とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

広島 vs 横浜(横浜スタジアム 2017/6/28) 投手陣が踏ん張れず乱打戦を落とす

2017-06-28 23:59:00 | 野球観戦
午前中、小雨が降り、雨中での試合の可能性もあったが、午後から雨は止み、いいコンディションで試合開始。

カープの先発投手は2年目の岡田。今シーズンは既に7勝しており、最速150kmを超えるストレートが武器だ。
横浜はベテランの久保。

1回表に幸先よく、エルドレッドのタイムリーツーベースなどで3点を先制。
3回表にも松山のソロホームランで4-0としたが、横浜の先発投手、久保が要所で三振を取り、粘っている。

3回裏に岡田が横浜打線に捕まり、同点。
あわや逆転の場面で菊池が戸柱のボテボテのゴロを間一髪でさばいて、踏みとどまった。

4回表は岡田からだったが、緒方監督は、思い切った交代で、代打に天谷。
天谷凡退の後、田中のツーベースでチャンスを作り、菊池のヒットの後、丸の犠牲フライで5-4と再びリード。

4回裏からは九里がマウンドへ。が、梶谷にスリーランホームランを浴び、5-7と逆転を許す。

5回表は三者凡退で嫌な流れ。結局、横浜の先発投手の久保は5回を投げ切った。
早い回で投手交代すると混戦を招きがちだが、久保を持たせることで主導権を引き寄せたラミレス監督の好采配だったかもしれない。

一方のカープは、5回裏は九里が続投も2点を追加され、5-9。
岡田を早めに代えたなら、九里も代えるべきだったように感じた。

6回裏からカープの投手はジャクソンにスイッチ。
が、無造作に力勝負を挑み、筒香にあわや場外の特大ホームランを浴び、宮崎にも連続ホームランを浴びる始末。
5-11となり、ダメを押された感じ。

カープ最後の攻撃で、9回表2死からの粘りを見せたが、8-11で完敗。

横浜ファンから見ると、4点差をひっくり返して、筒香の豪快なアーチが見れ、最高の試合だっただろう。
カープファンとしては、打線が序盤で攻め切れなかったのと、岡田、九里、ジャクソンと決め球の甘さの敗戦という気がする。
最後に出てきた今井が球威は一番なかったが、結果0点に抑えたのを勉強する必要があるだろう。





9回裏、松山、タイムリーヒットの瞬間



京劇「楊門女将 2017」 (東京芸術劇場)

2017-06-27 23:59:00 | イベント
東京芸術劇場にて、京劇「楊門女将 2017」を鑑賞。
最前列のほぼ真ん中の席で、役者の表情がはっきりと見えて、楽しめた。
ただ前過ぎると、舞台横の字幕を読んでいる間、舞台が見れないので、字幕は細かく見ないようにした。
ストーリーはシンプルなので、素直に役者の演技と音楽に身を委ねるだけでいい。

役者の目力が凄いなと思い、よく見ていると、瞬きをしていないことに気がついた。
厳密には、決めポーズの直前に意識的に目を閉じたり、役者がすれ違って客席から死角になるときに瞬きしている。

また、衣装を効果的に使ったアクションの見せ方が面白かった。
凄い速さで体を回転させるアクションの場面で、衣装がやや遅れて動くので、止まっているような錯覚があり、速さがより際立つ。
京劇そのものの奥深さの知識はないが、非常に肉体的な鍛錬が必要なことは伝わってくる。

贅沢を言うと、中国語が理解できれば、より楽しめるだろうが、ハードルが高すぎるか。


株式会社アミューズ 第39期定時株主総会

2017-06-25 18:00:00 | 投資
株式会社アミューズの第39期定時株主総会に参加。
競馬の宝塚記念と被って迷ったが、某俳優の事件に対する認識を聞きたく、こちらを選択。

冒頭、畠中社長から、株主へ心配をかけたことに対し、陳謝の挨拶があった。
アーティストのマネージメントという仕事を根本から見直すとの趣旨の発言があった。

アーティストというのが単純に歌や演技といったパフォーマンスだけで評価される仕事ではなく、
イメージを売っているということではあるが、それだけストレスが大きく、人間の弱さの部分へのフォローが課題だと思う。
また、アーティストになる人間はもともと好奇心が旺盛で、冒険心もあるはずだから、向ける方向を間違えてはいけない。
必ずしもアーティストに限った話でもなく、自分への戒めでもあるが。

株主総会後は、恒例の事務所所属アーティストのライブだ。
今回は、「阪本奨悟」と「flumpool」の2組。

阪本奨悟のデビュー曲「鼻声」は、事務所の先輩である福山雅治がプロデュースとのこと。
「しょっぱい涙」、「Fly」、「鼻声」の3曲を熱唱。
キラキラ感が半端なかったが、何とか爪痕を残してやろうという必死さも伝わってきて、応援したくなった。
俳優との二足の草鞋を履くなら、福山雅治を超える国民的スターを目指して欲しい。

「flumpool」は、これまでじっくり聴いたことがなかったが、大阪出身というのが、興味を惹かれた。
MCで、その片鱗は見えたが、ストレートなサウンドでメジャー感があった。

残念な事件はあったものの、会社として、乗り越えていこうという姿勢が見えたことは、とても心強かった。
予想を覆す、好業績を期待したい。


「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」 (ねたばれ注意)

2017-06-21 23:59:00 | 映画
気軽に幸せをつかみにいけない男と女。
どちらかが、もう少し強引なら距離が縮まるが、それでは映画にならない。
最近の若者事情を聞く限り、こんな面倒くさい男女関係はないのではないか。

世の中は様々なありとあらゆる矛盾の塊でいちいち一つ一つに絡んでいけない。
自分の手の届くところを少しかじって、生きていくだけだ。

石井裕也監督は、1983年6月21日生まれで、今日が34歳の誕生日だった。
若者の心も、おやじの心もわかるが、当事者でない年齢こその作品かも。

点数は、7点(10点満点)。

タイトル:映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ
製作年:2017年
製作国:日本
配給:東京テアトル、リトルモア
監督:石井裕也
主演:石橋静河、池松壮亮
他出演者:佐藤玲、三浦貴大、ポール・マグサリン、市川実日子、松田龍平、田中哲司、大西力、野嵜好美
上映時間:108分


ミュージカル「レ・ミゼラブル」 (帝国劇場)

2017-06-19 23:59:00 | 音楽
帝国劇場にて、ミュージカル「レ・ミゼラブル」を鑑賞。

ミュージカルの定番中の定番。
日本初演30周年記念公演。
演じる側にも観る側にも心動く作品ということだろう。

感動するポイントはいくらでもあるが、一番グッときたのは、昆夏美演じるエポニーヌが孤独を歌う場面だった。
森公美子のマダム・テナルディエは貫禄の域。
どう動けば客が喜ぶかを知り尽くしているが、嫌みがない。

舞台装置も、下水道シーンの映像を使った背景の表現や、バリケードシーンのラストの照明の使い方が面白かった。

大満足。



出演者リスト