DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

木村隼人、番狂わせならず

2010年07月23日 00時56分55秒 | 日本ボクシング
先週末17日、比国で行われた試合結果です。
WBOアジア・パシフィックバンタム級王座決定戦:
AJ バナル(比)KO5回1分59秒 木村 隼人(横浜さくら)

*バンタム級で世界戦線への介入を目論む木村。敵地で世界常連ランカーのバナルに「挑戦」。結果は残念ながら玉砕。
21歳同士の一戦を制したバナル。次戦を早くも来月28日に比国のセブ島で予定しています。対戦者は元IBFバンタム級王者のルイス ペレス(ニカラグア)。もしその試合に勝利すれば、10月29日のその次の試合を予定しています。
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ブラッドリー、アングロ

2010年07月22日 04時58分03秒 | 世界ボクシング
先週末土曜日17日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
ウェルター級12回戦:
WBOスーパーライト級王者ティモシー ブラッドリー(米)判定3対0(118-110、117-111、116-112) ルイス アブレグ(亜)

WBC米大陸スーパーウェルター級王座決定戦:
WBO暫定王者アルフレド アングロ(メキシコ)TKO初回2分59秒 ジョアシム アルシネ(カナダ)

*現役スーパーライト級最強との呼び声高いブラッドリー。ウェルター級世界ランカーアブレグに快勝し、ウェルター級戦線進出を果たしています。今後ブラッドリーは、スーパーライト、ウェルターの2階級でビックマッチ実現を目指していくとの事です。

現役暫定王者アングロが、元世界王者に乱打を浴びせ続けTKO勝利。実力者を初回で葬った事により、アングロ株がまた一段と上がりそうです。
WBO王座、どうなるのでしょうか?アングロ対正規王者セルゲイ ジンジラク(ウクライナ)戦はまずないでしょう。
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色々(07‐21‐10)

2010年07月21日 03時39分14秒 | 世界ボクシング
最近(2010年7月21日ごろ)のニュースです。

スーパーミドル級トーナメントの3回戦の日程が決定しています。
1)WBCスーパーミドル級ミッケル ケスラー(デンマーク)はアラン グリーン(米)と対戦。この試合は9月25日、デンマークで行われます。

2)同トーナメント唯一の全勝選手アンドレ ワード(米)も同日、米国内で試合を予定しています。米国内でWBAスーパーミドル級王座の2度目の防衛戦に臨むワード。挑戦者はアメリカのアンドレ デレール。両者ともこのトーナメントで実力を増している選手同士です。

3)上記2試合の1週間後の10月2日に行われるのがカール フロッチ(英)対アーサー アブラハム(独)戦。この試合は第3国のモナコで行われます。

ここからはスーパーミドル級トーナメント以外の色々。
4)WBAスーパーフェザー級王者内山 高志(ワタナベ)の2度目の防衛戦は9月20日。場所は埼玉のスーパーアリーナで、挑戦者は未定です。

5)WBO同級王者ロッキー マルティネス(プエルトリコ)が9月4日、英国で3度目の防衛戦を予定しています。挑戦者は英国人のリッキー バーン。

6)先週金曜日16日、リッキー ハットン(英)の実弟マシューが、元WBAウェルター級王者ユーリ ヌジェンコ(ウクライナ)に3対0(116-111x2、117-110)の判定勝利を収め、保持する欧州ウェルター級王座の初防衛に成功しています。
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ジュダーが快勝

2010年07月20日 03時46分02秒 | 世界ボクシング
先週金曜日16日、米国ニュージャージー州で行われた試合結果です。
スーパーライト級強10回戦:
元2階級制覇王者ザブ ジュダー(米)TKO3回2分33秒 元WBCライト級暫定王者アルマンド サンタクルス(メキシコ)

*元世界王者同士の対決は、ジュダーの快勝劇で終わっています。両者ともにスーパーライト級リミットより若干重い体重で試合に臨んだこの戦い。ジュダーが持ち前のスピードと、パンチの切れを存分に見せつけサンタクルスを破っています。

ジュダーにとり、2003年師走依頼となるスーパーライト級(若干上回っていますが)での試合。調整試合としては、十分すぎる結果と、内容の試合となりました。
ウェルター級での世界戦では、強豪相手、すべてが僅差の試合内容とはいえ現在4連敗中のジュダー。しかし実力がまだまだ一級品であることには間違いありません。
戦国時代のスーパーライト級に戻ってきたスピードスター。世界王者たちも無視できない存在でしょう。ジュダーの今後が非常に楽しみです。
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モンティエル、貫録勝ち

2010年07月19日 04時08分32秒 | 世界ボクシング
先日17日、メキシコで行われた試合結果です。
WBC/WBOバンタム級戦:
王者フェルナンド モンティエル(メキシコ)TKO3回1分7秒 挑戦者ラファエル コンセプシオン(パナマ)

*今年4月30日、東京で長谷川 穂積(真正)からWBC王座を奪い去っていったモンティエル。僅か2ヵ月半のインターバルで、統一王座の初防衛戦に臨んでいます。

2回開始早々に、伝家の宝刀左フックのダブルで1度目のダウンを奪ったモンティエル。同じ回の中盤には、前に出てくるコンセプシオンに同じパンチを当て2度目のダウンを奪っています。そして最終回となった3回、左ではなく右の一撃を突き刺し3度目のダウンを奪い、そこで即レフェリーストップ。以前ノニト ドナイレ(比/現WBAスーパーフライ級暫定王者)を苦しめたパナマ人に貫録勝ちを収めています。

初回のモンティエルを見たとき、体調はよくても、何となく雑なボクシングをしているという印象を受けました。しかし結果として圧倒的強さを見せつけての防衛を果たしています。

WBC王座は初防衛、WBO王座は2度目の防衛に成功したモンティエル。次に対戦が予想されるのは、ドナイレ、WBO暫定王者エリック モーレル(プエルトリコ)、そして前WBC王者の長谷川の3人。個人的にはこの3人を、1人ずつ順番に破っていってほしいです。
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色々(07‐18‐10)

2010年07月18日 09時15分24秒 | 世界ボクシング
最近(2010年7月18日ごろ)のニュースです。

1)WBCスーパーバンタム級王者西岡 利晃(帝拳)。次期防衛戦、対指名挑戦者のレンダル ムンロー(英)戦は10月に、日本で行われるようです。

2)WBAフライ級暫定王者ルイス コンセプシオン(パナマ)が10月2日、地元に前正規王者デンカオセン カオヴィチット(タイ)を向かえ3度目の防衛戦に臨みます。

3)来月7日、WBAライトフライ級王者ジョバンニ せグラ(メキシコ)が3度目の防衛戦を行います。挑戦者は元WBOミニマム級暫定王者の同国人マヌエル バルガス。

4)現地時間の今日防衛戦を予定していたWBOライトヘビー級王者のユルゲン ブルーマー(独)。その試合は、自身の怪我のために直前キャンセルとなっています。

5)IBFスーパーミドル級王者ルシアン ビューテ(カナダ/ルーマニア)が、10月15日に地元カナダのモントリオールで6度目の防衛戦を予定しています。今回の挑戦者は米国人ジェシー ブリンクレイ。

6)昨年7月から試合を行っていないフェリックス シュトルム(独)。9月4日にようやく復帰戦が決定しています。保持するWBAミドル級王座の8度目の防衛戦に臨むシュトルム。挑戦者は来週中に決まるそうです。

7)今月31日、ホルへ アルセ(メキシコ)が元WBAスーパーフライ級王者マーティン カスティリョ(メキシコ)とバンタム級の無冠戦で対戦します。
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今週末の試合予定

2010年07月17日 00時15分38秒 | 世界ボクシング
2010年7月第3週末の試合予定です。

17日 土曜日
ドイツ
WBOライトヘビー級戦:
王者ユルゲン ブルーマー 対 挑戦者アレハンドロ ラカタス(スペイン)

メキシコ
WBC/WBOバンタム級戦:
王者フェルナンド モンティエル(メキシコ)対 挑戦者ラファエル コンセプシオン(パナマ)

アルゼンチン
WBA暫定ライトフライ級戦:
王者ファン カルロス レベコ(亜)対 挑戦者アルマンド トーレス(メキシコ)

比国
WBOアジア・パシフィックバンタム級王座決定戦:
AJ バナル(比)対 木村 隼人(横浜さくら)

米国ニュージャージー州
ヘビー級10回戦:
デビット ツア(ニュージーランド)対 モンテ バレット(米)

米国カリフォルニア州
ウェルター級12回戦:
WBOスーパーライト級王者ティモシー ブラッドリー(米)対 ルイス アブレグ(亜)

WBC米大陸スーパーウェルター級王座決定戦:
WBO暫定王者アルフレド アングロ(メキシコ)対 ジョアシム アルシネ(カナダ)


20日 火曜日
後楽園ホール
OPBF(東洋太平洋)スーパーライト級戦:
王者ランディー スイコ(比)対 挑戦者佐々木 基樹(帝拳)

日本スーパーライト級戦:
王者亀海 喜寛(帝拳)対 挑戦者塩谷 智行(レパード玉熊)


21日 水曜日
豪州
IBOクルーザー級戦:
王者ダニー グリーン 対 挑戦者ポール ブリッグス(共に豪)
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ツニャカオが競り勝つ

2010年07月16日 05時33分53秒 | 日本ボクシング
先日11日日曜日、名古屋国際競技場で行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)バンタム級戦:
王者マルコム ツニャカオ(比)判定3対0(116-112x3)挑戦者大場 浩平(大一スペースK)

*2006年2月以来となる両雄による対戦。前回は1対1の痛みわけ。しかし試合後は、「ツニャカオにとりかわいそうな判定」という声が多く聞かれていました。

その後、一度は手放した王座に返り咲いたツニャカオ。日本王座を獲得後、5連続防衛に成功。その王座を返上し、世界に標準を合わせていた大場。世界ランキングでは大場が上位になっていました。

初戦と同じ会場で行われたこの再戦。試合は判定が示すよりも接近した内容。しかしツニャカオの勝利は間違いなかったようです。

長谷川 穂積(真正)の同僚になり、世界2階級制覇に向け大きく前進したツニャカオ。王座の初防衛に成功しています。セレス小林(国際)の挑戦を受けるために、日本に初来日してからすでに10年が経っています。

世界初挑戦目前に、キャリア初の黒星を喫した大場。世界戦線からの後退を余儀なくされてしまいましたが、スケールアップしての再起を大いに期待しています。
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ヘビー級(07‐15‐10)

2010年07月15日 05時45分01秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2010年7月15日現在のヘビー級王者たちです。

WBA:デビット ヘイ(英/防衛回数1)
WBC:ビタリ クリチコ(ウクライナ/4)
IBF:ウラジミール クリチコ(ウクライナ/8)
WBO:ウラジ(4)
OPBF(東洋太平洋):ソロモン ホウモノ(豪/0)

そして下記が前回、2008年12月29日のヘビー級王者たちです。

WBA(休養):ルスラン チャガエフ(ウズベキスタン)
WBA:ニコライ ワルーエフ(露)
WBC:ビタリ クリチコ(ウクライナ)
IBF+WBO:ウラジミール クリチコ(ウクライナ)
OPBF(東洋太平洋):ネイソン ブリックス(豪)

*良くも悪くもクリチコ兄弟の独走が続いている最重量級。アメリカ勢の長期停滞が気になりますが、現在の状況、結構気に入っています。

世界王者の中で試合が決まっているのはウラジのみ。ウラジは9月11日(これまでの情報より一週間早まっています)、IBFの指名挑戦者アレクサンダー ポベドキン(露)との防衛戦に臨みます。ポベトキンの善戦はあっても、王座交代はないでしょう。

クリチコ兄弟の唯一の対抗馬とされるヘイ。11月に同国人オードリー ハリソンとの防衛戦が噂されています。反ヘイ派ではありませんが、この試合での番狂わせを期待しています。番狂わせの期待といえば、今秋で48歳になるイベンダー ホリフィールド(米)。多くの方が、鉄人の王座返り咲きを望んでいるのではないでしょうか。

ホウモノは17勝(15KO)1敗1引き分けの34歳。同王座にはデビット ツア(ニュージーランド)が就く事が一番望ましい事でしょう。

最重量級、話題が少ないですね。
つまらないと揶揄されるクリチコ時代。しかし2流、3流選手が騒然と存在する戦国時代より、歓迎すべき状況ではないでしょうか。
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ロペス、ドナイレ

2010年07月14日 06時19分15秒 | 世界ボクシング
先週末10日土曜日、プエルトリコで行われた試合結果です。
WBOフェザー級戦:
王者ファン マヌエル ロペス(プエルトリコ)TKO2回2分37秒 挑戦者バーナーベ コンセプシオン(比)

WBA暫定スーパーフライ級戦:
王者ノニト ドナイレ(比)TKO8回2分59秒 挑戦者ハーマン マルケス(メキシコ)

*ロペス、ドナイレ共に挑戦者に圧勝。それぞれの王座の初防衛に成功しています。

ロペスにはまさに常勝将軍の雰囲気が漂っていました。試合終了時までに、初回に1度、2回に2度のダウンを奪っています。初回終了間際には不覚のダウンを喫しています。しかしこのダウンは、打ち気にはやったロペスが不注意に受けたもの。ダウンはそれほど感じられませんでした。
比国の新鋭に快勝したロペス。次戦を9月18日に行う予定です。挑戦者はあのラファエル マルケス(メキシコ)。打ち合いは必死でしょう。
昨年8月、コンセプシオンが当時の王者スティーブン ルエバノ(米)に挑戦した時は、体力面での優越差が目につきました。しかし今回のロペス戦では、ロペスの方からドッシリとした印象を受けました。

挑戦者の頑張りが目立つも、結局は実力差を見せつけて暫定王座の初防衛に成功したドナイレ。今回の試合では、丁寧な右ジャブとボディーワークが目につきました。本人はバンタム級への早期転向を示唆していますが、スーパーフライがベストのような気がします。結構マルケスのパンチも貰っていました。ドナイレ、好選手ですが、少々評価されすぎではないでしょうか。個人的には、正規王者ウーゴ カサレス(メキシコ)との試合を見てみたいです。
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