DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

名レフェリー、去る

2010年04月14日 06時21分33秒 | ボクシングネタ、その他雑談
この半世紀、数々のビック・マッチを裁いてきた名レフェリー アーサー マーカンテ。先日10日、90歳の生涯に幕を閉じています。死因などは発表されていませんが(多分、永眠)、90歳のその生涯でボクシング界に残したものは多大では言い表せないものでしょう。
同氏を語るときに、必ず話題にでるのが1971年に行われた「世紀の一戦」モハメド アリ対 ジョー フレージャー(共に米)の第一戦。氏と同様に、長らく語られていく一戦です。
マーカンテ氏の実子、アーサージュニアも名レフェリーとして現在も活躍中です。

マーカンテ・シニア、ご冥福を。長い間ご苦労様でした。
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ザベック、ノンクアン

2010年04月13日 03時26分24秒 | 世界ボクシング
先日9日、スロベニアで行われた試合結果です。
IBFウェルター級戦:
王者ヤン ザベック(スロベニア)TKO12回2分20秒 挑戦者ロドルフォ マルチネス(亜)

*昨年師走、敵地で王座奪取に成功したザベック。凱旋防衛戦となったこの試合。終始ペースを握り続け、最終回TKOで初防衛に成功しています。


同日、フランスで行われた試合結果です。
IBFスーパーフライ級戦:
王者シンピウェ ノンクアイ(南ア)判定0ー1(114-114x2、113-115)挑戦者マルク ブージアン(仏)

*昨年、フランチェスコ、ホルへのアルセ兄弟を翻弄したノンクアン。格下と見られていたブージアンにまさかの大苦戦。何とか判定に持ち込み、引き分けで初防衛に成功しています。
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ホリフィールド、健在

2010年04月12日 03時42分36秒 | 世界ボクシング
米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
WBFヘビー級王座決定戦:
イベンダー ホリフィールド(米)TKO8回55秒 フラウソワ ボタ(南ア)

*47歳のホリフィールドが41歳のボタにTKO勝利を収め、5度目のヘビー級王座獲得に向けて再出発。やや出遅れた感のホリフィールド。しかし徐々にペースをつかみ、中盤戦で勝利。7回終了時までの採点も1対2(69-64、66-67x2)と若干リードを許していました。
戦績を43勝(28KO)10敗2引き分けにした鉄人。もしWBA王者デビット ヘイ(英)への挑戦が決まれば、大きな話題を呼ぶのではないでしょうか。

試合前、試合後共に両雄とも対戦者をたたえあう素晴らしい雰囲気の中で行われた興行。若い選手達も手本とすべきではないでしょうか。
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ライト級(04‐11‐10)

2010年04月11日 07時55分19秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2010年4月11日現在のライト級王者たちです。

WBA(スーパー)+WBO(正規):ファン マヌエル マルケス(メキシコ)
WBA(レギュラー):パウラス モーセス(ナミビア)
WBA(暫定):ミゲル アコスタ(ベネズエラ)
WBC:ウンベルト ソト(メキシコ)
IBF:空位
WBO(暫定):マイケル カツディス(豪)
OPBF(東洋太平洋):三垣 龍次(M.T.)
日本:近藤 明広(日東)

そして下記が前回、2008年8月29日のライト級王者たちです。

WBA(スーパー):ネート キャンベル(米)
WBA(レギュラー):小堀 佑介(角海老宝石)
WBC:マニー パッキャオ(比)
IBF:キャンベル
WBO:キャンベル
WBO暫定:ホルへ カサマヨール(キューバ)
OPBF(東洋太平洋):ランディ スイコ(比)
日本:石井 一太郎(横浜光)

*ここ数年、一階級に世界王者が4人以上君臨する老舗ライト級。一つ下のスーパーフェザー級同様、前回から日本、東洋太平洋王座を含め総代わりしています。
自他共に同級No1に認められているマルケス兄。7月10日に2団体王座の初防衛戦に臨みます。挑戦者は元同級統一王者のファン ディアス(米)。両者は昨年2月、大激戦を演じています。
マルケスに続く実力者が同国人のソト。ソトは来月15日、同じメキシコ出身のリカルド ドミンゲスとの初防衛戦が控えています。ちなみにマルケスとソト、両者そろって3階級制覇を達成。
激戦王カツディスもソトと同日に初防衛戦。英国に乗り込み、同地期待の大ホープ、ケビン ミッチェル(英)との大一番を迎えることになります。
2度目の防衛戦を約10日後に控えている近藤。近藤に挑戦するのは実力者荒川 仁人(八王子中屋)。実力拮抗者同士の対戦なだけに、好試合が期待できそうです。
その近藤に秒殺されながらも、現在の王者としての地位は上をいく三垣。来月17日、WBAスーパーフェザー級王者内山 高志(ワタナベ)の防衛戦の前座で趙 喜在(韓国)との初防衛戦に臨みます。
統一戦の話が出ながらも、中々実現しないWBA。長らく空位のIBF王座。マルケス、ソト以外は混沌とした階級ですが、中々充実しているクラスのようです。
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今週末の試合予定

2010年04月10日 00時25分20秒 | 世界ボクシング
2010年4月第2週末の試合予定です。

10日 土曜日
米国ネバダ州ラスベガス
WBFヘビー級王座決定戦:
イベンダー ホリフィールド(米)対 フラウソワ ボタ(南ア)

米国フロリダ州
WBAフェザー級暫定王座決定戦:
セレスティーノ カバィエロ(パナマ)対 ダウド ヨルダン(インドネシア)

WBCウェルター級戦:
王者アンドレ バート(米)対 挑戦者カルロス キンタナ(プエルトリコ)

メキシコ
バンタム級12回戦:
クリスチャン ミハレス 対 フランチェスコ アルセ(共にメキシコ)


12日 月曜日
後楽園ホール
日本スーパーライト級戦:
王者小野寺 洋介山(オサム)対 挑戦者亀海 喜寛(帝拳)

日本スーパーバンタム級戦:
王者芹江 匡晋(伴流)対 挑戦者玉越 強平(千里馬神戸)


14日 水曜日
豪州
IBOクルーザー級戦:
王者ダニー グリーン(豪)対 挑戦者マニー シアカ(プエルトリコ)

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ホプキンス、17年ぶりの雪辱に成功

2010年04月09日 06時39分01秒 | 世界ボクシング
3日土曜日、米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
ライトヘビー級12回戦:
バーナード ホプキンス 判定3ー0(118-110、117-110x2)ロイ ジョーンズ(共に米)

*1993年5月以来の両雄による再戦を制したのはホプキンス。前半戦はともかく、後半戦はかなり荒れた試合だった様子です。
ホプキンスは同日、WBAヘビー級王座の防衛に成功したデビット ヘイ(英)への挑戦を希望しています。
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佐藤、中川

2010年04月08日 03時25分30秒 | 日本ボクシング
先週末3日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)ミドル級戦:
王者佐藤 幸治(帝拳)TKO4回2分41秒 挑戦者李 在明(韓国)

日本ウェルター級戦:
王者中川 大資(帝拳)引き分け(1ー1:95-94、93-95、93-93) 挑戦者井上 庸(ヤマグチ土浦)

*積極的の挑戦者に対し、ややスローなスタートを切った佐藤。しかし4回に強打を当て2度のダウンを奪いそのままレフェリー・ストップ。2度目の同王座の初防衛に成功しています。

ウェルター戦はダウン応酬の激闘。井上が初回、2回にダウンを奪えば、中川は9回にお返しのダウンを奪っています。結果は両者譲らずドロー。中川が大苦戦の末、3度目の防衛に成功しています。
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色々(04‐07‐10)

2010年04月07日 03時47分09秒 | 世界ボクシング
最近(2010年4月7日ごろ)のニュースです。

1)ライト級のWBAスーパー王座とWBOタイトルの2冠を保持するファン マヌエル マルケス(メキシコ)。7月10日に米国ネバダ州ラスベガスで初防衛戦を予定しています。挑戦者は昨年2月、激闘を演じたファン ディアス(米)。

2)前IBFスーパーフェザー級王者ロバート ゲレロ(米)が今月30日、ロベルト アリエタ(亜)と無冠戦10回戦を行います。妻のケイシーさんの病状は回復に向かっているとの事です。

3)来月22日、WBAフェザー級スーパー王者クリス ジョン(インドネシア)が13度目の防衛戦を地元インドネシアのバリで行います。挑戦者はアルゼンチンのフェルナンド サウセド。2004年12月にアセリーノ フレイタス(ブラジル)の強打に耐え抜いた選手です。

4)ホルへ アルセ(メキシコ)が精力的に試合をこなしていく予定です。この人気者、まずは今月24日に無冠戦10回戦に出場予定。同国人のセシリオ サントスとメキシコで対戦します。そして6月26日米国テキサス州でWBOバンタム級王者エリック モーレル(プエルトリコ)に挑戦。この試合は「暫定戦」とは表記されていません。

5)長らくWBOフライ級王座を保持してきたオマール ナルバエス(亜)。ニカラグアのエバート ブリセノと空位のWBOスーパーフライ級王座を争います。この試合は5月15日、アルゼンチンで予定されています。

フェルナンド モンティエル(メキシコ)がWBOバンタム級王座を返上、もしくは剥奪され、エリック モーレルがバンタム級の正規王者に昇格。アルセが同団体のスーパーフライ級王座を返上したと見るのが妥当でしょうか。

6)先月31日、デビット トゥア(ニュージーランド)が地元のリングに登場。フライデー アフナンヤ(ナイジェリア/米)に大差判定(3ー0:120-108、117-111、119-109)を収め、保持するWBOオリエンタル、同アジア・パシフィック(なぜ2冠?)王座の初防衛に成功しています。
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ヘイ、圧勝

2010年04月06日 03時35分44秒 | 世界ボクシング
3日土曜日、英国で行われた試合結果です。
WBAヘビー級戦:
王者デビット ヘイ(英)TKO9回2分1秒 挑戦者ジョン ルイス(米)

*接戦、あるいは王座交代劇を予想していた一戦。蓋を開けてみれば、ヘイがルイスを4度倒すワンサイド・マッチになっています。
最初の2度のダウンは初回に。試合を決めた1度目のダウンは、ルイスのガードのど真ん中をヘイのワン・ツーが貫きました。右フックとラビット・パンチで奪った2度目のダウン。そして5回、6回のダウンはおまけのようなもの。ヘイは初回に反則打のために、減点1を科せられています。
ヘイのフリッカー・ジャブは威力があり、また対戦者にとりよけづらいもの。
結果的に積極策が裏目に出たルイス。もし丁寧に戦っていれば違う試合展開が臨めたでしょう。試合が進むにつれ、ルイスがかわいそうに映りました。またストップは妥当なタイミングだったと思います。

ヘイとルイスの体格はほぼ同等。ヘイは現在のヘビー級としては小さくはなく、クリチコ兄弟やワルーエフがでかすぎるだけ。ヘイの対戦者を酷評する態度はいただけませんが、ヘビー級第3の男としての地位を確立しつつあります。
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モレノが王座統一

2010年04月05日 02時07分05秒 | 世界ボクシング
先月27日、ベネズエラで行われた試合結果です。
WBAバンタム級王座統一戦:
正規王者アンセルモ モレノ(パナマ)判定2ー1(114-113、115-112、112-115)暫定王者ネオマール セルメニョ(ベネズエラ)

スーパーフェザー級10回戦:
ホルへ リナレス(ベネズエラ/帝拳)判定2ー0(97-93、97-94、95-95)フランシスコ ロレンソ(ドミニカ)

*長谷川 穂積(真正)の対抗王者モレノが、僅差の判定でセルメニョを下し王座統一に成功。6連続防衛に成功しています。試合の方はかなり競った内容だった様子。両者による即再戦が行われるかもしれません。

王座転落後の再起戦に臨んだリナレス。かなり苦しい試合内容だった様子です。
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