ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

今、テレビが面白い

2011-08-24 06:08:30 | 屋内趣味

 

 最近はテレビを見ることが多くなった。出勤が週に2~3日となって自由時間が増えたことが最大の原因では有るが、NHKを主に好企画ものが多いためと思う。以前はお笑い系タレントのやらせじみた番組が多く(特に無知を売り物にしたクイズなど)、騒がしいだけなので、ニュースや囲碁将棋、自然紀行などのドキュメンタリー番組しか見ていなかった。ドラマも大河ドラマ以外は殆ど観ていない。

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 ところが最近の放送は様変わり。 ハイビジョン放送が普及して、高画質大画面になったのためだろうか、迫力が出てきたのと、ちゃちな番組は欠点が画面からはみ出てしまいそうに思えて、自然淘汰されたのかも知れないが、番組の質が向上したと思う。(単に私の好みの番組が多くなっただけ?)

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我が家のゴーヤ、元気者で生りすぎて貯まっています。釧路は出来が悪いそうです。可哀想。  

 

 世界遺産シリーズなどの定番ものを除いて、最近観た番組は「空海(3部作)」「グレートサミット(マッターホルンとエベレスト)」「ワンダーワンダー(パタゴニア冒険ラリー)」「ホープダイヤモンドの3つの謎」・・・等であって、NHKの番組が圧倒的に多い。民放で言えば映画の他は、毎年琵琶湖で開催される「飛行機人間コンテスト」くらいだ。

 

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 感銘したのが「空海」と「ワンダーワンダー」。空海は弘法大師、真言密教の祖であるが、その真髄と云う曼荼羅については佳く理解していなかったのだが、「眼からうろこ」の境地で理解できたような気がする。それに空海の書に対しても驚いた。書に自由な発想で想いを表現していたのだと知らされた。

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 「ワンダーワンダー」については南アメリカの南端、南極に接する地で500キロの原野を不眠で踏破するというもので、驚きよりも呆れてしまった。それも若い女性が四人のチームの一員として参加したというのだ。冷たい川を渡るのに、衣服が濡れないように全裸で渡るくらいは当たり前、女性だからと言う甘えが無いのに好感を持った。最後に肋骨骨折をものともせずに、見事に踏破して5位入賞を果たしたのにも感動した。パタゴニアと言う見知らぬ大地を知ったのも嬉しいし、人間の不屈の精神、頑張りにも改めて感銘した。次回はタスマニア冒険にチャレンジするそうだ。「素晴らしき冒険野郎」と喝采を送りたい。

 

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 我が家に居ついてしまったクロネコ。最初はこそこそ逃げていたのに今は玄関先で堂々として私を逆に威嚇するかのよう。もう1匹、キジネコも居ます。まさか夫婦じゃないとは思うけど・・・。

 

  ドラマと言えば大河ドラマは欠かせないが、衛星で「江」に続いて放送がある「テンペスト」も面白い。近世琉球を舞台にしたドラマなのだが、韓流ドラマ「チャングム」を彷彿とする何でもありの奇抜なストーリーで展開も速く、重厚な「江」とは対極の「庶民派歴史ドラマ」として面白い。お堅いNHKがよくぞ企画したと感心もする。

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 TV番組は基本的にビデオに録画して暇な時にじっくりと見るのだが、今はBBC制作の「シャーロック」を撮り込んでいる。シャーロックと言えば、ホームズ。幼い頃、「バスカービル家の犬」や「まだらの紐」などを夢中になって読んだ憧れの人物だ。大英帝国華やかなりし頃の彼の冒険譚と再び接する事が出来ると心が浮き立つ。

 

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 そしてもう一つ、楽しみに待っているものがある。それは「坂の上の雲」。いよいよ今冬が3年目の最終だ。日本海海戦の火ぶたが切って落とされる。無謀で危険とされた艦船のT字配列、どのような背景で、どのような目論見で成しえたのか、非常に興味がそそられる。「江」が終わるのは残念だが、それ以上に待ち望まれるドラマだ。

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コメント (21)
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