とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

広島 vs 巨人(東京ドーム 2017/8/30)チャンスに三度、新井で盛り上がったが・・・

2017-08-30 23:59:00 | 野球観戦
カープの先発投手は大瀬良。巨人の先発投手は宮國。
両投手とも、好不調の波がありそうで、展開が読みづらい。

初回にカープが1点先制も、2回に巨人が集中打で逆転。
ピッチャーの宮國に初球をあわされ、同点タイムリーを打たれたのは不用意だったが、
次打者の陽のサードゴロでダブルプレーでチェンジのはずが、サード西川の送球が逸れて、逆転を許した。
さらにマギーにライト前に運ばれ、1-3。

4回にキャッチャー小林の今季初ホームランで、1-4。

5回表のカープの攻撃はあっさりツーアウト後、菊池がレフト前ヒット。
丸が内野安打でつないだところで、巨人のピッチャー宮國は交代。
3点差であと一人で勝ち投手の権利を取れたのに、高橋由伸監督の非情な采配だった。
しかし、リリーフの山口鉄也が松山にタイムリーを浴びて、田原に即交代。
カープは、安部の代打で新井。緒方監督が勝負をかけてきた。
しかし、ここはショートゴロで、1点止まり。2-4。

5回裏の巨人は、先頭のマギーがツーベース。
ツーアウトまでこぎつけたが、村田にタイムリーを許した。
バッターランナーを2塁で刺したのはよかったが、差が詰まらない。2-5。

迎えた7回表。巨人のピッチャーは田原に代わり、西村。
先頭の岩本がヒット。田中が四球も、菊池がサードゴロダブルプレーで二死一塁。
しかし、丸がヒット、松山は四球で満塁。またもチャンスで新井。
巨人はマシソンにピッチャー交代。
新井は意地のセンターへのタイムリーツーベースで、この日一番の盛り上がり。
次打者のエルドレッドは倒れて、4-5。

7回裏の巨人の攻撃は一岡が踏ん張り無得点。

8回表のカープの攻撃は、ツーアウトから岩本がヒットで代走野間。
紙一重ではあったが、野間が盗塁をあせって、スタートが一瞬早く、牽制でアウト。
ちょっと、ムードが悪くなった。

8回裏の巨人の攻撃は、ワンアウトから亀井がヒットの後、暴投で二進。
脇谷のショートゴロで二死三塁。
小林は四球の後、橋本到がライトへのタイムリーツーベース。
1塁ランナーの小林は本塁でタッチアウト。4-6。

9回のカープの攻撃を迎え、巨人のピッチャーはカミネロに交代。
球は速いがコントロールが悪そうなところが狙い目か。
先頭の田中が内野安打のあと、菊池はサードゴロで2塁封殺でワンアウト。
続く丸はセカンドへのゴロで万事休すだったが、守備固めの寺内がエラー。
松山は倒れて、この日三度目の新井の打席。
ホームランが出れば逆転だったが、空振り三振でゲームセット。

中継プレーで大量得点は許さなかったが、ツーアウトからのタイムリーが痛かった。
優勝へ向けて、楽な試合はない。

雨の東京ドーム





読響サマーフェスティバル2017「三大協奏曲」 (東京オペラシティコンサートホール)

2017-08-28 23:59:00 | 音楽
東京オペラシティコンサートホールにて、読響サマーフェスティバル2017「三大協奏曲」を鑑賞。

指揮=海老原光

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
ヴァイオリン=キム・ボムソリ

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
チェロ=岡本侑也

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
ピアノ=ダニール・ハリトーノフ

3人の天才の演奏が圧巻。
いいものが聴けた。


広島 vs 横浜(横浜スタジアム 2017/8/22)筒香の一撃が球場の空気を変える

2017-08-22 23:59:00 | 野球観戦
夏の甲子園で広陵高校の決勝進出に刺激されてか、野村が完投を目指して登板した9回、まさかの幕切れが待っていた。

9回表カープの攻撃終了時点で、5-2の楽勝ムード。
カープの先発投手野村は、初回こそ、アンラッキーなヒットもあり、犠牲フライで1点を失ったが、
危なげない投球で、やや疲れの見えた8回に嶺井にソロホームランを浴びたものの、完投ペース。
打線も、エルドレッド、安部のホームランなどで、ほどよく得点。
結果的には、もう1点でも取れていればという場面もあったが。

9回裏の横浜の攻撃は、先頭の柴田がライト前へのクリーンヒット。
次打者に筒香を迎え、普段ならここでピッチャー交代だったと思う。
マウンドにコーチ、内野手が集まり、何やら相談。
恐らく、ホームランを打たれてもまだ1点リードということで、勝負することにしたのではないか。
前の打席でうまく料理できたこともあり、バッテリーが勝負を志願したのかもしれない。

しかし、この場面、筒香の気合がカープバッテリーを飲み込んだ。
ライトスタンド最上段へあわや場外の大ホームラン。
これが普通のホームランなら仕方なかったで済ませられただろう。
明らかに球場の雰囲気が変わった。

ここで、カープはピッチャー交代で今村へスイッチ。
その今村がなす術なく、ロペスに同点弾、宮崎に逆転弾を浴びて、まさかの三連発で逆転サヨナラ負け。
横浜ファンにとっては最高の試合だったろう。

カープ優勝への優位は崩れないにしろ、クライマックスシリーズでの横浜との対戦に不気味さが残った。
とは言え、横浜スタジアムでなければ、サヨナラはないので、多少の安心感はある。
優勝に向けて楽な試合はないと肝に銘じて、貪欲に点を取りにいくしかない。



遠投で肩の調子を整える野村


この時点では楽勝ムードだった



「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」 (ねたばれ注意)

2017-08-18 23:59:00 | 映画
タイムリープして少しずつハッピーエンドに近づく展開がどうも好きになれない。

この物語の面白いところは、タイムリープを繰り返すうちに主人公の典道となずなの気持ちが純化されて、
未来ではなくて、今この瞬間の大切さに気付くところだ。
現実離れした花火の形はファンタジーの世界だが、理屈ではなく、目の前のものをストレートに受け容れて味わう思い切りが、
自分を新しい世界に連れて行ってくれるのかもしれない。
そういう心構えができたときに、固定観念や諦めを超えて、現実と対峙できるということだろう。

自分が中高生のときに観ていたら、ただ「面白い」で終わっていたかもしれないが、本当年取ったなあ。

点数は、7点(10点満点)。

タイトル:打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
製作年:2017年
製作国:日本
配給:東宝
総監督:新房昭之
監督:武内宣之
主演:広瀬すず、菅田将暉
他出演者:宮野真守、浅沼晋太郎、豊永利行、梶裕貴、三木眞一郎、花澤香菜、櫻井孝宏、根谷美智子、飛田展男、宮本充、立木文彦、松たか子
上映時間:90分


「君の膵臓をたべたい」 (ねたばれ注意)

2017-08-17 23:59:00 | 映画
齢を重ねて泣ける作品が好きになってくるのは仕方ないのだろうか。

この作品は、主演の二人の新鮮さにつきると思う。
ヒロインの浜辺美波の頑張っている感とか儚さは、女優として駆け出しの今しか出せないもので、
余命わずかな高校生という役柄と重なることで、輝きが増していたことは間違いない。
僕の北村匠海の抑えた演技もよかった。
高校生ぐらいの男の自分を大事にしたいけど、このままでもいけないという葛藤と、
彼女を大切に思う抑えきれない気持ちを自然に演じていて、すっと心に入ってきた。

また、小栗旬の先生役も納得。
高校生のときに、あれほどの経験をしてしまっては、その後の人生を無邪気には生きれないと思うが、
そこを丁寧に表現していると感じた。
特に歩き方が秀逸でうなってしまった。

全体的に映像が綺麗で、特に桜の景色が印象的で、日本の美を感じれるところもよかった。

点数は、10点(10点満点)。

タイトル:君の膵臓をたべたい
製作年:2017年
製作国:日本
配給:東宝
監督:月川翔
主演:浜辺美波、北村匠海
他出演者:北川景子、小栗旬、大友花恋、矢本悠馬、桜田通、森下大地、上地雄輔
上映時間:115分