「マスカレード・ホテル」（ねたばれ注意）

ミステリーよりは俳優の演技にスポットが当たる演出で面白かった。
また、キャスティングも興味深かった。
キムタクが松たか子に手錠をかけるとは、20年前に想像できただろうか。

予告編の「コンフィデンスマンJP」の流れで、
長澤まさみと小日向文世が、ダー子とリチャードにしか見えず。

エンドロールを見て、友情出演の明石家さんまがわからなかったのが残念。

続編確定だろう。

点数は、8点（10点満点）。

タイトル：マスカレード・ホテル
製作年：2019年
製作国：日本
配給：東宝
監督：鈴木雅之
主演：木村拓哉、長澤まさみ
他出演者：小日向文世、梶原善、泉澤祐希、東根作寿英、石川恋、濱田岳、前田敦子、笹野高史、高嶋政宏、菜々緒、生瀬勝久、宇梶剛士、橋本マナミ、田口浩正、勝地涼、松たか子、鶴見辰吾、篠井英介、石橋凌、渡辺篤郎
上映時間：133分

フェルメール展（上野の森美術館）

上野の森美術館にて、「フェルメール展」を鑑賞。

フェルメールの全作品35点のうちの8点がみれるという贅沢なもの。
・マルタとマリアの家のキリスト
・取り持ち女
・牛乳を注ぐ女
・ワイングラス
・リュートを調弦する女
・真珠の首飾りの女
・手紙を書く女
・手紙を書く婦人と召使い

「ワイングラス」の完成度が凄い。
この絵は光の当たり方が鮮やかでくっきりして見えた。

「私は、マリア・カラス」（ねたばれ注意）

マリア・カラスの歌を生で聴いてみたかった。

しかし、これほど本人の想いが残されていたことに驚いた。
マリア・カラスにかかわった多くの人が亡くなってしまっているので、事の真相はわからないが。

昨今、コンプライアンスだとか働き方改革だとかで、こういう規格外の人は出てこないかもしれない。
天国と地獄が隣り合わせの人生だからこその栄光と挫折。
そこから生まれる美しさをみんな見たいのだろう。

点数は、8点（10点満点）。

タイトル：私は、マリア・カラス
原題：MARIA BY CALLAS
製作年：2017年
製作国：フランス
配給：ギャガ
監督：Tom Volf
出演：Maria Callas
上映時間：113分