どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「テンタクルズ」

2009年04月08日 | 映画
先日見てなかなか気に入った映画「デアボリカ」の監督による映画「テンタクルズ」を鑑賞。昔テレビで見てるんだけど部分的にしか覚えてない。暗い場面が多い退屈な映画だったような記憶。
見直してみて前半なかなか面白く「ジョーズ」のパクり演出なんだけど楽しめた。カメラワークも良い所があったり、音楽も細切れに使われたりして、この映画面白いかも!と思ったが、それは最初だけでだんだんと退屈な場面がダラダラ続くようになってゆきました。有名俳優が沢山出ていて活躍してゆくのかと思いきやどんどんフェードアウトしてゆきます。イタリア系美人女優が目を惹きますが、あっけなく巨大ダコに襲われ、いなくなってしまいます。ここが一番の見せ場で記憶にも残ってた所。
その後はもう惰性で映画を見る感じでした。そして最後、あぁそうだった!と蘇る結末を見て終了。
後半は台詞も無くまるでミュージックビデオのような展開です。凄く間延びしてタルいのですが音楽はなかなか良かった。始めのフレーズは携帯の着信音にしたくなる旋律でした。
この映画はワイドスクリーンの画角の映画で、テレビで見た時は左右が切られていた為、更に酷い印象だったんだと思う。いくつか撮影では良いなと思える場面はあったんだけどね。
しかし、こんな映画に何故有名大御所俳優が出演したのだろう?脚本もつまらないものなのにね。
「ジョーズ」のヒットにあやかって作られた巨大タコが人を襲うパニック映画。

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