とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」(ねたばれ注意)

2018-06-30 23:59:00 | 映画
スター・ウォーズのスピンオフ作品。
若き日のハン・ソロの物語。
チューバッカとの出会いや「ミレニアム・ファルコン号」を手に入れたエピソードが描かれる。

そんなに期待していなかったが、ハン・ソロの破天荒な生き様が面白かった。
恋人のキーラとの関係がどうなっていくのか、すべてが語られているわけではなく、謎も残っている。

「ミレニアム・ファルコン号」が出てくると、素直にテンションが上がった。

タイトル:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
原題:SOLO: A STAR WARS STORY
製作年:2018年
製作国:アメリカ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:Ron Howard
主演:Alden Ehrenreich
他出演者:Woody Harrelson、Emilia Clarke、Donald Glover、Joonas Suotamo
上映時間:135分


広島 vs 横浜(横浜スタジアム 2018/6/29)ジャクソン、アドゥワが打たれて、サヨナラ負け

2018-06-29 23:59:00 | 野球観戦
横浜スタジアムは外周部分を工事中。


5回裏2死の場面で球場到着。
この時点で、4-1でカープのリード。

ここまでの経過は、下記の通り。
・1回表に鈴木誠也のタイムリーでカープが先制。1-0。
・2回表に大瀬良の2点タイムリーで、3-0。
・4回表にバティスタのソロホームランで、4-0。
・4回裏にロペスのソロホームランで、4-1。

7回表のカープの攻撃。
先頭の西川がセンター前ヒット。
大瀬良が送りバントで1死2塁。
ただ、このときに大瀬良が足を痛めたようで、おんぶされてベンチへ。
投手交代は仕方ないとしても、次の登板が気になる。
せっかく作ったチャンスも、田中広輔、丸が三振で無得点。

7回裏から、一岡が登板。
大瀬良が好投していただけに、プレッシャーはあったと思うが、三者凡退で切り抜けた。

8回裏はジャクソンが登板。
代打の乙坂に初球を打たれて、センター前ヒット。
柴田には追い込んでの決め球を、三塁線を抜かれて、1、2塁のピンチ。
非力なバッターに外角勝負はこれがあるので、インコースを攻めて欲しかった。
続くバッターは神里。
ここでランナーを溜めての、筒香、ロペスは嫌なので、ベストは併殺だが、
神里は脚が速そうなので、とにかく一つアウトを取ることと思ったら、何とホームランで同点。

ジャクソン交代と思ったが続投。
ソトはファーストゴロで1死。
続く宮崎のぼてぼてのショートゴロを田中広輔がダッシュして捕球しランニングスロー。
セーフに見えたが、判定はアウト。これがビデオ判定でセーフで内野安打。
筒香はセカンドフライ、ロペスは四球で、2死1、2塁の逆転のピンチ。
倉本に初球をレフト前ヒットを打たれ満塁。
1点取られると、山崎で逃げ切られるので、何としても抑えないといけない場面だが、ジャクソン続投。
この回はジャクソンに任せたということか。
押し出しも怖いと思ったが、初球を嶺井がショートゴロで何とかしのいだ。

9回表から同点にもかかわらず、横浜は山崎が登板。
ラミレス監督のこの試合にかける意気込みを感じた。
先頭の堂林があっさり三振。
しかし続く西川がセカンドへの内野安打で出塁。
ここで代打の松山がしぶとくレフト前に落として、1死1、3塁のチャンス。
松山の代走、上本が盗塁の後、田中広輔は死球で満塁。
山崎も同点での登板は少ないので、今ひとつ噛み合わないのか。
しかし、菊池三振、丸はピッチャーのグラブを弾くもセカンドゴロでチェンジ。

嫌な空気の中、カープのマウンドはアドゥワ。
先頭の乙坂を四球で出し、柴田に送られて、1死2塁。
神里は申告敬遠で、ピッチャー山崎の打順で代打は佐野。
ここを抑えれば、勝ちが見えてくるので、何とか踏ん張って欲しかったが、
初球をライトフェンス直撃のヒットで、サヨナラ負け。

緒方監督のゲームプランはよかったと思うが、選手が応えきれなかったか。
大瀬良の降板が誤算だったが、選手を育てて勝つ姿勢が見れたことはよかった。
これが、終盤戦に生きてくるか。


「空飛ぶタイヤ」(ねたばれ注意)

2018-06-25 23:59:00 | 映画
闘う男。長瀬らしい、長瀬だった。

池井戸潤の小説の映画化。
「下町ロケット」や「陸王」と同じく中小企業の社長の奮闘もの。
TVドラマと比べて、2時間の映画では脇役の人間の掘り下げが薄くなっている気がしたが、
俳優の表情や台詞から行間を読めるところが面白かった。

池井戸作品の醍醐味は、悪役の憎らしさだ。
岸部一徳が演じたホープ自動車の常務の厚顔無恥ぶりや、
ディーン・フジオカが演じた沢田の揺れ動く様は見所だ。

ただ、小説自体、過去のリコール隠しにモチーフがあることは明らかで、
最近では検査の不正といった問題が発生しており、架空の話ではない。

実際に自分が当事者になったときに、どう振舞えるか考えるために、意味がある作品だ。

点数は、7点(10点満点)。

タイトル:空飛ぶタイヤ
製作年:2018年
製作国:日本
配給:松竹
監督:本木克英
主演:長瀬智也
他出演者:ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、小池栄子、寺脇康文、ムロツヨシ、木下ほうか、柄本明、佐々木蔵之介、六角精児、大倉孝二、津田寛治、升毅、、笹野高史、岸部一徳
上映時間:120分


「万引き家族」(ねたばれ注意)

2018-06-08 23:59:00 | 映画
是枝監督のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作だが、大作と思わずに見たい作品だ。

「もし家族を選べたら」ということがテーマになっている。
家族というのは、配偶者以外は選ぶことができないし、配偶者もある時点からは、後戻りできないというか・・・。
どんな状況であれ、不満が一切ないことはないだろうから、
そこで折り合いをつけるしかないが、そう割り切れるのは歳をとってからだ。

ただ「選ぶ」ということは「選ばない」ことと表裏一体で、
選んだ目的が達せられなくなると別れにつながるということだ。
そこの切なさも表現されていて、一見、理想の家族のようにも見えるが、苦しさを伴っている。
DNAのつながりにも、それはそれで意味があるとも思わせてくれる。
結局、自分が今いる場所で最善のことを行っていくしかない現実をつきつけられる。

人それぞれに事情があって、そのことを必ずしも知らなくてもいいが、先入観で決めつけてしまってはいけない。
また、嫌なものでも見ようとしないと、より深い世界にはいけない。

点数は、8点(10点満点)。

タイトル:万引き家族
製作年:2018年
製作国:日本
配給:ギャガ
監督:是枝裕和
主演:リリー・フランキー、安藤サクラ
他出演者:松岡茉優、池松壮亮、城桧吏、佐々木みゆ、緒形直人、森口瑤子、山田裕貴、片山萌美、高良健吾、池脇千鶴、柄本明、樹木希林
上映時間:120分


神秘のやきもの宋磁(出光美術館)

2018-06-07 23:59:00 | 美術館
出光美術館にて「神秘のやきもの宋磁」を鑑賞。

中国・宋代の陶磁器を宋磁といい、青磁、白磁などの単色でシンプルなフォルムのものから、
色彩を施した凝ったデザインのものまで、バラエティーに富む。

平安時代以降、日本にも輸入され、貴族のステイタスシンボルになり、贅沢品として扱われた。
後の時代には、模倣したデザインのものが日本でも作られるようになった。

青磁の色をエメラルドグリーンというと、質感が伝わらないが、
「青磁袴腰香炉」の色の深みは、写真でも伝わらないように見える。
重さだとか、手触りだとか、手に取ってみないとわからないことも多いだろう。
想像力を掻き立てられるのも、愉しさの一部だ。