どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「サスペリア・テルザ 最期の魔女」

2009年04月25日 | 映画
今日は朝から某映画のノイズ・チェック要員として急遽呼ばれて映画見る。ノイズ発見したらバカウケがもれなく貰えるというシステム。それなりに発見して食べながらチェック。映画の中身にはちゃんと入っていけません。
ロール5以降はノイズ無しという事でチェックなし。そんな感じで映画の半分ぐらいだけ見て仕事終了。続きは劇場で見てくれだってさ。
なんじゃそりゃ!ですわ。数時間作業を待てば続きも最後まで見せれるとの事でしたが、それより本日初日のダリオ・アルジェント監督の新作「サスペリア・テルザ 最期の魔女」が見たくて夕方から渋谷まで見に行ってきました。
最近作はムラがあるからどうかな~と期待半分で見てたんですが、色々とありますが結果的には予想以上に面白く満足の出来でした。かなり狂ったぶっ飛び映画だったと思います。
凄くテンポも良くて盛り沢山な内容でやりたい放題な感じと現代の設定で信じがたい魔女という題材でも徐々にその世界観に引きずりこむという力技に感心しました。
新生アルジェントなパワーを見た感じです。まぁやってる事は相変わらずな面も多かったけど、そういう所は昔からのファンとしてはなんか嬉しい部分もあったね。新しい事に挑戦してる部分もあった。
しかし、全体的には今までのいい映画も悪い映画も含めて集大成的な色合いを感じる映画だったように感じた。
個人的にはサスペリア・シリーズならば原色バリバリの照明の世界観で描いて欲しかった気がする。内容的にも無茶苦茶な世界観なのでリアルさよりも映像的にも原色に振り切るぐらいの方が入りやすかったんじゃないかなと思うのだが。
あまり内容については初日に見たので書かないようにするが、魔女に関してだけ一言。相変わらず最後は弱すぎ!びっくりするぐらい!よく考えたら今までもそうだったよね。そこはあんまり過度な期待をせぬように。
でもその後で面白く無茶苦茶な展開が待っております。
劇場を出ると「ぴあ」の満足度調査のアンケートを取られた。初めてです。75点と答えておいた。
その後ミクシーのダリオ・アルジェント・コミュニティの人達と会ってオフ会に参加。ホラー映画好きな面々と楽しく飲む。ホラー映画映画話ばかりで飲むのって普段あまり無いからかマニアックな話で盛り上がりました。色んな世代のホラー映画との出会いとか好みとかが聞けたのが面白く、色んな見方があって良かった。
あぁ、今年の怪奇劇場のテーマは魔女だよな。何か作れないかなぁと思いつつ、魔女で本気で怖がらせる映画ってやっぱり難しいよな。どうしても笑いに振れそう。今日、映画のエンドロール眺めてる時にふっとアイデアが降りて来たけど、ほんのキッカケに過ぎない。折角の魔女映画の最後に授かったものだから、ちょっと真剣に考えてみようかな。小規模なもので。

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