タイトル:寄生獣 完結編
製作年:2015年
配給:東宝
監督:山崎貴
主演:染谷将太
他出演者:深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛、新井浩文、大森南朋、北村一輝、國村隼、浅野忠信
上映時間:118分
コミックは最後まで読んでいないので結末まで楽しみにして観た。期待以上だった。
深津絵里の顔色の不自然さが怖くて、仕方がなかった。
笑うことを覚えてから、死ぬ間際にやや人間らしい色に変化したように見えたが気のせいだったかも。
また、人間の本質は「不条理」にあるかもしれないことと、
組織力の強さにスポットを当てていることも、腹に落ちる描き方だった。
ザ・ジャパニーズ・エンターテインメント!
こういう作品を漫画で読める日本は凄いなと改めて感動。
演者が作品に対する愛情を持って、演じていることが伝わってくる、
スタッフ全員が高い志を持って作られていることが感じられる作品だった。
点数は、9点(10点満点)。
製作年:2015年
配給:東宝
監督:山崎貴
主演:染谷将太
他出演者:深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛、新井浩文、大森南朋、北村一輝、國村隼、浅野忠信
上映時間:118分
コミックは最後まで読んでいないので結末まで楽しみにして観た。期待以上だった。
深津絵里の顔色の不自然さが怖くて、仕方がなかった。
笑うことを覚えてから、死ぬ間際にやや人間らしい色に変化したように見えたが気のせいだったかも。
また、人間の本質は「不条理」にあるかもしれないことと、
組織力の強さにスポットを当てていることも、腹に落ちる描き方だった。
ザ・ジャパニーズ・エンターテインメント!
こういう作品を漫画で読める日本は凄いなと改めて感動。
演者が作品に対する愛情を持って、演じていることが伝わってくる、
スタッフ全員が高い志を持って作られていることが感じられる作品だった。
点数は、9点(10点満点)。
日比谷のペニンシュラホテル前にて。
来日中のポールマッカートニーが泊まっているらしく人集りが出来ていた。
30分ぐらい待ってみたが、断念。
ホテルの周りをコンサートの宣伝トラックが回っていた。
来日中のポールマッカートニーが泊まっているらしく人集りが出来ていた。
30分ぐらい待ってみたが、断念。
ホテルの周りをコンサートの宣伝トラックが回っていた。
タイトル:セッション(原題「WHIPLASH」)
製作年:2014年
配給:ギャガ
監督:Damien Chazelle
主演:Miles Teller
他出演者:J.K. Simmons、Paul Reiser、Melissa Benoist
上映時間:106分
邦題の「セッション」というと調和のとれた感じがするが、ぶつかり合いというか闘いというか、
ガチンコ勝負による感動的な音楽を生み出すための葛藤がWHIPLASHだ。
理想の音楽に近付くための執着さえあれば、人間性は関係ないと言わんばかりであり、
私生活が幸福ではなくとも、絶対逃げない強さを持っているかが
偉大な音楽家になるための資質なんだろうか。
ラストシーンが感動的だったのは、
全てを捨てて演奏に没頭する主人公ニーマンに美しさを見出したからではないだろうか。
究極的に憎しみ合った人間同士でも、いい音楽のためなら、手を組めるといった超越感に圧倒された。
「音楽」の部分を他のものに変えれば、どんな世界にも通用する話だ。
この映画は絶対に観た方がいい。
点数は、10点(10点満点)。
製作年:2014年
配給:ギャガ
監督:Damien Chazelle
主演:Miles Teller
他出演者:J.K. Simmons、Paul Reiser、Melissa Benoist
上映時間:106分
邦題の「セッション」というと調和のとれた感じがするが、ぶつかり合いというか闘いというか、
ガチンコ勝負による感動的な音楽を生み出すための葛藤がWHIPLASHだ。
理想の音楽に近付くための執着さえあれば、人間性は関係ないと言わんばかりであり、
私生活が幸福ではなくとも、絶対逃げない強さを持っているかが
偉大な音楽家になるための資質なんだろうか。
ラストシーンが感動的だったのは、
全てを捨てて演奏に没頭する主人公ニーマンに美しさを見出したからではないだろうか。
究極的に憎しみ合った人間同士でも、いい音楽のためなら、手を組めるといった超越感に圧倒された。
「音楽」の部分を他のものに変えれば、どんな世界にも通用する話だ。
この映画は絶対に観た方がいい。
点数は、10点(10点満点)。
上野の東京芸術大学大学美術館で
「ボストン美術館×東京藝術大学 ダブル・インパクト 明治ニッポンの美」展を鑑賞した。
黒船来航から日露戦争のころまでの約半世紀の間に起こった日本文化への西洋文化の影響、
西洋文化への日本文化への影響にスポットをあてた展覧会だ。
今回、発見だったのは、西洋へ追いつき追い越せで、西洋から日本が影響を受けたのはもっともだが、
日本文化が世界にとって驚きであり、日本も西洋に影響を与えていたことだ。
クールジャパンのはしりだったのである。
西洋文化と日本文化の融合で生まれた象徴的な作品が、狩野芳涯の「悲母観音」。
日本的なテーマを、光の表現や線を使わないといった西洋の技法を取り入れて描かれた作品だ。
また、面白かったのが、当初、過度に西洋文化を取りれようとした反動で、
その後、西洋化を評価しない動きを経て、融合が進んでいったことだ。
新しい時代を切り拓いていった芸術家が、悩んだり、迷ったりしながら、
作品を生み出していったエネルギーを感じられてよかった。
「ボストン美術館×東京藝術大学 ダブル・インパクト 明治ニッポンの美」展を鑑賞した。
黒船来航から日露戦争のころまでの約半世紀の間に起こった日本文化への西洋文化の影響、
西洋文化への日本文化への影響にスポットをあてた展覧会だ。
今回、発見だったのは、西洋へ追いつき追い越せで、西洋から日本が影響を受けたのはもっともだが、
日本文化が世界にとって驚きであり、日本も西洋に影響を与えていたことだ。
クールジャパンのはしりだったのである。
西洋文化と日本文化の融合で生まれた象徴的な作品が、狩野芳涯の「悲母観音」。
日本的なテーマを、光の表現や線を使わないといった西洋の技法を取り入れて描かれた作品だ。
また、面白かったのが、当初、過度に西洋文化を取りれようとした反動で、
その後、西洋化を評価しない動きを経て、融合が進んでいったことだ。
新しい時代を切り拓いていった芸術家が、悩んだり、迷ったりしながら、
作品を生み出していったエネルギーを感じられてよかった。