farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

土を考える

2009-07-13 15:33:59 | Weblog
久しぶりに京都まで土を考える為に、軽トラで走ってきました。軽トラで110キロのスピード。自分で自分の大胆さにびっくりします。
軽快に山々の緑のなかを走ってきたのに、京都市内に入るとのろのろ運転。
講演先の行き方もはっきり分からず、走り、南に下がりすぎたり、行き過ぎたり、
汗の出るドライブ。でも開始時間迄には到着。

講演会のタイトルは
生きている土壌、エアハルト ヘニッヒ著の翻訳をされた元滋賀大学教授の中村英司さんの有機農業と土に関するものです。
全て納得して聞かせていただきました。根と微生物の働きによりゆたかな土が時間をかけてできる内容で、もやもやと母の畑仕事を見ていて、疑問に思っていた事の答えを見つけました。科学的に自然に農に向かうです。
そんな法で、アスパラやハーブなどを育てています。母は慣行農法で化学肥料、農薬も使います。私は少し覚めた目で眺めています。でも私がするときは変るはずです。
図書室勤務時代、なんとなく個性的なお顔をされた方がいらして(農学部の院生)
声をかけるとやはりそうで、講演会の裏方をされていて、京都西陣のお酒屋さんの若旦那さんになっておられ、有機農業に精通されているようでした。興味のあるところに行くと誰か知っている方がいるから面白いですね。色んな出会いがあって楽しい。皆さんからエネルギーをもらって自分らしい農業が出来ればいい。
しんどい、きつい、儲からないと念仏のように聞かされ続けている田舎での生活だが、方法次第で楽しくなるはずです。

京都の家(息子二人が住んでいる)へ行って、久しぶりのタイのグリンカレー、コロッケ、肉じゃがなど色々作って、洗濯、掃除などをして一泊して帰って来ました。帰りは上述の山岡酒店や亀岡に最近出来た大型農協直営販売所を見学しようと考えていたが、暑さの中で即高速で走り抜けて帰ってきました。
今日は疲れて家でゆっくり。いい年になると疲れがなかなかとれない。
先ほど大雨が降り、田んぼの見回りも急がなくてもいいかとゆっくり。
でも幼穂形成期に今水の管理は大事なので、見に出よう。

疲れた、暑い、売れないとマイナスばかりの話から脱して、京の都に出るのもリフレッシュできていい。帰れば京都がいい。京の車、人の多さからはやっぱり田舎ののんびりした緑の中がいいとわがままな私です。
コメント (1)
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