とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

福山城

2022-05-04 23:00:00 | 旅行
福山城を訪れたが、福山城築城400年記念事業で天守閣の工事中。
現在の天守閣は戦災で焼失後に再建されたものだが、往時の姿に近づけるべく、「天守北側鉄板張り」を復元するとのこと。

工事が終わったら、また来たい。




名古屋城から徳川美術館へ

2020-11-01 13:30:00 | 旅行
金の鯱で有名な名古屋城へ。
残念ながら天守閣は耐震に問題ありとのことで立入禁止。
2018年に復元された本丸御殿が新たな見所になっている。

戦災で、天守閣と本丸御殿は焼失したが、内部の障壁画は取り外されて保管されていたとのこと。
それらをもとに、旧来の材料、工法を使って、史実に忠実に復元したらしい。
総事業費は約150億円。これを500円で見れると思えばラッキーだ。
当時の最先端の贅沢が体現されているとしても、やっぱり現代の方が落ち着く気はする。

名古屋城の後は、徳川美術館へ移動。
尾張徳川家の名品を収蔵する美術館である。
鎧兜や刀剣、茶道具に留まらず、日用品が数多く展示され、
大名家の日常生活に迫れるところが魅力だ。
秘蔵されていたという精巧な日本地図やオランダから手に入れた望遠鏡もあり、
江戸時代後期には、思ったよりも科学的な考え方が浸透していたのではないかと感じた。





名古屋城本丸御殿


徳川美術館

岐阜城

2020-10-31 17:00:00 | 旅行
犬山城から岐阜城へ移動。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で盛り上がっているのか、
金華山山頂へ登るロープウェーが40分待ち。
ロープウェーからの景色を見たかったが、
山頂の天守の閉館までに間に合うか微妙だったので、徒歩で行くことに。
一番近道になる馬の背登山道で徒歩30分、もう一つの瞑想の小道は徒歩60分。
馬の背登山道は健脚の人向けというのが気になったが、こちらを選択。
しかし、これが間違いだった。
手荷物がなければ、多少はましだったかもしれないが、かなりの急斜面。
何とか40分ぐらいで登りきることができたが、
普段の運動不足もあり、山頂までが遠かった。

天守の望楼からの眺めが絶景。
近くを流れる長良川と遠くに見える木曽川の流れが眩しい。
夜景でも見ながらお酒が飲めたら織田信長になった気分を味わえたかも。
しかし、この山頂に城を築くのは、さぞ大変だっただろう。
それが体感できたのがよかった。

帰りもロープウェーは長蛇の列。やむなく、徒歩で下山。
今度は、百曲り登山道を降りたが、こちらは比較的歩きやすかった。


犬山城

2020-10-31 13:00:00 | 旅行
GoToトラベルを活用して、名古屋方面へ旅行。
いつか行こうと思っていた犬山城へ。

現存する天守の中でもっとも古いと言われているらしい。
1935年に国宝に指定され、別名を白帝城という。

織田信長の叔父である織田信康が1537年に築城し、
その後、城主が頻繁に変わったが、江戸時代に入り、
1617年尾張藩付家老、成瀬正成が城主となって以降は、
成瀬氏が幕末まで城主を務めた。

木曽川沿いの小高い山の上に立つ城は、
攻撃に対する守りと水運への対応からこの地に建てられたのだろうと推測。
かつては、城下町全体を堀で囲んだ総構えだったとのこと。

幸い天気がよく名古屋市街の高層ビルが見えた。
天守の望楼が微妙に傾いているようで、やや恐怖を感じるが、
自然に囲まれた気持ちのいい景色。

地理的に西国に対する名古屋への備えでもあり、
いち早く、敵を察知して、木曽川で食い止める役割だったのだろう。

城とまちミュージアムでは、「犬山城主の武威」ということで、
成瀬家に伝わる武具や工芸品が見れた。
初代城主の成瀬正成は家康の信任が厚く、付家老に任じられただけに
徳川家につながる名品も多く残されている。

隣の犬山からくりミュージアムでは、からくり人形が見れた。
この技術が自動車につながっていると考えると、
戦国時代に日本を制した特質がこの地にあったように思える。

今度は、このからくりをのせた車山が繰り出される犬山祭を見てみたい。



天守閣からの眺め


城とまちミュージアム