farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

畦付け鍬

2012-05-02 19:10:37 | Weblog
やっと小雨のふる一時間で残っていたあぜをつけ終えました。トラクターで土を練るのですが、練りが足らず、足で踏んで、少し略して畦に塗りつけておきました。これは日本農書で読んでいた江戸時代頃のやり方で、二度塗りの方法です。
ついにそれを実行する機会が巡ってきました。なるほど、やりやすい。簡単にぬれます。機械で走り回るようにつけておられる光景をみて、ピンチとかんじていました。しかしピンチはチャンス。能力向上のチャンスです。
女だって、段取りをしておけば、簡単にきれいに田んぼの職人になれます。
やっと全ての田の畦塗りを終了です。
畦鍬の働きはすばらしいものです。
形はシンプル。
よく考ええられた形状。美しいです。
泥を洗って写真に取りました。
機能的な美しさがあります。
ちょっと両側が反っていて、機能的です。

鍬のお陰で私はしっかり今年畦付けをマスターした感じがします。
10年を要しました。
この二年に間に、殆どの方が高額の機械を買ってつけ、ない方は依頼です。
私も以前、依頼して、楽をしようと考えました。
代金は払うが出来は不満足でした。
だから手でつけているわけ。
腕が強く、たくましく。

何でも、シンプルで、機能性の中に美があると、田んぼの中で感心している私の今日でした。
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ゆったり時間

2012-05-02 10:26:28 | Weblog
田植えを終えて、今朝は小雨。
ゆっくりです。
雪で枯れてしまったみかんやレモンの木。ミモザ、オリーブの木の切り詰め、ラベンダーの植え替え、のびのび展開するもみじの切り取り、玄関さきにも仕事が待っています。
草がはびこり、花の色もなくなり、緑の濃淡が広がって、前には代かきの済んだ田、山里には、サルの保育園があるようで、声が聞こえます。
ゆっくりしていると、色んな命の息吹が感じられます。
たまには、こんな時間が嬉しい。

午後から母を美容室へ。
私はハーブ畑のご機嫌伺いに。
今年は鹿の害に会わず、ルバーブも元気です。
ジャーマンアイリスも元気そうです。
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