寛永寺。朱塗りの門は徳川家ゆかりの人しか通れないとのことだった。葵の紋に圧倒される感じです。
平泉できらめき輝く金色堂を観た興奮が冷めやらぬまま潮見のホテルで宿泊した翌日、小倉への新幹線は午後2時半だったので午前中は東京見物することにしていた。私は睡眠不足で疲れ気味だったが妻はなぜか元気、で、上野に行こうというのでお供した。
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上野は30年ぶりになる。ランランが来た時に娘たち連れて家族で観に行った。つい最近、日本の公園は世界に冠たるもので、東京23区内の公園はどこでも素晴らしいとTVで見たが、その代表が上野。広いし緑が豊かだし、美術館や博物館、美大などの文化的で豪壮な建物が並んでおり、さすがだと思った。徳川家の墓所である寛永寺で葵の御紋になぜか感動した後、妻は芸大へ。学内は開放されているようで、食堂も自由にどうぞ、と案内されたが残念ながら昼食には早かったので断念して都立美術館へ。丁度ダビンチ展が開催されていたが展示物の割には入場料が高かったと感じたので、館内の雰囲気だけを味わっただけで、不忍池を巡った。
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<o:p> 東京芸術大学の正門。自由に見物できて、食堂も利用できるとか。右は不忍池。私のイメージとはちょっと違いました。</o:p>
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不忍池の東側?は蓮や葦などが湖面を覆っており、ボート遊びが出来るのは西半分。平日のためかボートは数艘が出ていただけだった。この日は暑くて真夏日予報が出ていたのだが、公園内をランニングする人たちや、ベンチで風景を楽しむ人たちも多く、さすが都民の憩い場と思った。
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不忍池から上野駅に向かう途中に、アメ横があった。歳末になると賑わうところだと聞いている。通りには外人も多く、まるで国際通り。国籍不明の大男が客引きのような感じで道路の中央に立っていると、なんだか怖いような気がする。お客も外人が多いようで、平日でも安いのだろう。ここでスイカの切り売り、100円で食べた。暑かったので水分補給にも丁度良く、甘いスイカだった。
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アメ横と鈴本演芸場。時間があれば落語を聞きたかったけれど、残念でした。
アメ横の出口というか、上野駅からの入口の横に立ち喰いそばの店があった。昼時を少し過ぎていたこともあって、話のネタに寄ることにした。私はざるそば、370円だったが結構旨かった。(東京駅で朝食を食べたのだが、パンとコーヒーだけで二人で2000円弱、高いので驚いたのだが、東京は高い店と安い店が混在しているようだ)
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2時半となり、これで東京ともさようなら。のぞみに乗り込んで東京を後にした。富士山が見えるかと期待していたのだが、今回は往復とも雲が掛かっていて残念だった。
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これで東京、みちのくの5日間の旅を無事に終えたが、家に帰ってシャワーを浴びるとどっと疲れが出た。やはり旅先では気が張っていたのだろう。くつろげる我が家が一番だ。
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