とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

広島 vs 横浜(横浜スタジアム 2024/3/31)アドゥワが抜擢に応え今季初勝利

2024-03-31 23:59:00 | 野球観戦
横浜での開幕2試合は横浜のルーキー渡会の大活躍で、カープは連敗。
開幕3戦目の先発投手は、横浜との相性を考慮してアドゥワ。
さすがに開幕3連敗は避けたいところで、プレッシャーがかかるマウンドだが、オープン戦の好調を継続して欲しい。
攻撃陣のオーダーは日替わり状態だが、勝てるパターンを早く見出したい。





横浜の先発投手は大貫。

1回裏の横浜の攻撃。
1番渡会はフォークで空振り三振も、2番オースティンにレフト線への二塁打を浴びる。
3番佐野はセカンドゴロで、オースティンは3塁へ進塁。
4番牧へは勝負を避けたのか、ストレートの四球。
5番宮崎はライト線への二塁打で、横浜が先制。0-1。
6番梶原は死球で、二死満塁。
7番伊藤光はレフトフライで、なんとか最少失点で切り抜けた。

2回表のカープの攻撃。
5番秋山が四球で出塁。
6番坂倉は左中間への二塁打で、無死2塁、3塁のチャンス。
7番田村のファーストゴロで、秋山がホームインで同点。1-1。
なお、一死3塁で、8番菊池はサードへのゴロ。
坂倉が三本間に挟まれて粘る間に菊池は2塁へ。
9番アドゥワは空振り三振で攻撃終了。

3回表のカープの攻撃。
一死から、2番田中広輔がライトスタンドへのホームランで勝ち越し。2-1。

6回裏の横浜の攻撃。
カープはアドゥワから益田へ投手交代。
二死から7番伊藤光にレフト前ヒット、8番石上にライト前ヒットで、二死1塁、2塁のピンチ。
9番大貫に代打松尾が起用されるが、初球をファーストファウルフライに倒れる。

7回表のカープの攻撃。
横浜は新外国人のウィックが初登板。
5番秋山がセンター前ヒットで出塁。
6番坂倉は力のないショートライナー。
7番田村はバットを折られるセカンドゴロ。
8番菊池はストレートの四球。
9番益田に代打で、松山が登場。
力勝負だったが、詰まらされて、センターフライ。

7回裏の横浜の攻撃。
カープは益田から矢崎へ投手交代。
1番渡会はショートゴロ、2番オースティンはファーストファウルフライ。
3番佐野にはストレートの四球。
4番牧は初球をサードファイルフライ。

8回表のカープの攻撃。
横浜はウィックから上茶谷へ投手交代。
1番野間がセンター前ヒットで出塁。
2番田中広輔は2球バント失敗の後、見逃し三振。
野間が盗塁成功で、一死2塁となって、3番小園は申告敬遠。
4番堂林はレフト前ヒットで、野間は3塁ストップしていたが、佐野がホームへ暴投。
それを見て、野間がホームイン。
バックアップしていたファーストのオースティンが誰もいない本塁へ送球して、小園もホームイン。4-1。
ランナーの動きを見ていれば、満塁のところが、2点献上して、一死2塁。
5番秋山がレフト前ヒットで続いて、一死1塁、3塁。
ここで、カープは3塁ランナーを堂林から矢野に交代。
横浜は上茶谷から石川へ投手交代。
6番坂倉は引っ掛けたファーストゴロで、矢野は楽々生還。5-1。
7番田村に再度、チャンスだったが、チェンジアップにタイミングをずらされ、セカンドゴロ。

8回裏の横浜の攻撃。
カープは矢崎から島内へ投手交代。
5番宮崎をライトフライ。
6番梶原の代打桑原を見逃し三振。
7番伊藤光をライトフライで一昨日の借りを返す。

9回裏の横浜の攻撃。
カープは島内から栗林へ投手交代。
8番石上をセカンドゴロ。
9番石川の代打関根にはライト前ヒットを浴びるも、1番渡会、2番オースティンを連続三振でゲームセット。

今日はアドゥワからの継投で逃げ切り。
勝ちパターンの継投は安定感がある。
栗林はフォームが安定しており、大きく崩れることはなさそうに見えた。
打線は、5番の秋山がいいつなぎで、攻撃にリズムが出たように感じた。
あとは、田村がいつホームランを打つかに注目だ。

青春寮カレー


ゲームセット



建立900年 特別展「中尊寺金色堂」(東京国立博物館)

2024-03-30 23:20:00 | 博物館
東京国立博物館にて、建立900年 特別展「中尊寺金色堂」を鑑賞。



中尊寺金色堂には2015年5月6日に訪れている。
平泉の街がかつて栄えていたことの痕跡もあまりなく、松尾芭蕉の俳句のような感慨を感じたものだ。
「夏草や兵どもが夢の跡」

展示は、8KCGの映像が圧巻だった。
仏像を間近に見れるのも貴重だ。
現地では劣化防止のため、ガラス越しでの拝観だったので、臨場感はこちらの方が上かもしれない。

建立した藤原清衡の不戦の思いの強さが金色堂を生み出したことが伝わる展示だった。

金色堂模型

広島 vs 横浜(横浜スタジアム 2024/3/29)ハマのルーキーが初開幕投手の九里からプロ初HRで鮮烈デビュー

2024-03-29 23:59:00 | 野球観戦
いよいよ2024年シーズンが開幕。
今年は例年になく、新戦力の活躍が期待される。
特に西川が抜けた外野手で、久保と田村に期待したい。

天気が心配されたが、何とか回復。

カープの開幕投手は九里、横浜は東。
カープは期待の田村が7番ライト、横浜はドラフト1位ルーキーの渡会が1番ライトでスタメン。

試合前のセレモニーはLEDブレスレットが配られ、「青」だけでなく「赤」も取り入れ、球場の一体感を醸成する演出。






1回表のカープの攻撃。
1番菊池がライトへのライナーも、渡会が照明が視界に入ったようで、落球(記録上はヒット)。
2番上本はヒットエンドランのショートゴロで菊池は2塁へ進塁。
3番小園はライト前ヒットで、一死1塁、3塁。
4番堂林はどん詰まりのサードライナー。
5番坂倉はレフト線へのヒット性のフライだったが、佐野がダイビングキャッチ。
東の立ち上がりを救うビッグプレーが飛び出した。

1回裏の横浜の攻撃。
1番渡会はセカンドゴロ。
2番オースティンはセカンドゴロ。
3番佐野は見逃し三振で三者凡退。
九里は上々の立ち上がり。

3回表のカープの攻撃。
先頭の9番九里は三球三振。
1番菊池はライト前ヒット。
2番上本はセンター前ヒット。
3番小園はセンター前ヒットで、一死満塁。
4番堂林もセンター前ヒットで、先取点。1-0。
5番坂倉がライト前ヒットで、追加点。2-0。
6番レイノルズはセンターへの犠牲フライ。3-0。
7番田村に期待が集まったが三振で押し切れず。

3回裏の横浜の攻撃。
7番山本がセンター前ヒット。
8番石上はファーストへの内野安打。
9番東はスリーバント失敗で、一死1塁、2塁。
ここで、1番渡会が初球の真ん中のスライダーをライトスタンドへの同点ホームラン。3-3。
九里の失投を見逃さず、最高の結果。
球場のボルテージが最高潮に。
横浜に新しいスターが生まれた瞬間だった。

8回表のカープの攻撃。
横浜は東からヴェンデルケンに投手交代。
6番レイノルズ、7番田村、8番シャイナーが三者三振。

8回裏の横浜の攻撃。
カープは九里から島内へ投手交代。
2番オースティンのライト前へのフライを田村がダイビングしたが、わずかに届かずヒット。
3番佐野の3球目がワイルドピッチで、オースティンは2塁進塁。
佐野はセンターフライに抑えたが、4番牧のライト前ヒットと送球の間に牧の好走塁で、一死2塁、3塁のピンチ。
5番の宮崎は申告敬遠で、一死満塁。
6番の梶原の代打に大和が登場。
大和はライトへの犠牲フライで、横浜が決勝点。4-3。

9回表のカープの攻撃。
横浜はヴェンデルケンから森原に投手交代。
9番島内の代打の秋山が森原のグラブを弾く当たりも牧のジャンピングスローが間一髪早く、セカンドゴロ。
1番菊池はショートライナー、2番上本の代打の松山がファーストゴロでゲームセット。

九里は渡会への一球に泣いた。
苦手の東から5連打で3点奪ったのはよかったが、その後、攻めきれず。
期待の田村は、4打席4三振と奮わず。

横浜を勢いづかせてしまった感はあるが、我慢強く戦っていくしかない。
長打を打てるバッターが足りないのは否めないが、こういう接戦をものにできるかが今季の明暗を分けそうだ。
全員野球で乗り切って、若手の成長を待ちたい。


「映画 マイホームヒーロー」(ネタバレ注意)

2024-03-23 23:59:00 | 映画
週刊ヤングマガジンにて連載中のマンガのTVアニメ、TVドラマを経ての映画化。

主人公の鳥栖哲雄を佐々木蔵之介が演じる。
哲雄の妻、歌仙を木村多江、哲雄の娘、零花を齋藤飛鳥が演じる。

鳥栖哲雄は、7年前に娘の彼氏の半グレを殺し、その父親の遺体を山に埋めた罪を隠して、玩具メーカーの営業マンとして暮らしている。
零花は父親の犯罪を知らないまま、警察官になっている。

台風による山崩れで、埋めていた遺体が白骨化した状態で発見され、鳥栖哲雄に容疑がかかり、半グレ集団と警察の双方から追われる。
半グレ集団の殺し屋に自宅を放火され、鳥栖哲雄はどうやって、家族を守って、逃げ切るのか。

鳥栖哲雄は普通の中年おやじだが、趣味の推理小説執筆から得た知識と土壇場での胆力で、半グレと警察を翻弄する。
協力者も現れて、スリリングな展開になるが、噓くさく見せないのが役者の腕だろう。
佐々木蔵之介が、息子にでれでれの父親から、半グレに立ち向かう狂気をはらんだ殺人者の顔までを魅せる。

家族を守るという一念でここまでやってしまう物語に、清々しさを感じた。

点数は、8点(10点満点)。

タイトル:映画 マイホームヒーロー
製作年:2024年
製作国:日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:青山貴洋
主演:佐々木蔵之介
他出演者:齋藤飛鳥、高橋恭平、宮世琉弥、板倉俊之、大東駿介、淵上泰史、西垣匠、金子隼也、立川談春、神野三鈴、音尾琢真、津田健次郎、木村多江
上映時間:117分


「四月になれば彼女は」(ネタバレ注意)

2024-03-23 23:55:00 | 映画
川村元気の小説が原作。
映画化を想定して、ウユニ湖などの映えるスポットを舞台にしたのかと勘ぐってしまう。

精神科医の藤代を佐藤健、動物園の獣医の弥生を長澤まさみが演じる。
藤代の学生時代の恋人で写真を撮りながら世界を旅している春を森七菜が演じる。

結婚式を控えた誕生日に弥生が失踪する。
その理由を藤代が探して悶々とする。
失踪前に届いた春からの手紙と、学生時代の藤代と春の別れがリンクしていく。

結局、弥生が失踪した理由は、結婚すると、大切だったことが日常になっていくことへの不安だったのだろうか。
藤代が春への想いを断ち切れていないように感じて、弥生の不安が爆発したのだろうか。
仲野太賀が藤代の行きつけのバーのマスター役で、「一番身近な人に傷つけられることに人間は耐えられない」と言って藤代を慰めるが、これが答えなのか。

失踪した理由を、弥生は藤代に伝えないまま、元に戻ったようにみえた。
女心は難しい。

長澤まさみの動物園の飼育係の制服姿が貴重だ。

点数は、7点(10点満点)。

タイトル:四月になれば彼女は
製作年:2024年
製作国:日本
配給:東宝
監督:山田智和
主演:佐藤健、長澤まさみ
他出演者:森七菜、仲野太賀、中島歩、河合優実、ともさかりえ、竹野内豊
上映時間:108分