新年に入って何事も無く平穏な日々が続いている。熊本方面への出張が二度ほどあったが、それ以外はマイペースでのデスクワークだ。降って沸いたかのようなアメリカ発の不景気風が我が国の産業界を荒らしまわっているが、とりあえず今のところは我が社には影響がない。ただ、製造業界の設備投資の見直し・中止は予想以上で、産電向けの引き合い見積り件数は少なくなっている。
<o:p></o:p>
ライン業務から外れたためだろうか、それとも年齢的なものであろうか、最近は喜怒哀楽が表面に出ることが少なくなってきた。感情の起伏が極端に減ってきたような気がする。これは果たして良いことなのであろうか、と時々考える。確かにストレスによる変調はほとんどない。が、顔の表情に変化が無いというのは、どうにも寂しいし、人間として生きているという感覚に乏しくなっているような気さえする。笑うと優しく、怒ると恐いおじいさんが理想ではないかと思ったりしている。
<o:p></o:p>
さて、最近は東野圭吾にはまっている。「容疑者Xの献身」から始まって、「白夜行」「幻夜」「秘密」と読み進めてきて、今は「トキオ」を読んでいる。すべて図書館から借りた本だ。通勤や出張での電車内で読んでいる。
<o:p></o:p>
なぜ、今になって東野圭吾? 自分自身でも良くわからないが、「容疑者Xの献身」で経験した魂を揺さぶられるような感動じみた衝撃が忘れられないのではないかと感じる。要するに自分の怠惰な精神が、強いインパクトを要求しているような気がするのだ。
<o:p></o:p>
私は昔から涙腺が弱い人だ。幼児向けのアニメや感動物語を観ると、まず例外なく涙が溢れてくる。実はそれはそれで一種の快感じみた感情であり、涙を流した後は幾分かはすっきりするので無意識に涙を求めているのかもしれない。けれども、小説を読んで流す涙は、ドラマを見ての涙とはまた違ったような感覚だと思う。本を読み進めることによっていつのまにか主人公=私となり、主人公の思いはストレートに我が身の問題に取って代わり、自分自身が同じ体験をしているかのような感覚になるのだ。ドラマを見て流す涙は、結局は他人じみた涙であり、決して自分自身のこととは思っていない気がする。
<o:p></o:p>
とは言っても、電車の中で大の男が涙を流している様は、格好いいものではない。幸いにも私は老眼なのでメガネを拭く振りをしてごまかしているが、さてどんな風に見られているだろうか。
<o:p></o:p>
偶然今ダンナにも「時生」読ませているんですよ~(´∀`)
あたしは泣く泣く。最後の方は電車で読まないほうがいいかと・・・ってあたしも涙腺かなり弱いので・・(^^;)
読むのを止めることができずに一気でした★
「白夜行」と「トキオ」はまだなんです~~
どちらも読んでみたいです!!
今年になってから読書を全然していません(;O;)
TVに走っていますし・・・編み物にも・・・
ちょっと方向を修正して、すぐに・・・読書にとりかからなば!!
igaさんにもケンさんにもついていけなくなりますゆえ~~(^_-)-☆
私も涙腺がゆるいのですが、結構自己嫌悪です(^_^;)耐えたい…
ガリレオはTVで見ましたが、東野圭吾さんの本は読んだ事がありません。読んでみたくなってきました。
連続で読めて…いいなァ(T_T)
もとから持っていたガリレオ先生でも、
また読み直してみましょうか^m^
そして私もかなり、かなり涙腺が弱いです。
「初めてのおつかい」でも泣いちゃうし。CMでも泣きます。
某がん保険のCM(アイススケーターの氷上のプロポーズのヤツ)とか明治安田生命の小田和正の音楽に乗せた子供達の笑顔とか・・・ウルウル・・・
篤姫では、何回かしゃくりあげて泣きましたね。
だから、きっと泣くな・・と思ったら、一人の時に見るしかありません。
電車で泣きそうな本を読んじゃダメですよ~~~
私も文庫本大好きです。私鉄に乗って街中に出る時、ほんの10分くらいですが必ず本を読んでいます。最近は森村誠一さんに凝っています。
車内は読書場所だったのですが・・・・(-_-;)
勤めをしなくなつてからは・・・減りましたね。
奥方様には百面相して、いちゃついてるんでしょ。。読書は寝る前の睡眠剤^^;
トキオを旦那に? それはまぁ、ちょっとした偶然ですか。勧めたということは何かしら期待を込めてのことなのでしょうね。読み終えたら、感想を載せますね。同じ読後感のような気がします。
----------------------------------------
玉茶丸さん、
トキオはまだでしたか。東野圭吾さんの作品の中でも上位にランクされるのでぜひとも読んでください。(私も評価と言うか、人気度が高いものを優先的に読んでます・・・ずるいけど)
仕事が忙しいし、無理してまで人に合わせることないですよ。マイペースで過ごしてくださいね。無理して本を読んでも、決して良いとは思えません。体と言うか、頭が要求する時に読めばいいんです。
けろさんが涙腺がもろいのは分かります。だって、イラスト見たら分かるじゃないですか。涙もろいのは決して恥ではなく、美徳だと思ってます。ただ、見よがしに涙を流すのはどうかと思いますけど。これからも、自分の感情を素直に表現できるように生きていきたいですね。
-------------------------------------
きなこさん、ありがとう
やはり、都会の図書館は巡ってくるのが遅いのでしょうか。我が街の図書館は各区の図書館が連携されていて、空いてたら回ってくるのです。だから早いです。
きなこさん、毎日が忙しそうですね。充実した日々を過ごしているようで、微笑ましく思います。
chaiさんも私に劣らぬくらい涙腺が弱いようですね。嬉しい。ただ、私のことでいえば、涙腺が弱いのに人には優しくできない…欠陥人間なのかな、と思ったりも。けど、chaiさんは違いますね。ブログ記事見ても、優しいし、理知的だし。
電車の中では最後のクライマックスシーンは読まないことにします。やはり恥ずかしいです。
--------------------------------------
あすかさん、こんばんは。
元気そうでなによりです。今年もよろしくです。
通勤電車の中で文庫本は、サラリーマンの楽しみですものね。女性の人も本を読んでる人って、多いですよ。そんな人はみなさん、理知的な顔してます。あすかさんもそうだったのですね。
東野圭吾さん、まだ読んだ作品数は少ないのですが、ストーリーテラーのような感じですね。最後の切り返しを重視するという。それが楽しみです。