とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

「空母いぶき」(ねたばれ注意)

2019-05-30 23:59:00 | 映画
国防問題を真正面から取り上げた作品で見応えがあった。

一つ疑問に思ったことは、西島秀俊演じる秋津のような人間が、自衛隊に存在しうるのかだ。
訓練は十分過ぎるほど積んでいるとしても、実戦経験がない状態で、自分と味方の命を背負って、
冷静な判断はできないのではないか。
しかもマスコミを使って、巧みに情報操作までやってのけるのは無理だと思う。

秋津のような行動ができるとしたら、最初からシナリオを準備しておいて、
トリガーになることが起これば、迷いなく実行に移すことだろうか。
だとしても、かなりの決断力が要求される。

戦闘シーンを見て感じるのは、やはり先手必勝ということだ。
それがわかっていて、相手が先に手を出すまで待つのは非常に忍耐が必要だ。
戦闘力が確実に相手よりも上でなければ、取れない戦術である。
必然的に防衛費用がかさむことになる。

やっぱり世界は平和であるべきなのだ。

点数は、8点(10点満点)。

タイトル:空母いぶき
製作年:2019年
製作国:日本
配給:キノフィルムズ
監督:若松節朗
主演:西島秀俊
他出演者:佐々木蔵之介、本田翼、小倉久寛、高嶋政宏、玉木宏、市原隼人、中井貴一、吉田栄作、益岡徹、斉藤由貴、藤竜也、佐藤浩市
上映時間:134分


広島 vs ヤクルト(神宮球場 2019/5/28)雨中の乱打戦は最後まで熱かった

2019-05-28 23:59:00 | 野球観戦
球場に向かうまでは小雨だったが、試合が始まると雨がやみ、予報では20時までは降らない模様。
短時間のゲームを期待したが、どうなることか。


カープの先発投手は野村、ヤクルトは原樹里。

カープ初回の攻撃は、野間凡退のあと、菊池が死球で出塁。
すかさず、盗塁でいきなりのチャンスも、バティスタ、鈴木誠也が倒れて無得点。

1回裏ヤクルトの攻撃は、先頭の大引が四球で出塁。
2番の青木はセカンドゴロで、大引がフォースアウトでランナー入れ替わり。
3番の山田哲人が初球をあわやホームランの左中間フェンス直撃のタイムリーツーベースで、ヤクルトが先制。0-1。
後続を断って、この回はしのいだものの、野村の立ち上がりは不安定。

2回表カープの攻撃は、一死後、會澤のソロホームランが出て、同点。1-1。
2回裏ヤクルトの攻撃は、一死後、奥村がヒットで出て盗塁を試みたが、會澤が刺して、無得点。
今日の會澤は乗っている。

3回表カープの攻撃。
先頭の野間のレフト前ヒットをバレンティンが足を滑らせている間に二塁へ。隙のない走塁だ。
菊池のバントがヒットになり、無死、1塁、3塁のチャンス。(リプレイ検証も判定通り)
バティスタは三振に倒れたが、誠也がセンター前タイムリーヒット。2-1。
一死、1塁、2塁で、続く西川もセカンドへのタイムリー内野安打で、1点追加。3-1。
更に、2塁ランナーの誠也が盗塁で、1塁、3塁とし、會澤セカンドフライで二死後、
田中広輔がライト線へのタイムリーツーベース。4-1。
1塁ランナーの西川は3塁で止まったが、この後の展開を考えると、ホームへ突っ込んでもよかったかな。
小窪が申告敬遠で二死満塁も、打順が9番野村に回り三振で攻撃終了。

4回表カープの攻撃。
先頭の野間がセンターへのクリーンヒット。
すかさず盗塁のあと、菊池がライト前ヒットで、無死、1塁、3塁のチャンス。
続くバティスタがレフト前ヒットで追加点。5-1。
誠也はサードゴロで、一死、2塁、3塁も、西川がセンターへのタイムリーヒット。6-1。
會澤は死球で満塁。
ヤクルトは原樹里から久保へ投手交代も、田中広輔のショートゴロの間に1点追加。7-1。
二死2塁、3塁から、またも小窪は申告敬遠で満塁。
野村はバットに当てたが、セカンドライナーで攻撃終了。

4回裏ヤクルトの攻撃。
先頭の山田哲人がセンターバックスクリーンへホームラン。7-2。
続くバレンティンのレフト前ヒットのあと、村上にライトスタンドへツーランを浴び、楽勝ムードが一転。7-4。
ライトの誠也は一歩も動かず。完璧に打たれた。
雄平は打ち取ったが、奥村、井野の代打の宮本に連打を浴びで、一死、1塁、3塁で野村は降板。
九里がマウンドへ。
久保の代打で川端が登場も三振。大引には四球で二死満塁。
続く青木にライト前に運ばれて、1点差。7-6。
この回打者一巡で、再び山田哲人を向かえたが、セカンドフライでヤクルトの攻撃終了。

5回裏ヤクルトの攻撃前に花火のファンサービス。
しかし、この後、雨脚が強くなり、ビールが進まない。

カープはレグナルト、一岡が踏ん張り、ヤクルトは五十嵐、ハフ、近藤とつないで、8回表のカープの攻撃。
ヤクルトのマウンドはマクガフ。
會澤がこの日2本目のソロホームランでカープ待望の追加点。8-6。

8回裏のカープのマウンドはフランスア。
村上へ四球、雄平、奥村は三振。荒木へ四球のあと、途中出場の中村悠平がレフトへのタイムリーヒット。8-7。
大引はキャッチャーフライで、1点差で9回へ。

9回表カープの攻撃。ヤクルトのマウンドは梅野。
フランスアの代打磯村がサードへの内野安打で出塁。
野間がスリーバントを成功させて、2塁へランナーを進めるも、菊池、バティスタが三振で攻撃終了。

9回裏ヤクルトの攻撃。カープのマウンドはストッパーの中崎。
土砂降りの中、祈る気持ちでマウンドを見つめるしかない。
先頭の青木は三振も、山田哲人は死球、途中出場の坂口には四球。
バレンティンが交代していて本当によかった。
村上は三振で二死も、雄平に四球で、満塁。
中崎劇場キター!
最後は、この日2安打の奥村を三振に打ち取りゲームセット。

終わってみれば、ルーズベルトゲーム。確かにハラハラドキドキの試合だった。
雨の中の試合は負けた方の疲労はより大きいし、連敗中でもありヤクルトは総力戦だったので、よりダメージが大きいはず。
一気に三連勝といきたい。






2019年 日本ダービー観戦

2019-05-26 22:00:00 | 競馬
東京競馬場で、第86回日本ダービーを観戦。
令和に時代が変わって最初のダービーだ。

圧倒的1番人気は6番サートゥルナーリア。
不安要素は乗り替わりのレーン騎手。
2番人気に13番ヴェロックス、3番人気は7番ダノンキングリー。
皐月賞の上位3頭が人気を分け合う形。

レース前の展開予想としては、15番リオンリオンと1番ロジャーバローズが逃げるも、
スローペースで直線勝負になると想定。
内目のサートゥルナーリアとダノンキングリーの叩き合いをサートゥルナーリアが制するか。

ただ輪乗りを見ているとサートゥルナーリアが首を上下に動かして入れ込んでいる。
馬体重の-6kgとあわせ、この暑さ。
初めてぎりぎりまで仕上げられたことで普段と精神状態が異なっているリスクを感じた。
しかも、乗り替わりで、どういう競馬になるか。
正直、大きな試練になるだろうが能力を信頼することに決断。

ゲートが開いて、サートゥルナーリアはまさかの出遅れ。
リオンリオンがかなり飛ばして逃げ、1,000mのラップは57.9秒のハイペース。
これはばてるだろうとみていたが、サートゥルナーリアは後方で動かない。

3コーナから4コーナにかけて、ペースアップしたタイミングで、
大外からサートゥルナーリアは押し上げ、直線は、ロジャーバロース、ダノンキングリーに追いすがる。
しかし、残り200mで脚勢が同じぐらいになり、最後はヴェロックスに差し返されて4着。
ダノンキングリーの追い上げを首差しのいだロジャーバローズが優勝。

何とも競馬の怖さを思い知らされたレースになった。
たらればは言いたくないが、ルメール騎手だったら、
出遅れても、すぐに好位置を挽回して、内から追い上げたのではないかと想像。
サートゥルナーリアの馬群をこじ開けれる闘争心を引き出して欲しかった。
さすがにあれだけ外を回っては辛かった。

サートゥルナーリアに関しては入れ込みの原因分析と次回それが克服できれば強いことは間違いない。

今日は浜中騎手の捨て身の戦法にしてやられた。残念。


広島 vs 巨人(東京ドーム 2019/5/24)強いカープが帰ってきた

2019-05-24 23:59:00 | 野球観戦
カープは9連勝で今季の東京ドーム初戦。10連勝なるか。
カープの先発投手は床田。大瀬良に次ぐ安定感。
巨人はヤングマン。よくわからない。

初回のカープの攻撃は三者凡退。
巨人は1番田中俊太が三振のあと、2番坂本がホームランで先制。0-1。
3番丸、4番岡本と打ち取り、床田の調子は悪くない雰囲気。坂本の好調さが際立つ。

2回のカープの攻撃。
先頭の鈴木誠也が初球を右中間へホームランで同点。1-1。

4回のカープの攻撃。
先頭のバティスタがレフトスタンドへホームランで勝ち越し。2-1。
誠也が死球で出塁のあと、盗塁で無死二塁のチャンス。
西川は三振も、會澤が左中間へのタイムリーツーベース。3-1。
小窪がセカンドゴロでランナーを進めて、二死三塁。
不振の田中広輔に期待も、ワイルドピッチで追加点。4-1。

5回の巨人の攻撃。
先頭の炭谷がレフトスタンドへホームラン。4-2。
巨人はヤングマンをあきらめ、代打の石川がレフトへのクリーンヒット。
田中俊太が送りバントで、一死二塁で坂本。
ホームランで同点の場面も、ショートの田中広輔が絶妙のタイミングでベースに入り、石川は牽制死。
直後に坂本が、この日2本目のホームラン。4-3。
一人気を吐く坂本だが、カープとしては無理に勝負をしなくていい気がした。

6回の巨人のマウンドは田原。
先頭のバティスタにヒットを許すも後続を抑えた。
6回からカープのマウンドはレグナルト。三者凡退で切り抜けた。

7回のカープの攻撃。
田原に抑えられて二死後に代打坂倉。
巨人は満を持して、左腕の利根に交代も、坂倉が粘って10球目を右中間へツーベース。
続く野間への2球目がサイン違いでパスボールで坂倉は三塁へ進塁。
野間の好打を期待も、なんとセーフティースクイズ。
落ち着いて処理すればアウトにみえたが利根がファンブル。5-3。
坂倉の粘りを得点につなげたチームプレーだ。

7回裏の巨人の攻撃。
カープのマウンドは一岡。
代打の重信にセンター前にはじき返され、無死一塁。
続く代打の大城はライトフライに打ち取り、更に代打の中島。
初球を頭部への死球で、中島がマウンドへ詰め寄り、あわや乱闘の雰囲気。
一岡は危険球で退場。急遽、九里がマウンドへ。
非情に難しい場面だったが、田中俊太が初球をライトへのファウルフライ。
坂本を迎えるところで、九里からフランスアへスイッチ。
ホームランが出れば逆転の場面も、坂本も初球打ちでセンターフライ。
カープとしては、この試合の大きな山を乗り切った感じはあった。

8回表のカープの攻撃。
先頭のバティスタがレフト看板直撃、100万円ゲットのホームラン。6-3。
誠也セカンドゴロのあと、西川がライトスタンドへホームラン。7-3。
9回は中崎だろうが2点差だったら怖かったが、安心できる状況になった。

9回表のカープの攻撃。
先頭の田中広輔が右中間へのツーベース。
フランスアに代打長野。カープのユニフォームを着ての東京ドーム初打席。
この日一番の球場の声援。期待に応えてセンターへのヒット。
ヒットの前の空振りでは、フルスイングし過ぎてバランスを崩して倒れこむ場面もあったが、
ベテランがこれほどの必死さを出してくれていることに感動した。
続く野間はダブルプレイも1点追加。8-3。

9回裏は中崎が登板。
先頭のゲレーロにヒットを許すも、陽を三振、大城はダブルプレイでゲームセット。

カープは10連勝達成で首位を堅持。独走の雰囲気が出てきた。
大技と小技を絡め、全員で戦えていることが心強い。
開幕直後の不振が嘘のような快進撃だ。

巨人との違いは試合の流れを決める要所での粘りではないかと感じた。
決めるべき選手が決めているのは事実だが、つなぎの意識によって1点をもぎ取れていることが大きい。
7回の両チームの攻撃がこの試合を象徴していたように思う。
このあとも好ゲームを期待したい。




「コンフィデンスマンJP」(ねたばれ注意)

2019-05-23 23:59:00 | 映画
ダー子、ボクちゃん、リチャード、五十嵐にモナコが加わり舞台は香港。
三浦春馬演じる恋愛詐欺師ジェシーとの対決。

お金のために戦っているようでありながら、
必ずしもお金は大事ではないと思わせてくれるところが魅力。

どんでん返しが多すぎて、頭がくらくらしたが、面白かった。

ちょい役で、大物俳優が出ているところも楽しめた。

点数は、8点(10点満点)。

タイトル:コンフィデンスマンJP
製作年:2019年
製作国:日本
配給:東宝
監督:田中亮
主演:長澤まさみ
他出演者:東出昌大、小手伸也、小日向文世、織田梨沙、前田敦子、竹内結子、三浦春馬、江口洋介
上映時間:116分