ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

虎尾桜2011

2011-04-08 19:48:05 | 

 

  虎尾桜。写真では判りにくいですが、赤ピンクが奇麗でした。 

 

  標高900mの福智山の中腹に、知る人ぞ知る桜の名木「虎尾桜」がある。上野(あがの)焼で有名な上野峡から石ころだらけの険しい山道を登ったところに艶やかに咲いていて、例年、登山姿の花見客で賑わう。私が虎尾桜を知ったのが、仕事に余裕が出てきた2年前。早速妻と2歳の和君を連れて登ったのだった。急な山道を懸命に登り終えたときに空に向かって咲き誇っている桜の木を見ると、無事に登り終えた安堵感と開放感が一緒になって、実にすがすがしく感じる。桜の周りでお弁当を食べたかったと和君がつぶやいていたので、昨年はお握りのお弁当を携えて繰り出したのだが、今年は奏君も加えて5人(私、妻、和ママ、和君、奏君)でチャレンジする事になった。

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 和君の幼稚園の始業式がある前日の水曜日、天気はまさに快晴で暖かくて絶好の花見びより。急に暖かくなったので平地では満開だが、山の冷気が残っていても多分満開に近いのだろうと勇んで出発した。奏君は保育園をお休みして、臨時遠足だ!

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 朝から妻と長女が手分けしてお弁当作り。一昨年の和君の残念な思いを再びさせないように、豪華なお弁当になった。お弁当を食べるのが楽しみだ。

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 上野峡の福智山上り口に着いたのが11時過ぎ。さぁ、山登りスタート。急な斜面用として、花見客用に上り口に積み上げている枯れ枝の杖をそれぞれが選んだ。3度目の和君は余裕綽綽。車の中で眠っていた奏君もすっかり眼が覚めて、やる気満々だ。二人とも滑り落ちそうな石ころの急峻な渓流沿いの登山道を頑張って登っている。崖崩れで切り立った崖のところでも恐がることなく平気なのが頼もしい。

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<o:p>   レンズが汗?で湿って、ボケているのが残念ですが、孫二人。頑張りました。</o:p>

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 そして、約40分。12時過ぎに全員元気に目指す虎尾桜に到着した。桜が満開なのを見て歓声を挙げたのだが驚いた。確か前年まではソメイヨシノと同じくらいに薄い桃色の花だったのだが、今年は赤が強い桃色だった。そのために存在感がひときわ際立って、艶やかで美しい。今年は寒くて雨が少なかったのが原因だろうか。

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桜の周りで昼食を摂っている人たちも多かった。孫二人も手ごろな石に腰掛けてお弁当の催促。私たちは達成感に浸りながらお握りや卵焼きなどをパクついた。本当に美味しくて、私は日頃の2倍も食べてしまった。孫達も仲良く無心に食べていた。

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昼食も終わって、ひと休みして下る事になった。登りよりも下りの方が危ない。私と和君が先頭、真ん中に妻、その後を奏君と和ママという隊列で、慎重に降りたのだが・・・  和君は6回ほどすべり転んだが、上手に転んだので怪我は無し! 「気をつけなさい!」と叫んでいた妻が見事に転んで痛めていた左手首を更に捻ってしまった。(帰り着いて医者に罹ったことは言うまでもありません)

 

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無事に降りついてから、みんなで麓の「ふじの湯」温泉へ。ゆったりと疲れを取ったのですが、私は腰を痛めたのか、調子が悪くて早々と湯をでて、待合室で休憩していた。

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それにしても、孫二人、元気なものだ。奏君を心配していたが、結構足腰が強くて、下りも時折走ったり、段差を飛び降りたり。奏君なりに危険度を判断して行動しているようで、着実に成長している。

 

 

桜前線、ゆっくりと北上して北海道まで届きました。札幌では見事な桜が道民を楽しませています。

札幌をこよなく愛しているmiyさんのブログでも、こんなに奇麗な桜が紹介されました。

 

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コメント (14)
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