ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

歩上がり

2011-08-20 08:56:53 | 

 

妻がイチジクの木を植えて4年。今年初めて実が生りました。これからがイチジクの季節。枝を見上げるのが楽しみです。

 

先月5歳の誕生日を迎えた和君、パパから20種類ものゲームが出来る遊具を買ってもらった。そのゲームと言うのがビリヤードやサッカーなどの外に将棋や囲碁、オセロなども入っていて、何にでも器用さを見せる和君にとっても面白いようで、パパ方ジイジと囲碁して遊んだなどとよく言っている。

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囲碁は2ヶ月くらい前に11路盤を作って初歩の手ほどきをしたのだが、面白みを感じないようなのでそのままとなっていたのだが、和君の話を聞いてバァバが「将棋を教えたら」と云うことになった。それで我が家の折りたたみ式の盤と駒を持ち出してきた。この盤駒は私が子供の頃に使っていた、もう50年位前の年代ものだ。

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まず駒の種類と名前を説明したのだが、もちろん本将棋を教えても、和君には面白いわけは無い。まず駒と戯れる事が大事だと「将棋崩し」から入っていった。盤の中央に駒箱から伏せ置いた将棋の駒を音がしないように上手に取るという、誰にでも経験が有る遊びだ。これで駒の価値を有る程度教えたあとは「ハサミ将棋」や「戦争将棋」など色んなゲームができることを示して、最後にバァバも交えて「歩上がり」で遊んだ。

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「歩上がり」は処によって言い方が違うが、要するに「廻り将棋」のことだ。金4枚を振って、出た数だけ最外側を廻り、コーナーに止まれば「歩」から「香車」、「桂馬」、「銀」・・・の順に上がってゆき、「王将」に達したら勝ちと云うゲームだ。この歩上がりが和君に気に入ったようで、ここ3日間くらい、我が家に来ると遊んでいる。盤から落ちないように、また重ならないように(だんご)、駒(「金将」)を振る手つきも堂に入ってきた。奏君もこの「歩上がり」に興味を持ったようで、和君も含めて3人で遊んだのだが、「ヨッシャー!」、「死んだ!」などと大声を張り上げて楽しい。大人も子供もない対等なゲームなのでよりいっそう興奮するみたいだ。もちろん私だって殺されるのは嫌だし、勝つと嬉しい。

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このおかげで、駒の順位も覚えたようだし、将棋崩しでは香車が5円、桂馬が10円などと価値まで覚えたようだ。将棋崩しのあとは自分が取り込んだ駒(お金)を元手に、やはり駒(金)を振って出た数だけ相手からお金を貰う遊びをするのだが、駒を上手に振るという器用さの外にも、計算も早くなって教育にも良いのではないかとひそかに考えたりする。 本将棋を覚えたいという気持ちが早く芽生えると嬉しいが、まだまだ先のようだ。

 

 

お知らせ

 

まもなくキリ番「200000」になります。キリ番に当たった人、前後賞の人、惜しかったでしょうの人・・・知らせて下さい。まだ何にするか考えていませんが、心ばかりのプレゼントをしたいと思っています。「PrtSc」などで画像を取り込んで送ってくださるとなお嬉しいです。

 

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コメント (16)
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