とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

「レミニセンス」(ネタバレ注意)

2021-09-17 23:20:00 | 映画
自分の過去の記憶を体験、記録できる装置というテクノロジーが出てくるが、内容はメロドラマ。
俳優のスタイリッシュさで成り立っている。
意図的に、いろんなルーツの俳優をキャスティングしているところも、面白かった。

他人の過去を知っても、あまりいいことはないとわかっていても、知りたくなる人間の性を描いている。
人間の本心は自分でもわからない。でも、それでいい気もする。

どんな過酷な状況になっても未来に目を向けろと、他人には言えるが、自分はそうできない。
どうしようもなさを抱えて、人は生きていくという意味で、味わいのある作品だった。

点数は、6点(10点満点)。

タイトル:レミニセンス
原題:REMINISCENCE
製作年:2021年
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:Lisa Joy
主演:Hugh Jackman
他出演者:Rebecca Ferguson、Thandiwe Newton、Daniel Wu、Cliff Curtis、Angela Sarafyan
上映時間:116分


広島 vs ヤクルト(東京ドーム 2021/9/5)床田の好投か、ヤクルトの貧打か

2021-09-05 21:00:00 | 野球観戦
東京ドームでのヤクルト戦というのも少し落ち着かない。
オリンピック、パラリンピックで神宮球場が使えないための臨時対応だ。



1回表のカープの攻撃。
ヤクルトの先発投手は巨人から移籍した左腕の田口。
1番の野間は三振。
小園は三遊間へのショートゴロ。
長野はピッチャーライナーで三者凡退。

1回裏のヤクルトの攻撃。
カープの先発投手は、こちらも左腕の床田。
1番塩見三振のあと、青木が右中間へのツーベースでチャンスメイク。
床田の力のある球を左手で押し込むようにして打ち返した。
このあたりがメジャーリーグで培った技術だろうか。
山田がライトフライのあと、村上はフルカウントからの死球。
オスナとの勝負だったが、落ちる球で三振に打ち取り、しのいだ。

2回表のカープの攻撃。
先頭の鈴木誠也が高めの球を叩いてレフトスタンド中段へのホームラン。1-0。
ここのところ、ようやく本来の調子を取り戻してきた感じ。
坂倉が右中間のツーベースで続き、會澤のショートゴロで三進の後、菊池がレフトへタイムリーツーベース。2-0。
林のセカンドゴロで三進したが、床田はピッチャーゴロで2点止まり。

4回表のカープの攻撃。
先頭の誠也がセンター前ヒットで出塁。
坂倉がライトへのヒットで、無死1塁、3塁のチャンス。
ここでヤクルトのピッチャー交代で、原樹理が登板。
會澤のショートゴロで誠也が本塁タッチアウトで、一死1塁、2塁。
坂倉が盗塁しており、ダブルプレーはない打球だったので、無理しなくてよい気がした。
嫌な雰囲気になりかけたが、菊池と林がセンターへ連続タイムリー。4-0。
床田がサードへのバントで、二死2塁、3塁と攻めたが、野間はセカンドゴロ。

6回表のカープの攻撃。
先頭の坂倉が四球で出塁し、すかさず盗塁。
會澤のセカンドゴロで三進のあと、菊池が3本目のタイムリーヒットをレフトへ放つ。5-0。
林が高いバウンドでファーストの頭を越えるヒットで、一死1塁、3塁のチャンス。
ダメ押したいところだったが、床田のバントは小飛球、野間のセンター背後への打球を塩見が好捕で攻めきれず。

7回裏のヤクルトの攻撃。
一死から村上が二遊間を抜けるセンター前ヒットで出塁。
オスナ三振のあと、中村悠平が右中間へのタイムリーツーベース。5-1。
村上がよく走った。
続くサンタナは三振で反撃は1点止まり。

8回表のカープの攻撃。
この回からヤクルトのマウンドは坂本。
如水館高校、日本文理大学、新日鉄住金広畑を経て、プロ入り3年目で広島県出身。
先頭の菊池にフルカウントからレフトスタンドへのホームランを浴びる。6-1。
今日の菊池は4打数4安打4打点。シーズン開始当初の調子が戻ってきたよう。

8回はケムナ、9回はバードが抑えて、逃げ切り。

カープは11安打のうち8安打が、誠也、坂倉、菊池に集中。
誠也、坂倉が作ったチャンスをことごとく菊池が得点につなげての勝利だった。
惜しい当たりもあったが、野間あたりが1本出していれば、もっと楽な展開だったかもしれない。
それ以前に、今日の床田は、村上以外に打たれる気はしなかった。
疲れが出た7回に1点を許したのは次回の課題だろう。






「キネマの神様」(ネタバレ注意)

2021-09-03 21:30:00 | 映画
志村けん追悼映画。
沢田研二が立派に代役を務めていたが、志村けんだったらどう演じるかを考えてしまう。
齢をとっても、ジュリーはやっぱりかっこいい。
ちょっと、志村けんに寄せて演じたところもあるように見えた。
志村けんだったら、もっと哀しみがにじみ出る立ち居振る舞いになった気がする。
志半ばで亡くなった人という先入観のせいでそう思うのかもしれない。

原作小説を読んでいないが、菅田将暉が沢田研二になるまでの間に何があったのかがわからない。
持ち家で、離婚していないし、娘がちゃんと育っていることから察すると、借金とギャンブルはひどくなかったのではと思った。
そこの不完全燃焼感がぬぐえなかった。

そういう意味では、問題はありつつも、円山家は普通に幸せなのだろう。

点数は、7点(10点満点)。

タイトル:キネマの神様
製作年:2021年
製作国:日本
配給:松竹
監督:山田洋次
主演:沢田研二、菅田将暉
他出演者:永野芽郁、野田洋次郎、リリー・フランキー、前田汪志郎、志尊淳、北川景子、寺島しのぶ、小林稔侍、宮本信子
上映時間:125分


「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」(ネタバレ注意)

2021-09-03 21:00:00 | 映画
DCコミックスの悪役勢ぞろいのお祭り映画。
ただ登場するキャラクターが多いだけに、あっさり死んでしまうキャラクターも。
個性が強すぎるメンバーの仲間割れや思わぬチームプレーが面白い。
悪役たちは自分のポリシーにピュアで、生き延びることしか考えていないところが気持ちいい。

現場の悪役たちの奮闘と政府本部ののほほんとした雰囲気のギャップを皮肉るところがアメリカ的。
アメリカが世界中にばらまいた紛争の種を自ら回収する世界観を直球で表現している。
これを途上国の人が見ても、「フィクションです」で済ますのだろうが、これも表現の自由なんだろう。

点数は、6点(10点満点)。

タイトル:ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結
原題:THE SUICIDE SQUAD
製作年:2021年
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:James Gunn
主演:-
他出演者:Margot Robbie、Idris Elba、John Cena、Daniela Melchior、Sylvester Stallone、Alice Braga、Juan Diego Botto、Joaquin Cosio
上映時間:132分


新型コロナワクチン接種(2回目)終了

2021-09-03 10:30:00 | イベント
モデルナ社製ワクチンへの異物混入騒ぎでどきどきしたが、無事、2回目の新型コロナワクチン接種が終了。
接種時に3人に2人は副反応があるとの説明を受けたが、あるなしよりは大小が問題。
1回目のときは3日ぐらい肩がだるかったが、その程度なら普通の注射と変わらないのではないか。
反応があるということは効いているとも言えるのだろうか。
まあ、一安心ではある。