どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「コーヒー&シガレッツ」「ポゼッション」

2008年04月29日 | 映画
今日は撮影の立ち会いは無くて休みになりました。昼過ぎまで寝て、起きてから天気も良いので外出する事にした。何も食べてなかったので久々に「スタ丼」へ行き野菜炒め定食を食べました。量が半端じゃなく食べ過ぎは良くないけれども完食。お腹いっぱい。ドンキホーテに寄り、色々と買い物。GWには何か料理に挑戦が自分なりの課題だから何か材料を買っておこうと買いました。しかし、いきなり難しいものなんて作れないから・・と結局、料理とは呼べないような材料しか買えず。パスタを作る事にした。だけど肝心のソースは瓶詰めのもので暖めて終わりというようなもの。輸入ものの美味しそうなの買いました。それからレンジでチンするだけで出来ちゃう御飯とかリゾットとかカレーとかも購入。これじゃ料理じゃないな。だけどコンビニ弁当よりはマシかな。たまには台所に立つ事から始めましょう。まずは鍋とか使ってみましょうか。
帰りにレンタルビデオ屋にも寄って4枚借りました。60分のホラーが2つ収録されてるシリーズ「13thirteen」を2つと「コーヒー&シガレッツ」「ポゼッション」
帰ってから早速「コーヒー&シガレッツ」を鑑賞。とてもシンプルでくだらない会話だけの作品。こういう映画を今度作りたいと思っていたので、とても参考になる。まんま、やろうとしていた事を上手く既にやられていたという感じだ。なんでもないお話だけど飽きる事なく見れました。味のある役者が実名で登場してしょうもない話をしてるだけなんだけど、その内容の無い自然さが面白くてちょっぴりユーモアとかもあって楽しめた。
一番良かったのは知らない女優さんが一人でコーヒー飲みながら煙草吸ってる所に何度も店の人がコーヒーを注ぎ足しにやってくるだけという短いもの。なんか良かった。イギー・ポップとトム・ウェイツの話も妙な可笑しさがあって良かったな。変に噛み合ってない話とか煙草についての会話とか。それから最後のテイラー・ミードさんが良かった。味わいある風貌になったアホの坂田師匠みたいなおっさんの渋さとおかしさ。なんか何でもないまったりとした時間を過ごす贅沢さや楽しみ方みたいなものを感じさせるいい終わり方でした。

それから風呂に入って「ポゼッション」を軽く見る。イザベル・アジャーニ主演のクレイジーで美しく汚く切ない?映画です。大学時代に初めて見て衝撃を受けてなんかよく分からないんだけど、好きな映画です。
当時「ミルクマン」を作る上できっかけにもなった影響を与えてくれた作品です。
とにかく冷たい青色のトーンと血の赤さ、そして緑の綺麗さが出た全編動きっぱなしのカメラの映像と、とにかく凄い演技の女優イザベル・アジャーニを見るだけでも何度でも見たくなる不思議な映画です。
明日は早朝から撮影立ち会いです。朝早いんだけども、今晩もなかなか眠れず日記を書いたりしているうちに結構遅い時間になってしまった。数時間ですがそろそろ寝ないと!遅刻しないようにしなくちゃ。明日は全て合成絡みの撮影です。

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