どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「アンダーグラウンド」

2014年10月19日 | 映画
自主映画仲間達の多くが絶賛していたが見た事無かった映画「アンダーグラウンド」をブルーレイで購入したが長そうな映画なのでなかなか見ずにいたのだがやっと鑑賞。
殆ど内容知らずに見たのだが無茶苦茶で賑やかな変な映画でした。騒がしいキャラクターの行動が見ていて可笑しく笑えちゃいます。前半はそんなドタバタ描写ばかりが目立ち一体どんな話の展開になるのか見えませんでした。尺がパッケージに150分と書いてあるからその辺で終わるのだろうと思ってましたが終わらす。まさかの誤植のようで終わりが見えず。
そして話はいつの間にかただただ賑やかだったものから不思議なぐらい印象がぐっと変わって何とも言えない感情に訴えるものがあり壮大な物語性を感じちゃいました。ユーゴスラビアの歴史をもっと知っていれば更に感じるものがあったとは思いますがあまり知らず逆に勉強になりました。ユーゴスラビアって国はもう無いんですね。今はセルビア・モンテネグロというらしい。そんな事も知らなかったのでありました。
そんな国の歴史をブラックで賑やかなユーモアで間接的に描いた映画だが最後はなんか寂しい部分と幸せな思い出のようなものと門出のようなものを感じた。
随所に映画的に素晴らしい映像が登場しました。ラストシーンは凄い印象的。
3時間近い映画でした。


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