とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

姫路城

2018-12-31 23:59:00 | 旅行
姫路城を散策。
中学生ぐらいのとき以来。

駅からお城まで大通りが真っ直ぐ伸びており、お城の街の風情。

天守閣の中は柱と階段だけで、住むところではなかったことを実感。
西国大名への威嚇のためのお城だったことも再認識。


ルーベンス展(国立西洋美術館)

2018-12-26 23:59:00 | 美術館
国立西洋美術館にて、「ルーベンス展-バロックの誕生」を鑑賞。
現在のベルギーのアントウェルペンで育ったルーベンスをイタリア絵画の系譜で捉える展示という触れ込み。

ルーベンスは弟子に彫刻をデッサンすることを課していたらしい。
「彫刻を石のように描くな」と指導し、生きている人間の動きや肉体の感触を表現することを学ばせていたとのこと。
それまで彫刻で表現されていた人間の三次元的な造形を二次元の絵画で表現しようとしたのだろうか。
彫刻との違いはその色彩にもある。色使いも素晴らしいが、特に陰影のつけ方がドラマティックだ。

ルーベンスという人は、画家だけでなく、外交官や実業家としても活動しており、当時の世界の変化の最先端にいたようだ。
世界を旅しながら、各地の芸術をみては絵画に取り込み、現地の有力者と情報交換し、自らの役割を果たしたのだ。
面白い人生だったのではないだろうか。


福山☆冬の大感謝祭 其の十八 野郎夜!!5

2018-12-23 23:59:00 | 音楽
パシフィコ横浜にて「福山☆冬の大感謝祭 其の十八 野郎夜!!5」に参戦。

なんだかんだで5回目の野郎夜。
今回も感じたこれ以上ない一体感。
自分にとっては大晦日といっていい、1年の締めくくりであり、来年へのスタートでもある。

ダブルアンコールの「甲子園」。
「あと一歩」を頑張れるか、シンプルなメッセージに感動できる時間を過ごせたことに感謝。




「ピアソラ 永遠のリベルタンゴ」(ねたばれ注意)

2018-12-21 23:59:00 | 映画
小松亮太のコンサートで紹介を受けて鑑賞。
踊るためのタンゴから聴くためのタンゴへ転化させたタンゴ界の革命児であり、
20世紀の偉大な作曲家アストル・ピアソラのドキュメンタリー。
息子のダニエル・ピアソラの依頼を受けて制作された作品。

ピアソラの生い立ちから、成功をつかむまで。
また、家族とのプライベートな映像など、素顔に迫る内容。

アルゼンチンから4歳でニューヨークへ移住し、バンドネオン奏者となり、アルゼンチンへ帰国。
パリでクラシックを学んで、タンゴと融合させたが、伝統的なタンゴファンからの非難を浴びる。
「過去を振り返るな。昨日成したことはゴミ」と息子に話した不屈の闘志で新しい音楽を切り拓いていった。

そう思ってみていると、ピアソラは音楽家というよりも、マフィアに見えてくる。

ピアソラは温かい家庭よりも音楽を選んだ。
息子の依頼で作られた映画なので、息子もそこは納得していたのだろう。
そういう意味では音楽が強い絆になったのだろう。深い。

点数は、9点(10点満点)。

タイトル:ピアソラ 永遠のリベルタンゴ
原題:PIAZZOLLA THE YEARS OF SHARK
製作年:2017年
製作国:アルゼンチン、フランス
配給:東北新社、クラシカ・ジャパン
監督:Daniel Rosenfeld
出演:Astor Piazzolla
上映時間:94分


矢野顕子さとがえるコンサート2018(NHKホール)

2018-12-09 23:59:00 | 音楽
東京・渋谷のNHKホールにて、「矢野顕子さとがえるコンサート2018」を鑑賞。

2018年11月17日放送のNHKスイッチインタビュー「矢野顕子×油井亀美也」を見ていたこともあり、矢野さんのロケット熱が理解でき、楽しめた。

矢野さんの歌に何とも言えない普遍性を感じた。
それは人を愛しく思う気持ちだったり、風景を綺麗だと感じる感受性だと思う。
音楽を通して伝わってくる包容力に自然に涙が出てくる。

ゲストの細美武士、奥田民生との掛け合いも楽しく、大満足。
奥田民生との「フェスティバル」、「父」は最高だった。

アンコールは「東京ドライブ、青森ドライブ、広島ドライブ」、
最後は「ラーメンたべたい」でしめた。

来年も絶対行きたい。



青の洞窟SHIBUYA