日本列島、春爛漫。各地で花見客が溢れていると思う。我が町小倉はすでに満開を過ぎ、花びらが風に舞っている。例年より開花が遅れたのに、あっという間に花が散って残念だ。温暖化の影響? 最近の気象はおかしい。
今週の始め、妻と二人で国東半島を巡る旅に出かけた。丁度桜が満開の時期で喜んでいたのだが、月・火と旅の二日間だけ雨が降ったのだ。思えば昨年夏の北海道旅行。この時も雨にたたられたのだが、今回も雨。晴れ男の私の神通力も見る影もない。雨女の権力が強大になっているのがこんなところにも現れている! とはいえ、今回の旅は温泉も楽しめたのんびりツアー、その紀行を写真で紹介する。
今回のツアーは国東巡り。仏の里、国東は私の長年の願望だったのだが、妻が古希の祝いと温泉を関連付けて具現化してくれたのだ。ただ、妻が雨女と言うことを忘れていた。(笑)
月曜日、久しぶりに早起きして6時半のバスで小倉駅へ。7時過ぎの特急ソニックに乗り込んだ。別府から国東巡りの観光バスが出るのだ。社内で朝食代わりのサンドイッチを食べていると雨が降り出した。やはり天気予報通りだった。この雨、だんだんと雨脚が強くなり、別府駅では本降りとなってしまった。
別府駅東口から観光バスに乗り込んだ。このバス、大型バスだったのだが、お客は私たち夫婦を含めてたったの4人。ガイドさんと運転手を入れて総勢6人と言う状況だった。ま、交通会社には悪いが満員よりもいいや、と思ってしまった。他の二人は私たちとほぼ同年代の女性が二人。直に仲良くなった妻が話していたが一人は東京の人で、各地を一人旅しているらしかった。
宇佐神宮内宮
バスはまず国東半島の西入口にある宇佐神宮に止まった。全国4万社ある八幡宮の総本社だ。広い境内を歩いて、内宮、外宮へ。4礼2拍手1礼と参拝していよいよバスは国東へ。
最初は富貴寺へ。この富貴寺は独身の頃に来ていたので2度目になるのだが、中尊寺金色堂にも負けないような優雅なたたずまいに圧倒された。雨の中の富貴寺は趣が漂い、国宝だけのことはあった。
富貴寺
昼食の後、バスは真木大堂を経由して熊野磨崖仏へ。バスの駐車場から磨崖仏までは往復40分強の階段なのだったが、ガイドさんが鬼が一夜で作ったと言われる自然石で作られた最後の200mの階段に気をつけよ、と言っていたのだが、実際に急階段な上に雨で濡れているので滑らないように恐る恐る上った。そしてやっとの思いで磨崖仏にたどり着いたのだが、観光ガイドでよく見知っていた仏様が「頑張ったね」と言っているかのようだった。
昼食は大分名物だご汁
熊野磨崖仏
熊野磨崖仏の参拝に体力を使い果たし、バスの中でうつらうつらしていたが、バスは女優の財前さんのルーツだという財前墓地を右手に見て、最後は国東半島中心に在る両子寺へ。山の中腹にあるためか、霧が出ていて満開の桜もすっかり影が薄くなっていた。ここ国東半島は神仏混合で有名なのだが、天台密教が根付いていて両子寺は護摩を焚いているので本堂は煤で真っ黒になっていた。
両子寺
霧の両子寺を後にバスは国東半島から南西に向かって別府へ。別府駅で降りてその日の宿は鉄輪(かんなわ)温泉。タクシーでかんな和別邸へ向かった。
今週の始め、妻と二人で国東半島を巡る旅に出かけた。丁度桜が満開の時期で喜んでいたのだが、月・火と旅の二日間だけ雨が降ったのだ。思えば昨年夏の北海道旅行。この時も雨にたたられたのだが、今回も雨。晴れ男の私の神通力も見る影もない。雨女の権力が強大になっているのがこんなところにも現れている! とはいえ、今回の旅は温泉も楽しめたのんびりツアー、その紀行を写真で紹介する。
今回のツアーは国東巡り。仏の里、国東は私の長年の願望だったのだが、妻が古希の祝いと温泉を関連付けて具現化してくれたのだ。ただ、妻が雨女と言うことを忘れていた。(笑)
月曜日、久しぶりに早起きして6時半のバスで小倉駅へ。7時過ぎの特急ソニックに乗り込んだ。別府から国東巡りの観光バスが出るのだ。社内で朝食代わりのサンドイッチを食べていると雨が降り出した。やはり天気予報通りだった。この雨、だんだんと雨脚が強くなり、別府駅では本降りとなってしまった。
別府駅東口から観光バスに乗り込んだ。このバス、大型バスだったのだが、お客は私たち夫婦を含めてたったの4人。ガイドさんと運転手を入れて総勢6人と言う状況だった。ま、交通会社には悪いが満員よりもいいや、と思ってしまった。他の二人は私たちとほぼ同年代の女性が二人。直に仲良くなった妻が話していたが一人は東京の人で、各地を一人旅しているらしかった。
宇佐神宮内宮
バスはまず国東半島の西入口にある宇佐神宮に止まった。全国4万社ある八幡宮の総本社だ。広い境内を歩いて、内宮、外宮へ。4礼2拍手1礼と参拝していよいよバスは国東へ。
最初は富貴寺へ。この富貴寺は独身の頃に来ていたので2度目になるのだが、中尊寺金色堂にも負けないような優雅なたたずまいに圧倒された。雨の中の富貴寺は趣が漂い、国宝だけのことはあった。
富貴寺
昼食の後、バスは真木大堂を経由して熊野磨崖仏へ。バスの駐車場から磨崖仏までは往復40分強の階段なのだったが、ガイドさんが鬼が一夜で作ったと言われる自然石で作られた最後の200mの階段に気をつけよ、と言っていたのだが、実際に急階段な上に雨で濡れているので滑らないように恐る恐る上った。そしてやっとの思いで磨崖仏にたどり着いたのだが、観光ガイドでよく見知っていた仏様が「頑張ったね」と言っているかのようだった。
昼食は大分名物だご汁
熊野磨崖仏
熊野磨崖仏の参拝に体力を使い果たし、バスの中でうつらうつらしていたが、バスは女優の財前さんのルーツだという財前墓地を右手に見て、最後は国東半島中心に在る両子寺へ。山の中腹にあるためか、霧が出ていて満開の桜もすっかり影が薄くなっていた。ここ国東半島は神仏混合で有名なのだが、天台密教が根付いていて両子寺は護摩を焚いているので本堂は煤で真っ黒になっていた。
両子寺
霧の両子寺を後にバスは国東半島から南西に向かって別府へ。別府駅で降りてその日の宿は鉄輪(かんなわ)温泉。タクシーでかんな和別邸へ向かった。
北海道は天気の移り変わりがめまぐるしいようで、大変みたいですね。九州も変化が激しくて体調維持が大変です。
国東に来たことがあるのですね。富貴寺、屋根の曲線がなんとも優雅で落ち着きがあって、本当に暖かく感じるふくらみでした。落ち着いた境内はまさに宝物だと思いました。
冬なら、猛吹雪でしょうに。
今冬はこんな気圧配置から免れました。
国東半島の旅行も雨だったようですが、それなりに良い旅をされたようで何よりでした。
>富貴寺
以前に、九州北部の旅で行きましたよ。
別府温泉にも泊まりました。