とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

2024年 ホープフルステークス観戦 来年のダービー馬が見えた

2024-12-28 23:59:00 | 競馬
有馬記念が不完全燃焼感があり、もう一丁でホープフルステークスを現地参戦。
ここは、来年の牡馬クラシック路線の主役の呼び声が高いクロワデュノールが出走。
前走の東京スポーツ杯2歳ステークスは馬体重+24kgでの快勝。
調整過程が順調な今回は、相手強化でも負けられない一戦。

レースが始まり、北村友一騎手の6番クロワデュノールはロケットスタート。
横山和生騎手の13番ジュンアサヒソラがダッシュよく先頭で1コーナーへ。
クロワデュノールは控えて7、8番手を追走。

スローペースなのか各馬とも手綱を引っ張り気味。
2番人気の12番マジックサンズがかなり引っ掛かっており、その内のクロワデュノールも掛かり気味。
1000mは61.4秒のスローペース。
ここで杉原騎手の11番ファウストラーゼンが後方から捲って、ジュンアサヒソラと並走で3コーナーから4コーナーを回って直線へ。
クロワデュノールも2頭を追いかけて3番手へポジションを上げる。

残り200mでファウストラーゼンを交わして、クロワデュノールが先頭立つ。
そのまま後続を突き放して、クロワデュノールが優勝。
松山騎手の1番ジョバンニがゴール前でファウストラーゼンを捕らえて2着。
ファウストラーゼンは大健闘の3着。

期待していた3番人気のピコチャンブラックは13着。
逃げを期待した10番アスクシュタインは中団からの競馬で6着。

過去を振り返っても、ナリタブライアンにしろディープインパクトにしろ、勝つときには人気薄を連れてきた。
クロワデュノールもそういう馬かもしれない。

北村友一騎手は落馬事故から復帰後の初G1制覇。
インタビューでは言葉に詰まるシーンもあった。
馬の能力を信じて、強気の競馬ができたと思う。
デビュー3戦でいろんなパターンで勝てているのは地力の証明だろう。

来年、クロワデュノールを脅かすような馬の登場を待ちたい。



1周目のゴール前




北村友一騎手のインタビュー





2024年 有馬記念観戦 主役不在の混戦

2024-12-22 23:59:00 | 競馬
中山競馬場にて、有馬記念を観戦。
今年もいろいろあったが、美しく勝って終わりたい。
ドウデュースの出走取消は非常に残念だが、馬券的な妙味は増した。
ベテランの横山典弘騎手が武豊騎手の分も頑張ってくれると期待。

レースが始まり、横山典弘騎手の1番ダノンデサイルが内から逃げの手。
狙っていたのか、馬なりでの逃げなのかはわからないが、前ポツンではなく後続を引き付けての逃げ。
2番手に横山和生騎手の5番弁ラジオオペラが続く。
3番手に内から川田騎手の7番スターズオンアース。その外に9番ディープボンド。
5番手に8番レガレイラ。その内に3番アーバンシック。
有力どころは内枠の利を活かして先行。

1周目の直線から2周目の4コーナーまで、横山親子のペースでレースが淡々と続く。
2頭で決まるかと思ったところ、残り100mぐらいから、レガレイラと大外から16番シャフリヤールの叩き合い。
2頭が頭の上げ下げでゴール。3着にダノンデサイル。

写真判定の結果、1着はレガレイラ。
サンデーレーシングのワンツーで決まった。

ドウデュースが出走していれば1着だったような気がする。まあ、これも競馬だ。
64年ぶりに3歳牝馬が優勝。

来年はどんな物語が繰り広げられるだろうか。

1周目の府ゴール前




翠松楼のチャーシューワンタンメン


レガレイラの単勝のみ的中

2024年 ジャパンカップ観戦 日本のエースの末脚に酔う

2024-11-24 23:59:00 | 競馬
外国馬の参戦で盛り上がった今年のジャパンカップ。
ディープインパクト産駒で英国ダービー馬のオーギュストロダン。
キングジョージで凱旋門賞馬を圧倒して優勝したゴリアット。
独ダービー馬で凱旋門賞9着から参戦のファンタスティックムーン。

迎え撃つ日本馬の大将格は異次元の末脚で天皇賞(秋)優勝から参戦のドウデュース。
ドウデュースは後方からの競馬になることは明らかなので差し損ねがあるかどうか。

レースが始まり、斤量が軽い3歳馬の7番シンエンペラーが逃げる展開。
1,000m手前で10番ドゥレッツァが捲って先頭に立つが、62.2秒のスローペース。
3番ドウデュースは最後方で脚を溜める。

3コーナーで14番スターズオンアースが2番手につけて、内の3番手にシンエンペラー。
4コーナーでいつの間にかドウデュースが外から中団につけている。
直線残り400mぐらいでドウデュースが先頭のドゥレッツァに並びかけての叩き合い。
ドゥレッツァも粘るが、差し返す勢いはない。
ドウデュースが先頭でゴール。
ドゥレッツァが粘るところをシンエンペラーが盛り返して、2着は同着。

4着にルメール騎手の9番チェルヴィニアが入り、5着に4番ジャスティンパレス。
結局、外国馬は掲示板には食い込めず。
スローペースからの直線の末脚勝負では日本馬の優位は変わらなかった。

欧州血統日本調教のシンエンペラーが3着、日本血統欧州調教のオーギュストロダンは8着。
血統よりも普段の調教の方が適正に影響するのだろうか。
そういう意味でも興味深いレースだった。

レース後の表彰式では野球界のレジェンド、イチローさんが登場。
武豊騎手とのツーショットは貴重。
記憶に残るジャパンカップだった。







ユタカコールがしたくて購入した単勝と馬連が的中

2024年 天皇賞(秋)観戦 ユタカマジック炸裂

2024-10-27 23:59:00 | 競馬
昨年は、絶対王者イクイノックスが驚異のレコード勝ち。
今年、そこまで突出した馬はいないが、好メンバーが揃った。
3冠牝馬リバティアイランドと秋3戦で引退が決まっているドウデュースが2強か。
これにルメール騎手のレーベンスティールがどこまで迫れるか。
昨年2着のジャスティンパレスも不気味。

調教でもリバティアイランド、ドウデュース、レーベンスティールの3頭が出色。
この3頭が上位人気で単勝オッズ1桁。
ただ、リバティアイランド、ドウデュースは後方からなので、スローペースになったときに進路がなくて届かないことはあり得る。
とは言え、先行馬が逃げ切ることもないだろうと考え、鞍上のクリスチャン・デムーロ騎手の腕込みで10番ダノンベルーガの単勝購入。
3連複で12番リバティアイランド、7番ドウデュースの2頭軸と内枠の先行勢1番べラジオオペラ、4番タスティエーラの2頭軸で勝負。

レースがスタートし、予想通り9番ホウオウビスケッツが逃げて、13番シルトホルンが2番手。
べラジオオペラとタスティエーラがその後ろにつけて向う正面。
淡々と進むかと思われたが、3コーナ手前で早めにリバティアイランドが外から3番手につける。
直線入口でリバティアイランドが上がっていこうとするが、伸び切れず、残り200mで失速。
ホウオウビスケッツが残るかと思ったが、残り50mでドウデュースが外からすごい伸びで先頭へ躍り出る。
タスティエーラが2番手に上がったがドウデュースには迫れず、そのままゴール。
武豊が小さくガッツポーズ。

内から馬群を縫って11番ジャスティンパレスがホウオウビスケッツに迫っていたが4着。
ダノンベルーガは見当たらず。

ドウデュースは直線ラスト600m32.5秒の鬼脚。
武豊は昨年、直前のアクシデントでドウデュースに乗れなかったが、1年ぶりに忘れ物を取ることができた。
見事という他ない。

リバティアイランドはいい感じで直線に向いたように見えたが、敗因が謎。
馬体が立派になって距離が持たなくなったのだろうか。

ジャパンカップは海外の有力馬の参戦もあり、かなり盛り上がりそうだ。楽しみ。






2024年 日本ダービー観戦 ベテランジョッキーの腕に悶絶

2024-05-26 23:59:00 | 競馬
戸崎騎手は10回目のダービー挑戦。
1番人気のジャスティンミラノに騎乗。

皐月賞は首差で優勝と圧倒的な強さを見せていないことが影響しているのか、単勝2.2倍の1番人気。
元々、ダービー向きと言われており、皐月賞は苦手な舞台を克服したとも考えられる。
人間の思惑と馬の適正は必ずしも一致しないのが難しいところ。
馬の適正は走ってみないとわからないが、このオッズならあえて勝負してみるべきと判断。
15番ジャスティンミラノの単勝で勝負。
夢馬券は同じ7枠の2頭(13番シンエンペラー、14番ゴンバデカーブース)との三連複。

レースが始まり、ジャスティンミラノはスタートはいまいちだったが、二の脚で好位3、4番手につける。
1,000mは62.2秒のスローペース。
向う正面で池添騎手の1番サンライズアースがまくりを仕掛けて先頭に並びかける。
4コーナーでは武騎手の11番シュガークンが先頭に立つ。
残り300mで最内から横山典弘騎手の5番ダノンデサイルと外から15番のジャスティンミラノが抜け出す。
ダノンデサイルの勢いが勝り、ジャスティンミラノは追いすがるが、差が縮まらない。
そのまま2馬身差をつけて、ダノンデサイルが先頭でゴール。
3着には追い込んだ13番シンエンペラー。

皐月賞を出走取消したダノンデサイルが盲点になっていた。
ベテラン横山典弘騎手はダービー3勝目。
内でじっと脚をためる騎乗が功を奏した。
戸崎騎手は、シュガークンをかわせば勝てると思ったかもしれないが、もう1頭いた感じ。
ダービージョッキーへの道程は険しかった。

来年こそ、戸崎騎手には、この借りを返してもらい、一緒に歓喜したいものだ。
まだまだ息子世代に負けないというノリさんの意地のようなものを感じた一戦だった。