farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

アライ熊、トイレに

2010-11-14 19:29:37 | Weblog
我が家のトイレは屋外である。昔風。でも勿論水洗で暖かい。早朝知らずに使用中、いやにダリが寄ってきて、クンクンしている。何故か分からなかったが、母が後からトイレに何かいるでとの事で、見てみると、奥にひっそりあらいぐまがいるではないか、びっくり。ダリが追い込むので逃げるに逃げられない様子。ダリをくくってから、私は噛まれたら困るので長靴を履いて後ろの窓から棒でつつくが逃げない。今度はホースを持ってきて水攻め。成功。まさかトイレにあらいぐまが潜んでいるなんて。
母がトイレの戸の開け閉めに困るので何時も開いているトイレ。いい場所を見つけたあらいぐまだが、ダリの追跡に困ったであろう。それにしても、野生のアライグマの恐い声。
縁の下によくダリがもぐりこんでいるが多分アライグマがいたのかもしれない。
ダリのお陰でなんとなく安心している私達。
でも、ダリは近寄るだけで声も上げず、追い込むだけでした。
道をいたちが走り抜けたりしているが、まさか後ろにアライグマが潜んでいるとも知らず、私、トイレで水をじゃーで、あらいぐまもびっくりしたでしょうか?



頼りになるような、ならないようなダリですが、夜道走る時はなんとなく怖いので、乗せています。


やっと、冬瓜の畑がきれいになりました。草を燃やし、なかなか面白い仕事です。煙もくもく、ほっとします。焚火って楽しいです。
オール電化の我が家では、火を見ることがないので、焚火は楽しい。
ゆっくりするから不思議です。
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荒らされたアスパラ畑

2010-11-09 21:56:17 | Weblog
田の仕事が殆ど終ったので、今度はやっと私のこだわりの畑へ。
まあ、ネットを張っているのに、いのししがネットを破いて、もぐりこんで、アスパラの根っこをあちこちで掘り返している。もう、呆れて言葉が出ません。お隣のお茶の木の辺りも、あちこち、ひどく掘り起こしています。大きないのししの仕業と思われます。山からの獣道がずっとあり、以前はハロウィンパンプキンが荒らされていました。今アスパラです。この畑は化学性のものは入れず、有機で土作りをしているので、いのししにとってhは魅力的な畑です。草も大きくなり、枯れて、後始末が大変。先ずネットを外して、くさを刈り、くさを引いたり、根っこを埋めたりでほんの僅かの仕事をしました。田の荒れと違って畑は深く掘っています。何を食べているのか、多分ミミズ。
それともあちこち電気柵やネットで遊び場がなくいらいらして荒らしているのかしら。猟期開始はもうすぐ。早く捕獲して欲しい。猟師さんは時がくるのをうろうろ待っておられるようです。
暫くこの荒らされた畑で過ごす事になります。まだ冬瓜の畑も整理できていないし、することたっぷり。少しなすの根っこを引いてきました。母が殆ど整理してくれていたので、抜くだけ。
母は沢山のたまねぎの苗を植えていました。次はキャベツらしいです。

今日は冬の到来を告げる、冷たい風が吹いて、木の葉がカサカサ舞っています。
冬です。
野菜もおいしくなる時期です。
今年は成長がおそく出来が悪く、野菜も高くなっています。
鍋の季節なのに、価格が上がると大変です。
でも私にとってはいいのです。
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やっと田鋤き終了

2010-11-08 18:49:49 | 米作り
お天気なので、お昼前から、問題の田をすきました。ぬかるんでいるので全てバックで入って体重で重心移動しながら立って運転です。もうだいぶ慣れて恐がらずにハンドルさばきも慣れたもの。問題なく鋤けました。これでやっと田の作業からの解放です。
きれいに水洗いして格納終了。なんとなくほっとします。
これで今夜の個人縁説会にも軽やかに出かけられます。お近所の方なので出かけてきます。おとなしい方なので、「もう少し自信を持って元気の出る話を期待します。今回は33名に対して定員は28名、大変な選挙になりそうです。選択肢も多くなってよく考えて投票したいと思っています。
当市は色々難題を抱えているが、本当に住みやすい市になってほしいものです。
私の関心は、中山間地の農業問題です。TPP問題などでこれから一層大変になるのですね。
自国の食料をいかに確保するのか、外国に依存するのか、われわれ皆に問われています。
若い人が農業で自立できるような、そんな国になって欲しい。
命を「育む農は大切なのに、おろそかにされているのはおかしいと思っています。こんな思いになるのも自らが土に接して生活しているからです。
都会住んでいる頃は、より安全な食べ物を意識して取っていましたが、ますますそんな思いが強くなります。
まだまだ野菜を栽培する時間がなく、母のお手伝いばかりなのですが、そろそろ野菜作りも本格的にしたいと、今後時間配分など考えながら、私の課題は大きくなります。
今年はトレビスなど作るのを忘れ、残念。濃い紫色は魅力的です。来年は忘れず、作付けしよう。
でも、ポロねぎを作りました。いのししがさわって少しだけですが、タケウチシェッフに楽しみに待たれています。
ほんの少しのねぎはどんなお皿のなるのでしょうか?お楽しみ、楽しみ。



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政治の秋

2010-11-07 16:06:43 | Weblog
朝から市議選の演説カーが大きな声をあげて走っている。
近所からも二度目の出馬。先回はお手伝いもしたが、今回は見送り。体調不良なのですから、仕方なし。明日は演説会があるそうで、お誘いを受けましたが、どうしましょ?
どの方にもあまり期待感がもてないでいるのです。最近の日本の政治状況を見ていると、何だかアホみたいで熱心になれません。期待していたのに、ころころ、にこにこでは信用できません。

して欲しいことを言ってといわれても、達成できないと分かってしまう。行政側視線で見ていては何も変わらない。

最近Japanese Americanの5夜連続テレビを遅くまで見ていて、戦争の残酷さを美名の下で見せられ、いろいろ考え込んでしまいます。さきほどもテレビでアッツ島の玉砕について、今も戦争番組がNHKで流れています。
日本を取り巻く状況もなんとなく怪しく、他人事ではないです。
誰も責任を取らない無責任社会。
一度みんなしっかり考えてみる機会かもしれません。
あの海での荒々しいシーン。何時戦争が勃発するかわかりませんね。そして知らぬ間に取り込まれていく。
選挙を前になんとなく運動に取り込まれていく過程は一緒かな?
今回は体調理由があったので、参加せず傍観しているが、自分の意志を大きな力の前にそれほど貫けるのかと考えてしまう。
今回後援会にも加入しなかった。何故って、何もなかったから。もっと説明とか、意見交換とかあれば参加するが、ただの名前だけならやーめたです。
自信を持って語られる姿には、関心も示すが、うつむき加減の方にはパーワーが感じられない。社会をよくしようとする気魄に欠ける。魅力がない。そんな簡単な訳で今回見せていただいている。
今もテレビで戦争前の番組が放映されている。
なんでこうも戦争番組が続く。

殺し合いの戦争なんかどこかへ行け。
何時も犠牲になるのは弱い人間。大きな力の犠牲になるのは、いやですね。
テレビ見すぎの私です。

お天気なので田を5枚鋤いてきました。今休憩時間。あと一枚、悩まされたモチの田んぼ。湿っています。トラクターを置いてきました。明日で終わりにしましょう。

戦争を知らない私。でも戦争はいや。
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明日から田んぼ鋤き開始

2010-11-05 20:26:15 | Weblog
やっと肥料撒きが終わりました。
お天気そうなので明日からトラクター仕事です。気持ちを引き締めて臨みます。でもぬかるんだモチ田はこの秋はパスするかもしれません。無理しないで行きましょう。
久しぶりの作業になり、ゆっくりするのでエンジン音で眠くなるかもしれません。
もうこの作業には慣れました。今年でもう7年目に入ります。早いものです。この間まで車にも乗れなかったのに、うそのようです。
案外メカニックな事が性に合っているような気もしてきました。でもまだまだ点検整備は依存しているようで、早く卒業したいと思っています。
おかしなことに、店に行っても工具類など見るのが好きになりました。
色んな機具があり、新鮮です。使いこなせたらいいなと思います。
私の小型ヤンマーはなかなかタフで愛着が湧いてくるからおもしろいです。農機具屋には、今度痛んだら購入するから、買え買えとせかさないようにと言っています。時が来たら買わなければ、仕事にならない。
最初は恐くて、すぐクラッチを踏む癖が出て、川に落ちそうになった事も昔の事になりました。機械を扱う時は本当に気を引き締めている自分が面白い。
明日はふわふわの土にしてやりましょう。土に感謝を込めて走りましょう。


この作業が終ると、陶器の展示会、チェンバロ ミニサロンコンサートのお誘い。
文化の秋を楽しみましょう。

その後はモミで堆肥作り、もう初冬の仕事です。湯気がふわふわ楽しい作業で、今年の農作業は終わりになるでしょう。
ああ、時間が過ぎる、過ぎる。通り過ぎて新しい年へ一目散。
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冬瓜

2010-11-04 20:38:37 | Weblog
フランスレストランに冬瓜をお持ちしました。
和風の野菜をどのように料理されるのか興味しんしん。思いがけないお皿ができると思います。タケウチ シェフのお楽しみにして欲しいと伝えています。
冬瓜は風邪予防、ダイエットに有効、ビタミンシー豊富。
私も何か試して見ましょう。
明日もまた畑でごろごろの冬瓜を回収してきます。
そうめんかぼちゃもあり、和風スパゲツーティをいかにして食しましょうか?


メタボ指数を抑えるために、毎日ダリとの散歩、朝夕二回習慣になりつつあります。
簡単に一万歩歩けています。
これで何とかよりスリムに。
でも急に減らすとどうしたの、疲れているの?と問われ、喜んでいいのか、悲しむべきか?
健康にはいいのです。


それにしても何故男の子はあまり喋らないのか?
大事なことも話さないので困ります。でも彼らのガールフレンドに伝えておけば通訳してくれるようです。彼女達を大事にしなきゃ。
例外は三男。よく話してくれるので、助かります。反応も早いので気持ちがいい。
三人も夫々新しい段階に入りつつあり、ほっとします。
私は背中を見せて勝負していきます。

昨日、ダリは二男達に久しぶりに会えて、大喜びで、はしゃぎ、夜はぐっすり眠っていました。サービスしすぎて疲れたのでしょう。また気の強い三人の単調な生活にもどりました。

お天気が続きそうなので、そろそろ田んぼ鋤きをしようかと考えています。それが終れば今年の田んぼ仕事は終り。ゆっくり田の改良もしたいのですがぼちぼち。

もち米も精米でき、日に当て、白濁を促しています。今年も苦労したけれど、モチ米が出来、良かった。やっていて良かったです。皆の喜ぶ顔が浮かんで幸せ。
お餅食べ過ぎて肥満にならないようにと思います。
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もみすり終了

2010-11-04 00:46:36 | Weblog
やっと籾摺りが終わりました。やっとです。これで米作り一年の終りです。
仕事で忙しすぎる二男が彼女と来て午後からし終えてくれました。文化の日、久しぶりの休みらしくゆっくりすればと言っていましたが、やってくれました。ブーツ姿の彼女、どう見ても籾摺りできる恰好でなく、ちょっとびっくりしましたが、私のエプロン、防寒ズボン、マスク、タオルと武装していい恰好で、初めてなのに、二人で仲良くしてくれました。
私はちょっと邪魔になりそうなので、モミガラを運んだりしました。
冬瓜の後始末も畑でしました。大きな冬瓜がごろごろ。そうめんかぼちゃもごろごろ。軽トラ一杯です。
毎日これからインショップに並ぶでしょう。
なかなか売れなったのですが、最近はとく売れている商品です。
母が売らないからもう作らないとこぼしていましたが、やっと私も元気が出てきて、売り出します。冬瓜は草防止にはいい野菜で畑中張っているようでしたがたくった(あとかたずけ)のですっきり。母は次何をうえるのでしょうか?
いろいろ考えているようで、87歳のパーワーに圧倒されます。
こんにゃく芋を植えていたのですが、知らぬ間に母は処分していました。
こんな事はしょっちゅうで、私の怒りもどこへやら。元気な証拠なので目をつぶっています。
畑を私に占領されたら困るようです。元気です。最近ますます元気で白菜作りに熱中で、農業祭に出品したいらしいかな。沢山の品評会の賞状が自信の程を語っています。
まだ挑戦したそうです。今年は認めてあげようかと思っています。昨年は若い方にチャンスを与えるように言っていましたが、まだ挑戦してもいいかもしれない。長生きの秘訣です。何かに挑戦すること大事。
こんな母、腹が立つ事も多いのですが、ありがたく思わないとばちが当たりますね。

今夜はほっとしてお茶を飲みすぎ、こんな深夜になりました。何を書いているやら心配。
お休みなさい。

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高額な農業機械

2010-11-01 21:08:45 | Weblog
最近新しいトラクターで耕しているので、誰かと思うことがあります。
この頃の機械は戦車を思わせる、ぬかるみに強いものです。
私のものはもう20歳を過ぎていますが、なかなかの働き者で、気に入っています。しかしそのうち新しいものに買い替えの時期もくるでしょう。
最近新しいのを購入された方は今度ダウンしたらもう廃業やと言われてびっくり。でも本当にコストがかかってそんな気になることがあります。こんなに疲れて、やっておれないとこの秋私もちらっと考えました。
機械で女性でも米作り出来ますが、本当に疲れます。機械扱いには神経が張って、肩こりがきつい。真剣、集中が要求されています。
こんな中、米の値段は安価では、誰だって嫌気がさすでしょう。
若い方の次は廃業やと言われた時、へえ?と思いましたが、今中山間を取り巻く状況は大変さを要求しています。それに反して、この秋、農業行政にたずさわる方の能天気さにはあきれ果てました。あの時の私の怒りは顔まっかか。
こんなありようですから、今後中山間農業はどうなるのでしょうか?
若い方には何の魅力もないでしょう。
私も年々疲れで放棄しなくてはならない土地が出てくる。草だらけ。そんな土地を4箇所抱え始めました。一人では管理できない。いのししの遊び場になるだけです。
でも草だらけを見るのがいやで草刈りをしていますが何のメリットなし。
70歳代の方々が引退されたらどうなるのかと思い始めています。
私もあと何年お米作りが出来るのかと考える事があります。

若い方の新しいトラクターが駄目になったら、廃業という言葉が非現実的でないのが寂しいと思いました。
そして村もどうなっていくのかと思わされました。

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