どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ウォッチメン」

2009年04月10日 | 映画
夕方から病院へリハビリ行ってから隣駅へ映画を見に出掛ける。時間が凄くあるのでアウトレットモールをブラブラと。なかなか服とかって、なんかこういうきっかけが無いと買わない。そして帽子を買って、Gジャン買って、Tシャツ(いつもの店で羽根の柄のやつ)を買いました。
それでもまだ映画まで時間があるので時間潰し出来そうな、いつも食事注文してから出てくるまで時間のかかるアウトバックスって店でハンバーガーでも食べようかと思ったが、入ってみたらメニューが少なくなってて無くなってた。しょうがないからパスタを注文した。海老が旨かった。パン食って時間を潰してから、いよいよ映画へ。今日見る映画は「ウォッチメン」。3時間近くある長い映画です。気合い入れてじっくり見たいと思う。
感想は後程、追記します。

プレミア・スクリーンっていう、ちょいと豪華な環境で鑑賞。映画は面白かった!3時間近くある時間を感じさせない映画で興味深く見れました。内容は殆ど知らないまま見たので、こんなにもろにアメコミなヒーローものだとは思わなかったけれど、漫画っぽい見かけとは裏腹に内容はなかなか深いものがあって良かった。
タイトルバックから映像に惹き込まれ(ボブ・ディランの音楽も良い)映像の面白さやビジュアルセンスに感心。ビジュアル・イフェクツもCGも見事で細かい渋いこだわりが感じられる映像で映像だけ見ていても飽きない感じだった。また音楽の使い方も良くて80年代の良く知る曲が沢山流れます。一部ミュージックビデオを見てるような感じではあったが映像から伝わるものが結構ありました。登場人物も新鮮で、みな知らない役者さんばかりでしたが変な先入観も生まれず見れたのでそこも良かった。みな良い芝居してたし。
なんじゃこいつは?と笑ってしまうような場面なんかもあったけども、その世界感に無理矢理引きずり込まれた感じ。かなりシュールというか面白い場面も多い。
実際の歴史的背景や事件なんかもうまく混ざっていて思ってたより、一本筋の通った物語を通して色々と考えさせられる内容でした。

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「レーザーブラスト」

2009年04月10日 | 映画
DVDで「レーザーブラスト」を鑑賞。いかにもチープでB級なSF映画なんだけれども昔に雑誌とか特撮の本とかで見たトカゲ形のエイリアンだとかのデザインとかが印象に残っていて映画の本編も一度見てみたかった映画。
いきなりこのトカゲ形のエイリアンも登場し、今や懐かしいストップモーション・アニメーションのいい味の動きを見せてくれます。この特撮を担当したのはデイブ・アレン。この人の自主映画的な特撮はいつもなんか憎めない良さがあって好きです。この冒頭の数分で描かれるエピソードの後はなんとこの宇宙人は殆ど登場しません。なんだか騙されたような気分。といいますかこの後に描かれる本編というのはこの冒頭の数分をただひたすら引き延ばしたような内容で凄~く単純な話を長~くダラ~ッと描いてくれてます。正直退屈する場面が多い。
主人公の男の寝ぼけたようなラリったような表情が間抜けに感じる。恋人の女の子はまぁまぁ良かったかな。
他の脇役はなんかコメディー調の連中ばかりでまぁくだらなくて面白い芝居をしていたな。この内容の無い映画にはピッタリな雰囲気でした。
主人公が謎の片腕レーザーブラストを装着したら人が変わっちゃって何がしたいのか分かりませんが色んなものを破壊させてゆきます。沢山の車とかを爆発させて乗ってる人とかいっぱい殺しちゃいます。
この爆破シーンが単純に迫力があって見応えがあります。なんだかよく分からないけど車が爆発する度にスローで映し出されて、その勢いとか美しさに暫し呆然と見てしまう何かがありました。きっと主人公もそういう気持ちだったからやったんでしょうね。と無理矢理納得。たまにはここまで中身の無い映画をダラッと見るのも良いとは思います。人が変わって表情も豹変した主人公が嬉しそうに暴れたり踊ったりする様を見ていて、この役をイギー・ポップが演じていたら最高だったのになぁ~と思いました。
最後にトカゲ形のエイリアンが再登場してこの意味不明な悪役主人公をやっつけて映画は終わります。
なんだ、このトカゲ形のエイリアンはいい奴だったんだ。くだらないけど面白いオチでまぁ好感は持てる映画です。心意気が感じられるのは「スターウォーズ」の看板がこれ見よがしに出てきて、それをレーザーブラストで爆破しちゃう所。低予算のB級いやZ級の映画だけども俺達も頑張ってんだぞ!どーだ。まいったか!って感じがちょっといいね。
この映画、ある情報筋から聴いたのだがテレビ放送された時は冒頭のトカゲ形のエイリアンのエピソードがカットされて放映されたらしい。なんと!一番の見所シーンなのにね。その後のグダグダな部分から始まってあの唐突なエンディングで終わるって・・何も知らずに見たらある意味ビックリであり面白いかもしれないが、殆どの人がなんじゃそりゃ?って思うだろうな。

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