とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

広島 vs 横浜(横浜スタジアム 2022/3/26)開幕2戦目は森下で勝負

2022-03-26 23:59:00 | 野球観戦
開幕戦を勝利して迎えた2戦目。
カープの先発投手は森下。
開幕投手は逃したが、スタートダッシュを決めるのに重要な役割。
横浜は大貫。





1回表のカープの攻撃。
先頭の西川がライト前ヒットで出塁。菊池が送りバントを決めて、先制のチャンス。
小園は落ちるボールに空振り三振の後、松山が同じボールをうまく拾ってレフト前にタイムリーヒット。
二塁ランナーの西川がうまくタッチをかいくぐるスライディングで先取点。1-0。

1回裏の横浜の攻撃。
森下の立ち上がりは危なげなく三者凡退。

3回表のカープの攻撃。
先頭の森下がセンターへクリーンヒット。
西川はセカンドへのゴロだったが、牧がダブルプレーを焦ったのか、後逸して、無死1塁2塁。
菊池が送りバントを決めた後、小園がライトへの犠牲フライで、1点追加。2-0。

4回表のカープの攻撃。
二死から末包が四球を選んだ後、上本がサードへの内野安打。
森下がライト線への二塁打で、2点追加。4-0。

4回裏の横浜の攻撃。
一死から佐野に初ヒットを打たれ、楠本にはセンターへの二塁打で、一死2塁3塁のピンチ。
牧のセンター前タイムリーヒットで、1点返され、なお、一死1塁3塁。4-1。
続く宮崎の打球は一二塁間のゴロだったが、菊池が横っ飛びで捕球して、一塁はアウト。
その間に1点返されたが、ビッグプレー。4-2。

5回表のカープの攻撃。
先頭の菊池が左中間スタンドへ今季チーム初ホームラン。5-2。
小園が右中間を破る三塁打。松山四球で、大貫は降板。
リリーフは左腕の田中健二朗。
無死1塁3塁から、坂倉セカンドフライ、會澤死球、末包三振で、二死満塁。
ここで上本がセンターへ2点タイムリーヒット。7-2。
二死1塁2塁で、森下が3安打目となるショートの頭をぎりぎり超えるヒットで追加点。8-2。

5回裏の横浜の攻撃。
先頭の大和がレフトへのヒットで出塁。
代打の戸柱のファーストゴロで一死2塁。
更に代打の上里。パスボールで一死3塁。
上里ショートゴロの間に三塁ランナーホームイン。8-3。

6回表のカープの攻撃。
この回から横浜のマウンドは上茶谷。
先頭の菊池がレフト前ヒットで出塁。
小園はピッチャーゴロで、二塁封殺でランナーが入れ替わり。
松山のライト前ヒットで、一死1塁3塁のチャンス。
ここまでノーヒットの坂倉がライトオーバーの二塁打で1点追加。9-3。
更に一死2塁3塁で、會澤がレフトへの犠牲フライを決めて、二桁得点。10-3。

9回裏の横浜の攻撃。
カープのマウンドは森下に代わり、新人の松本竜也がプロ初登板。
雨の勢いが激しくなる中、いきなり宮崎と倉本に連打を浴びて、無死1塁2塁のピンチ。
大和にセンターオーバ―の二塁打を打たれ、1点献上。10-4。
点差はあるものの嫌なムード。
無死2塁3塁から、戸柱にライトへ犠牲フライを打たれたものの一つアウトが取れ一息。10-5。
一死3塁から、代打の柴田は三振。桑原にストレートの四球で、二死1塁3塁。
ここで佐野を迎えたが、セカンドゴロでゲームセット。

終わってみれば、二日連続の二桁得点での大勝。
森下は自らのバットで3安打3打点の活躍。
最後は少しハラハラしたのもご愛嬌だったか。
声出しの応援はできないものの、観客席に活気が戻ってきたことが嬉しい。
長いシーズンが始まったばかりだが、今季中に大声で応援できるようになることを楽しみにしたい。


「THE BATMAN-ザ・バットマン-」(ネタバレ注意)

2022-03-20 18:59:00 | 映画
映像が見事なまでに暗い。
ほぼ夜のシーンで、昼間のシーンはわずか。

権力者と裏社会の癒着に苦悩するブルース・ウェイン。
自分の父親にも疑惑があり、悩みは深い。

うーん。ブルース・ウェインが悩むのはもっともだが、盛り上がらない。
でも、そこがいい。

点数は、8点(10点満点)。

タイトル:THE BATMAN-ザ・バットマン-
原題:The Batman
製作年:2021年
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:Matt Reeves
主演:Robert Pattinson
他出演者:Colin Farrell、Paul Dano、Zoe Kravitz、John Turturro、Andy Serkis、Jeffrey Wright
上映時間:176分


「余命10年」(ネタバレ注意)

2022-03-11 23:59:00 | 映画
ダブル主演の小松菜奈と坂口健太郎の二人を中心に、抑えた演出が期待以上に素晴らしく感じた。
こういった難病もので、実話に基づく小説を映像化するのは、すごく難しいと思う。
フィクションの世界で起こりがちな過剰なエピソードはないので、登場人物の心情を丁寧に表現しないといけない。

「死にたくない」と思いながら、死ねることは、もしかするとすごく幸せなことではないかと感じた。
今、生きている現実が幸せで失いたくないという充実感を持てているから、死にたくないのだ。
それは、冒頭の坂口健太郎演じる和人の自殺未遂シーンとの比較で、強く思った。

長く生きていれば、必ずしもいいことばかりではないが、きちんと準備をしたうえで、楽天的になることが、目指す境地だろうか。

点数は、9点(10点満点)。

タイトル:余命10年
製作年:2022年
製作国:日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:藤井道人
主演:小松菜奈、坂口健太郎
他出演者:山田裕貴、奈緒、井口理、黒木華、田中哲司、原日出子、リリー・フランキー、松重豊
上映時間:124分


「ちょっと思い出しただけ」(ネタバレ注意)

2022-03-05 23:59:00 | 映画
ダンサーの夢破れた男性を池松壮亮が、タクシードライバーの女性を伊藤沙莉が演じる。
二人のラブ・ストーリーとうよりは、人生の一部を切り取ったライフ・ストーリーだ。
最近は女性のタクシードライバーも増えているかもしれないが、個性的な客とのやりとりのシーンも面白い。

男というのは自分の世界を持っているものなのだろうか。
そこを乱される相手とは、うまくいかないように感じてしまう。
特に若い頃は、何かに合わせたり、他人の意見を聞くことで自分が自分でなくなる怖さがあったように思う。
結局、誰の意見であろうが、いいものと悪いもの、自分に合うものと合わないものを分かっていなかっただけだろうが。
さすがに齢を取ると、そんなことも言っていられないし、流されることを覚えていく。

そう考えると、若い頃の未熟だった自分や人生のターニングポイントを見守ってくれた人の存在はすごく貴重だ。
映画の世界の中の話だが、この二人が別れずに支え合って生きていければ、よかったのにと思ってしまう。
時間は巻き戻らないから仕方ないが、若い時に人生は長いことがわかっていれば、もっと意味のある寄り道ができたかもと思う。

そう言えば、ミステリアスな役で登場している永瀬正敏が若い頃に出演していたお酒のコマーシャルの台詞を思い出した。
「愛だろ、愛っ。」

点数は、10点(10点満点)。

タイトル:ちょっと思い出しただけ
製作年:2022年
製作国:日本
配給:東京テアトル
監督:松井大悟
主演:池松壮亮、伊藤沙莉
他出演者:河合優実、大関れいか、屋敷裕政、尾崎世界観、渋川清彦、松浦祐也、篠原篤、安斉かれん、郭智博、広瀬斗史輝、山崎将平、細井鼓太、成田凌、市川実和子、高岡早紀、神野三鈴、菅田俊、鈴木慶一、國村隼、永瀬正敏
上映時間:115分