「ラプラスの魔女」（ねたばれ注意）

東野圭吾の小説の映画化。
櫻井翔でシリーズ化できるか。
広瀬すずが大人びて、少しイメージが変わった。

理系の東野圭吾らしい、未来を予測できる力で殺人ができるかというミステリー。
豊悦のぶっ飛んだ演技が凄かった。

人より優れた能力を手にしても、正しく使うことの難しさ、
その正しさとはどういう基準で考えるべきなのかを考えさせられた。

点数は、8点（10点満点）。

タイトル：ラプラスの魔女
製作年：2018年
製作国：日本
配給：東宝
監督：三池崇史
主演：櫻井翔
他出演者：広瀬すず、福士蒼汰、志田未来、佐藤江梨子、TAO、玉木宏、高嶋政伸、檀れい、リリー・フランキー、豊川悦司
上映時間：115分

2018年 日本ダービー観戦

東京競馬場で、第85回日本ダービーを観戦。平成最後のダービーだ。


今年は混戦。
川田騎手のダノンプレミアム、池添騎手のブラストワンピースと2頭の無敗馬が軸ではあるが、
皐月賞を回避した2頭だけに取捨に迷う。

馬券は、上記2頭軸の3連単と馬連。
悲願のダービー制覇がかかる福永騎手のワグネリアン、蛯名騎手のゴーフォーザサミットの単勝を買う。

レースは、皐月賞馬のエポカドーロがまさかの逃げ。
逃げると予想していたジェネラーレウーノが2番手。内でダノンプレミアムが3番手。
ワグネリアンは17番枠から5,6番手を追走。福永騎手の攻めの姿勢を感じた。このレースは違う。

1,000m通過が60.8秒と馬場を考えるとややスロー。

直線に入ってまもなく、ジェネラーレウーノが脱落。
エポカドーロの粘りが凄い。
間を割って、何と16番人気の石橋騎手のコズミックフォースがエポカドーロに迫ってくる。
その外から、福永騎手のワグネリアンが猛然とコズミックフォースを交わして、エポカドーロに追いすがる。

「行け、差せ、祐一！ダービージョッキーになれ！」

エピファネイアでキズナに差されたシーンを思い出したが、ワグネリアンがエポカドーロを捕らえ半馬身差でゴール。

表彰式は涙が出た。
個人的にはワールドエースとリアルスティールで辛酸を舐めたことが思い出される。

来年こそ、蛯名騎手に勝利の女神がほほ笑みますように。

福山雅治 FUKUYAMA MASAHARU DOME LIVE 2018 暗闇の中で飛べ（東京ドーム）

東京ドームにて、「福山雅治 FUKUYAMA MASAHARU DOME LIVE 2018 暗闇の中で飛べ」に参戦。

準備がおしたらしく、開場が約1時間遅れ。
1塁側のバルコニー席から鑑賞。

昨年後半からの全国ツアーを締めくくるに相応しい「圧倒的ファイナル感」と、そのスケールは「圧倒的東京ドーム感」。
間違いなく、お金がかかってました。

約2tの機材をぶら下げて、センターステージ頭上に悠々と浮かぶバルーン。
このお陰で、ステージ周りに遮るもののなく、360度からの「圧倒的福山感」。

少し早い夏歌に酔いしれ、新曲に歓喜し、「明日の☆SHOW」で締めくくった至高の一瞬だった。
ましゃ、有難う！

Tシャツとスポーツタオルを購入。年末もたぶん行く。

酒と涙とジキルとハイド（東京芸術劇場プレイハウス）

三谷幸喜作・演出の「酒と涙とジキルとハイド」を観に、東京芸術劇場プレイハウスへ。

何と入口に着物姿の藤原紀香が。
ジキル博士役の片岡愛之助の奥さんだからとはいえ、さすが歌舞伎界。

ジキルとハイドを別の人間が演じるところのアイデア面白すぎ。
二人一役なのだが、片岡愛之助と藤井隆は背丈は似ているものの、顔は全く似ていない。
「普通、ばれるやろ」と突っ込みたくなる。

優香もさすがのコメディエンヌぶり。
壁にぶつかっていくところが、かわいかった。

藤井隆は楽しそう。
最近、弾けたところをテレビで見ていないので、吉本新喜劇を思い出した。

ラストに、タイトルの「酒」と「涙」の落ちもなかなか。

「レディ・プレイヤー1」（ねたばれ注意）

スティーブン・スピルバーグ監督の最新作。
素直に面白かった。
スピルバーグがVRを映像化するとこういう捉えになるのかと。
近未来のバーチャルとリアルの世界の融合とそれに対する批判精神がいいバランスだ。

子供の心を持ち続けた大人の描き方が、スピルバーグらしい。
ガンダムとメカゴジラの戦いとか日本を意識した部分もあり、飽きさせない。

点数は、8点（10点満点）。

タイトル：レディ・プレイヤー1
原題：READY PLAYER ONE
製作年：2018年
製作国：アメリカ
配給：ワーナー・ブラザース映画
監督：Steven Spielberg
主演：Tye Sheridan
他出演者：Olivia Cooke、Ben Mendelsohn、T.J. Miller、Simon Pegg
上映時間：140分