前のテクニックは健在であることを誇示したクロフォード。しかしブランクの影響か、それとも体重の壁にぶち当たったのか、これまでのように圧倒的な強さを示すことは出来ませんでした。
プロ12戦目と、キャリアで大きく下回るマドリモフは、大物相手に委縮する事はありませんでした。しかし「スーパースターを食って自分がその地位に立とう!」という気迫が感じられず、アクションの少ない攻防が36分間繰り広げられることに。結局はクロフォードが僅差の判定勝利を収め、消化不良気味ながらも、4階級制覇に成功しています。
今後は同級、又は更なる上の階級でのビックマッチ出場を目論む形となるクロフォード。一階級下のウェルター級がベストのような気がします。
この試合にはマドリモフの保持していたWBA王座に加え、WBOの暫定王座も争われています。
下記は2024年8月8日現在の、スーパーウェルター級のタイトル保持者たちとなります。
WBA:テレンス クロフォード(米/防衛回数0)
WBC:セバスチャン フンドラ(米/0)
WBC(暫定):セルヒイ ボハチュク(ウクライナ)
IBF:バフラム ムルタザリエフ(露/0)
WBO:セバスチャン フンドラ(米/0)
WBO(暫定):テレンス クロフォード(/0)
OPBF(東洋太平洋):井上 岳志(ワールドスポーツ/1)
WBOアジア太平洋:井上 岳志(ワールドスポーツ/3)
日本:出田 祐一(三迫/2)
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