どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「パラダイム」

2014年10月27日 | 映画
劇場で観た時から大好きでお気に入りの映画「パラダイム」をDVD持ってるのにブルーレイの高画質で見たくて衝動買いした。サラウンド・ヘッドホンで大音量で鑑賞。
この映画の大きな魅力は音楽にあります。オープニングとエンディングの音楽が凄く良くてそこは何度も見た所です。しかし全編通して見るというのは久しぶりでした。
アナログな特撮と恐怖の対象を直接見せない絶妙な見せ方でなんとも言えない不気味な雰囲気を醸し出していて今見ても何だか分からない恐ろしさと魅力を感じれました。
しかし思ってたより中盤の展開はタルいというかテンポ悪い部分も目立ちました。
思い起こすと80年代の映画で1999年という世紀末と言われていた時代より前の作品です。その時代は既に過ぎてしまいましたが、その前に見るのと後に見るのとでは印象は随分と違うと思う。当時劇場で見た時は何か分からないけども真実味も感じたりしつつ見れてた気がします。
今は単純に好きな懐かしい映画として見ている部分があります。
音楽がやはり最高で気分を盛り上げてくれます。カーペンター監督の映画は彼による音楽とセットで独特の良さを感じる事が出来ます。音楽無しだと魅力は半減だろうなぁと思います。
単調なリズムが妙にドキドキするというかワクワクするというか大好きです。
ブルーレイはあまり特典映像は収録されておらず残念でしたが音声解説を最初の方だけ聴いてみる。興味深い話が色々聞けます。今度時間のある時にでも改めてじっくり聞きたいと思います。


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