farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

荒代、あぜ付け、草刈り

2009-04-21 22:03:38 | 米作り
5月まで2週間足らずになり、今忙しさの真ん中。あぜも草も、しろかきも殆ど同時進行で行う。今年は三男が手伝ってくれたので、また今晩は二男が手伝いに帰ってくれるので大助かり。同じ仕事を親子でするって面白い。親を自主的に手伝ってくれるようになり、よくぞ、親に失敗の連続の子育てにも関わらず、成長してくれたものと感慨深い。
入っているはずの水が入っていず(誰か他の人が取水しているから)、また入れすぎて、いいきな池になっていたり、なかなか思うようにいかない。即草刈りに、あぜ付けに変更して明日は残りの荒代作り。二男にしてもらう予定。
草刈りは今日を以って殆ど終えた。第一回目。これから何度か草刈りをする。
田植えの4日前には、仕上げの代かきと肥料撒き。代をかいた後すぐ肥料。もし表面がいびつなら均平にする作業もあり、大忙し。これは私が全てやる予定。
この4日後、やっと田植えです。二男、三男が機械で植えてくれます。私は、見ていてあれやこれやと気配り?
田植えは二度に分けて植えるので、二度目は5月中旬。少しゆとりが出てきます。
羽二重モチやコシヒカリを植えます。

毎年色んな改良を要する事が出てきます。今年は取水口が壊れていて、三男にセメントをしてもらいました。
漏れる水がなくなりました。
またあふれる水を止める為に、あぜを高くして、安定的に水の管理をします。土嚢を積んで強いあぜを作る予定。
色んな工夫で管理を簡単にです。

それにしても近所の方は何度も田に来て水を見ておられます。昨年まで閑な人と思っていましたが、大切なことらしいです。私の場合、見ると言っても唯歩いてあぜを歩かず、減っていれば入れるの単純巡回でしたが、なるほど、皆さんしっかり管理されています。今年はすべてのあぜを歩きまわります。漏れをはやく発見して対応です。やっとこの段階に達しました。
毎年新たな課題が出てきて、勉強です。

田に水が入るとカエルのコーラスが毎晩続きます。
産卵が始まり、おたまじゃくしもすぐ泳ぐでしょう。

下の田はぬかるんで利用されていませんので、いのししのプールも出来上がっています。遊んでいるようです。毎日あぜの上を散歩して足跡が残っています。サギの足跡、ダリの足跡、3種類の足跡、いや私の足跡もついていて、怒りを超えて面白い。またいのししに追い回されそうな嫌な予感。さあどうなるでしょうか?
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田からの教訓

2009-04-20 21:44:17 | 米作り
この間のびっくりハップニングから時間が経ち、私の怒りも消えかけてきた。不思議。きっと怒りを知り合いに話したり、農事組合長とかみあわない問答にぴりぴりしたり、自分の気持ちを整理した。
今日の午後田んぼで宿泊トラクターのバッテリーが上がり、又農機具屋の黒田さんの新しいものと交換してもらう。
今回は三男が手伝いに帰ってきてくれたので、大助かり。ボンネットを開けて充電しようと試みたが線が短くて出来ずでした。開けっ放しのボンネットを見つけて、70歳代のおじさんが色々アドバイスをしてくださった。この人はひょっとしたらハップニングの主人公かもと思っている人で、またこのやさしさで問題化したいと思ってが止めにした。狭い村でギクシャクするのも面倒で、またいつ何時お世話にならなければならないかと考えると、もう笑い話にしておこう。

それにしても、このお陰で人の普段の姿と違う方がいらしてびっくり。
普段口が上手な人ほど、反応が冷淡だっとのが印象的でした。本当の姿がでるようでした。こんなことは始めてなので、人間の違う面を見るようで、勉強になりました。田の作業を通じて色んな人間模様が見られて面白いと思いました。怒ったり、文句を言ったり、私はまだ未熟です。皆老練です。

多分こんな気分にさせたのも三男が手伝ってくれて、余裕がでて、受け止められたのかもしれません。自分自身も何も完全な存在でないので、こんな解決法でいいのかも。狭い村で生活するにはほどほどが大切のようです。

それにしても男の子は簡単に田を鋤いてくれたり、畦をつけてくれたり、助かりました。もし私だけなら目は釣りあがり、余裕をなくし、喧嘩ばかりしていたかもしれない。息子は使わない筋肉を使って痛いとサロンパス。

まだまだ気の抜けない日が続来ますが、目途がたってきました。
早く田植えを終えたい!
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畦付け

2009-04-09 21:01:33 | 米作り
お昼休み、隣谷の村の千本桜を見に行ってきました。人気が少なくゆっくり見物してきました。
4時ごろ水を張っていたので、遅がけから畦付けを始めました。終ったのは遅くなり、6時半。もう水も冷たくなく、田の3辺を2時間半かかって終えました。畦付け名人は畦でも垢抜けた畦を作ると言われますが、私のはちょっと無理ですが、少し波打っています。以前ならうんざりする作業なのですが、付け方を昨年名人に習ったので、苦になりませんでした。後は荒代、代かきをして、肥料をまいて、田植えの日を迎えるのです。

午前中は母が鋤いた畑の半分の畝上げをしました。すっきり畑となり、胡瓜やサツマイモなどで埋められるはずです。

今年は私が畑作業をだいぶ手伝うようになったので、母も余裕があります。
畑デビユーです。

明日はバジルや花の種まきをします。

午後から宮津で小沢俊夫さんの昔話が語る子供の姿というタイトルの話を聴きに行きます。丹後昔話大学開講記念講演会だそうです。約1時間かかるでしょう。
小沢さんの話はずっと昔から聴きたいと思っていたので、思い切って遠くまで出かけます。どんなお話になるのでしょうか?

竹の子が一本出ていました。遠くの竹林まで行かなくても近くで取れるのがラッキーです。これは隣村の竹がわが畑に侵入して出てくるのです。

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田鋤き快調

2009-04-08 21:14:30 | 米作り
今朝は昨日の疲れが残っていて、6時に起床しても田に向かったのは10時ごろ。
大きな田4枚鋤く。昨年は何度かぬかるんで、引き上げてもらったが、ことしは快調。ぬかるんだところはバックで入って鋤く。問題回避の方法もなんとなく学んだようだ。でも四隅がすかっとできないのが難点だが、水を入れればどうもないと言われて、その言葉に甘んじている。とりあえず、難な湿気田んぼ2枚を残して鋤けた。
作業中、近所の無口のおじさんとかち合って、あまりにもおとなしい方なので、先ず挨拶をする。モグラの穴から水が漏って困る、何で犬を田んぼに連れてくるのかとしっかり小言を言われ、只、ごめんなさい。やっと田舎生活に慣れて、これから気をつけますと答えたら、打ち解けて、色んな話をしてくださった。京都の中京区に住んで建具の仕事をしていたとか、色んな話をした。最初、軽油の缶の開け方、ぬかるみ脱出法にデフロックを使えばいいとか教えてくださっていました。がなんとなくおとなしいので苦手だったのですが誠実さがにじんでいる方で、お話が出来るんだと思いました。近所のお付き合いは大切にしたいと思います。

仕事を早目に切り上げて、家で花いじりや水かけをしていたのですが、ダリは終わりごろをわきまえて、散歩紐をくわえて散歩に行こうとわんわんわん。
冬は寒いので、勝手口に住んでいたのですが、暖かくなり、犬ハウスにつないでおくと、夜、ワンワンワン。今度は家の中に皆と一緒にと要求。しっかり要求してくるわが家の娘的存在のダリです。

母、お陰様でこの間までもう棺おけの中に入れてもおかしくない感じの様相でしたのに、元気を回復して、ばりばり動いています。元気さ余って、私の植えたハーブ、ソープワート、ミントなどがちゃがちゃと耕してしまいました。なにを植えようかと思案中のようで、これが元気の源なのでしょう。

田の近くにタラの芽があったので、今晩はてんぷら。母、それを食べてますます元気になります。
又火傷の跡を見せに病院に行くので、美容院に行くとのこと。いつも病院に行く時は美容院。
何時までたっても女は女なのでしょう。

明日はお昼休みに近くの桜並木を母とダリで行く予定。帰りは園芸屋さんに寄って、何を植えようかと思案が続きます。

今度雨が降ったら、又田の畦切、草刈り、あぜつけと続きます。
何とかスムーズに行きそうです。
まだ人気にない田で働いているって、ゆっくりしていいけれど、週末になると皆大忙しで田んぼ銀座です。その頃は私、畑にいます。
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鶯の声を聞きながら田んぼ

2009-04-07 20:59:01 | 米作り
朝から鶯のいい声。今日は田起こしと決めて、9時ごろから田んぼの周囲を鋤いて、錬って、畦付けのどろつくり。十分に入っていると思っていた水もしゅんでいて十分な水でなく、途中で他の田んぼに向かう。2枚鋤いてお昼、最初の田にもどり、土を練りました。後日畦をつけます。左官屋さんの壁塗りと同じ要領です。きれいにで仕上がると気持ちがいいです。午後から3枚の田を鋤いて、夕方太陽も沈んで、サギ、カラス、最後は鷹に見物されて、無事一日が終りました。慣れてきたせいで、田から出る時、勾配が少し高かったけれど、前進で上げようとしたので、ターンして、ブレーキ、クラッチを踏めば尚ターンして恐かったです。ですからバックで出ました。慣れると、事故を起こしそうです。慣れましたが、慣れが恐いの一日でした。
明日も丸一日田んぼをドライブ。ダリもついてくるのですが、家へ帰ったり、うろうろしているようです。
田の中にいる人は私と近所の80歳くらいのおじさん。静でゆっくりできます。
土日になるとあちこちトラクターが走ってにぎやかになります。その時は避けて畑にいるでしょう。皆競争のようになるのです。
若緑が少し鮮やかになってきて、しずかな環境での仕事もいいです。泥だらけになりますが。
今夜は体はあまり疲れていないが神経を使っていたので、早く寝ることにします。
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稲立て

2009-04-05 20:45:28 | 米作り
昨夜はカエルの声を聞きました。暖かくなって、この間まで土の中で丸くなって、私にお布団を剥ぎ取られるように、起こされていたのに、もう元気な声が聞こえてきて田んぼの季節到来。

今朝8時から稲立てでした。それまでに6時半ごろスーパーに野菜の搬入してきて久しぶりに早くから仕事モードに切り替えました。これからは早朝モードです。
5時ごろにはおきて段取りよくこなして行かなければと心に言い聞かせています。
道具、肥料空き袋などを持って現場にいく。川から水路へ多くの土砂が入り込み、それをかき出す作業で始まりました。私は袋につめて土砂を農道のでこぼこにい埋める為軽トラで運搬して、満足です。でもまだし足りないところが一杯です。私がよければ、みんな良しと言って、農道を走りまわっていました。機械が入りやすいように強固にしました。それからみんなで水路の点検。終ったのが10時。
2時間あれば農道の凹凸なんて簡単に直せるのに、なかなかその共同作業が出来ないのが不思議です。皆の利害が一致しないのです。多分これは農地の多い少ないが関係しているのでしょう。昔からの格差です。これがまとまりにくくしています。昔はもっと共同的な仕事をされていたようですが、高度経済成長時代から村の様相は変わってきているようです。リーダー的な人も居ないのが大きな原因かもしれない。
とりあえず、この稲の水路には水が流れ、夕方見に行くと、田んぼには水で、あわててモグラの穴を埋めてきました。明日頃は周囲をトラクターで走って、土を練って畦付けの準備。
今週はお天気きなので、田起こしをします。5月まで田にいることが多くなります・

午後から母となす、胡瓜、かぼちゃを植えました。いつもいい加減に見ていたのですが、今年は真剣に観察しながら仕事をしました。殆どこれまで母がしていました。そろそろ選手交代時期が近くなっています。しんどいはずの母はまだあそこには何々をと計画しているようです。無理をさせないようにと思っています。

北部の村の桜もちらほら咲き始めました。
後何回見るのだろうと母と話しながら家路に着きました。
暖かくなると、動きやすくなっていい。
すぐあせだらだらの季節も来る。

母が朝早く行って、竹の子を見に行こうと元気?です。
いまスモモの白い花が見事です。

日が淡々と過ぎていき、何もないのが有難いです。
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