どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ウルトラバイオレット」

2006年07月08日 | 映画
歌舞伎町の映画館で「ウルトラバイオレット」を鑑賞。ラーメン食べてお腹いっぱい状態で見始めたからか、内容がつまらなかったからかどうか分かりませんが結果的に殆ど寝てしまい入場料を無駄に払ってしまった印象。ここまで内容さえ覚えてないぐらい寝たのは「ハリーポッター2」以来か?・・。感想は書けませんが覚えているのは最初の15分ぐらい。後はなんかミラ・ジョボヴィッチの加工された肌のCGみたいな表情と格好いいお姿。と子供が1名と鼻の穴に何か詰め物をした悪者。この3人しか出演者はいなかったみたいな印象。後はなんか敵兵みたいな連中を蹴り倒してたような。何度もウトウトとして起きたり寝たりの繰り返しだったんですが、その度に同じような場面が繰り返されていたような・・。どうもCG的でアニメ的な映像に付いて行けなかった感もある。クレジット見てたらこのCGって僕が昔、一時期よく仕事した香港のCG会社によるものだったみたい。今やハリウッド映画も手がけているんですね。と思いました。でも、この映画は殆ど香港?出資のような感じでしたけど。映画としては「バイオハザード」となんとなく重なる印象もあったかな。まぁ、殆ど寝てたのでちゃんとした映画の感想は書けないのでこの辺で感想はおしまいにして...別の「ウルトラバイオレット」のお話でも。
ウルトラバイオレットっていう名前の人が60年代にいたのを知ってるだろうか?
まず、この映画を知った時にはウルトラバイオレットさんの自伝映画が出来たのかと思ったぐらい。(写真見て違うと分かったけど)アンディ・ウォーホルのスーパースターの1人で彼の映画に出ていた。サルバトール・ダリの愛人?としても有名だったという髪を紫にしたセレブな女性で「さよなら、アンディ ウォーホルの60年代」という本を書いた人。この本は大学の時に読みました。ウォーホルの伝記だと思って読んでたら途中からウルトラバイオレット自伝的な内容に変化してゆく本でした。面白い女性ですが、なんだか自分を売り込もうと目立とうという姿にはちょっと嫌悪感も。だけども正直にウォーホルの性格とかにも書かれており実は嫌な面とかも沢山あったのだと知らされたりしたものです。ウルトラバイオレットさんで覚えているのは指輪代わりにボーリングの玉を常に指というよりも手に着けていた時期があったという話。これは面白い発想。重いだろうけどもダイヤモンドよりも目立つし印象的だよね。とにかく目立つ為にはなんでもやる。こういう性格の奴は正直嫌いなんだけども、こういう風になってみたいという願望は僕にも実はある。とことん人の注意を惹くような奇抜な事を平気で滅茶苦茶やってみたいし、悪態をついてみたい。なかなか出来ませんが・・。

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「からっぽう」

2006年07月08日 | 舞台、ライブ
朝に起きれてゆったり過ごす。今日の仕事は無くなったので昨日、行けなかった舞台を観に行く事にしました。シネマキャバレ-での仲間であるちかりんの出ている舞台。弾丸ママーという劇団の「からっぽう」っていう舞台。前に見た「シネマな凡人」という作品ではちかりんは良かったのだけれどお話に乗れずにそんなに面白いとは思えなかったのですが、今回はいかに?
シアターサンモールという劇場へ。相変わらず舞台美術が素晴らしい。照明とかも前回と同様に凄く良い。この辺りはこの劇団は完璧ね。後はそれに負けない内容、お話が付いてくれば良いのだが・・はたして。今回の舞台はそういう意味で前回よりも良かった。単純にお話も良くてすんなり入れたし、役者の芝居も前回よりも生き生きしていたように思える。印象的なのはハゲの人。ちょっとした仕草なんかがとても効果的で上手い。あれはなんちゅうかセンスですな。
コメディの要素をうまく出していて真面目にやりすぎると悲壮感のある内容を見やすいものにしている。ちかりんの役は・・まぁ脇役でしたね。表情で一生懸命睨みを効かせている所が印象的で無難にハマっていましたが、もうちょっと目立ってやっても良かったのでは?とも思う。
手足の動きを大きくするだけでももう少し違って見えると思います。お姉さん達の中では赤い衣装の人が目立っていました。
今回の物語は最初からスムーズに話に入っていけたし、興味深くいいテンポで楽しく見れて良かったのですが、中盤から急に僕の中の集中力が切れたのかなんなのか、テンポがスローになってきて・・疲れてきた。なんとなく先は想像がついてるのだけどもそこに行き着くのがゆっくりで前半の良かったテンポや役者のノリが急に生きなくなってると思った。そんな訳でちょっと眠気も起きてきてもったいない事に。周りの人達から鼻をすするような音が聴こえてたので僕以外の多くの人は感動していたみたいでしたけど。そんな訳で最後はちょっとノレなかったんだけども前回の舞台と比べれば倍は良かったと僕は感じた。
内容は今回もちょっと僕に重なる部分が含まれていたり・・。今、僕は親父と2人暮らしだし、母が亡くなった後に、若き日の母の日記が出てきて読んだりした事もあるのです。内容的には今回の舞台とはまるで違いますが時代的には同じような感じです。少し思い出した。
舞台終わってちかりんに挨拶してから歩いて新宿まで行く。
中古DVD屋に寄って物色。「シン・シティ」Premium editionと「マネー・ピット」のDVDと「ドラキュラ」「フランケンシュタイン」のサントラCDを購入。
サントラはそれぞれ100円という安さでした。「シン・シティ」は劇場で見逃した映画。はたして面白いかな?おいらの仕事で使ってるマシンで色々と映像のトーンを作り上げた映画との事。「マネー・ピット」は当時、劇場で見た。無茶苦茶面白いという映画でもないがなんとも憎めない楽しい映画だった記憶がある。特に印象的で大好きな場面があり、それが見たくて衝動買い。お湯を入れたら風呂桶が2Fから1Fに落っこちてしまい・・・トム・ハンクスがそれを見て気が振れたように変な笑い声を出す場面。あのシーンは最高でした。
それから、本屋に行ったりしてから神座ラーメンへ。おいしいラーメンを食す。ごっつい美味い。スープ殆ど飲み干す。そして何か時間的にちょうどいい映画でもあったら見てから帰ろうと映画館のある方へ移動。「ウルトラバイオレット」っていう映画が丁度始まる時間だったので見て行く事にしました。

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