完成した展翅板。大小2種類4台。
昨日は暑かった。一挙に真夏日、31度を越えた。夜になってもこの熱は治まらず、私の書斎のソファーベッドでエアコン入れて寝た(私の寝室のエアコンは昨年壊れて取り替えていない)。北海道は寒さがぶり返していたようだが、やはり異常気象だろうか。フィリピンで発生した台風1号も日本をターゲットに向かっているようだが、これ以上の災害は御免被りたい。ここ1カ月、少雨で水不足が懸念されていたが、今日は午後からものすごい雨。1か月分どころか梅雨もどきの雨が続いている。明日止むと恵みの雨になるのだが、さて・・・。
<o:p></o:p>
私の勤務だが、週に2回、火・金だ。平日の休みが3日もある。このうちの2日はジムで汗を流しているが、やはり時間は余る。この時間を有効に使いたいということで、娘達が小学生の頃だから25年ぶりに昆虫採集を復活する事にした。健康に良いし、お金も使わないし、何よりも孫達と野山を駆け回れる。一石三鳥だ。
<o:p></o:p>
仕舞っていた段ボール箱から採集道具や展翅用具を取り出した。古めかしい道具だが、それなりに愛着があって、何となく心が浮き浮きして楽しい。調べると殺虫瓶のコルクキャップが劣化していたのと、展翅板も羽を乗せる表面がざらざらしていたので、この二つは新調した方が良いだろうと判断した。三角紙や針などの小物はある程度残っていたので、必要に応じて買い足せばよい。昆虫採集用具は通販で売られており、殺虫瓶は大と小の2種を早速注文したのだが、展翅板は自分で作ることにした。1個1500円程度なのだが、器用さは親譲りと自認している私、暇な時間は大量に持ってることでもあるし、何とか作れるだろうと。
<o:p></o:p>
<o:p>展翅板の材料と製作途中</o:p>
<o:p></o:p>
ホームセンターで桐材の切り板を買ってきた。(都合の良い長さにカットしてもらって)その他に木工ボンドやコビョウ、コルクパッキン(社の廃材を貰ってきた)などを取り揃えて、さぁ製作開始。そして2時間後に見事?に4台を作り上げました。通販で買うと約6千円だが、材料費の1200円で済んだ。
<o:p></o:p>
展翅板が完成すると、それを使いたくなるのが人情。 翌日、早速我が家の菜園や足立山で蝶採り。紋白蝶、筋黒蝶、紅しじみの3頭を捕獲した。(時間が無かったので、これだけしか採集できなかった)
<o:p></o:p>
数十箱あった我が家の昆虫、タンスに直しこんだままで管理していなかったので、殆どが虫に食われて見る影もなくなってしまっている。これを機会にまた美しい昆虫標本を取り揃えたいと思っているが、昔のように蝶たちは棲んでいるのだろうか。<o:p></o:p>